キャバクラオーナーによるキャバクラ、ガールズバー経営で成功する極意～スタッフ２～

よく「トイレがきれいな店は良い店だ」なんて言いますよね。
私が思うにこれは
「トイレの隅々まで掃除が行き届いている店は他にも細かいところにまで気配りがされているから良い店だ」
ということだと思うんです。

キャバクラの店舗運営に限らず、細かい気配りをした方が良い部分は山ほどあります。
テーブルを拭くという点でも、側面までしっかりと拭いてあるとか、グラスの汚れでも、光の当て方で水滴汚れがないかとか。
営業中であれば、お客様のしぐさや表情、声色、キャストの表情、スタッフの動き、服装や髪型に至るまで本当にキリがありません。

それを一人で全てチェックし改善するのは非常に難しいので、できれば全員で手分けしてお店の環境を良い状態にもっていきたいです。

気配りと言えば、以前ウチのお店でこんなことがありました。

その日は夏の暑い日で私もその店に出ており、週１ペースで利用して頂いているお客様がお一人で来店されました。
店の出入り口から一人のスタッフが席まで案内し、私が挨拶にいきました。
その時にお客様が散髪していたことに気づいた私は「髪サッパリされたんですね！この時期は暑いですもんね！」などと話していたところ、お客様のキープボトルを席まで持ってきた店長が「凄くいい色ですね！めちゃくちゃ似合ってます！」と声をかけたのです。
私は、髪を切ったことには気づいたもののカラーまでは気づきませんでした。
店長の言葉にそのお客様はとても嬉しそうに
「いや～似合ってるかどうか心配だったんだよね～」
と答えました。

そして指名のキャストがその席につく前に、こそっと「髪色ね」と耳打ちしていたのです。
おいおい店長！やるじゃないの！俺がちょっとバカみたいじゃないの！

私まで嬉しくなる出来事でした。

その日もシャンパンを開けてくださり、ソウメイブランドブランを私と店長もしっかり頂きました！

続く・・・