「ポスターを作れ!!」WEBデザイナー科日記48日目
2022年6月20日職業訓練校のウェブデザイナー科の48日目の授業があった。
その日のあったことを備忘録的に記載していく。
まずは自己紹介。
①自己紹介
・ぴざぁるです。
・24歳
・男
・独身
・ニート歴10ヶ月目!
・ウェブデザイン未経験
・とにかくフリーランスになりたいです!!!!
挨拶
今日は特別な授業の日でした。
外部からここの職業訓練校WEBデザイナー科の卒業生で現役のデザイナーの方が一日授業をしてくださる、職業人講話という授業の日でした。
朝学校に来たらいつもの担任の先生では無い方が既に教室にいてびっくりしました。
外見は赤色のシャツに赤色のチェック柄のズボンに木村カエラのようなオレンジ色のボブカットのすごく個性的でおしゃれな40代くらいの方でした。
↑このくらいのインパクトがありました。
以下、仮名でアスカさんと呼ぶことにします。
まるで漫画に出てくるようなとてもキャラ立ちした方でした。
見るからに赤がその人のテーマカラーで覚えやすかったのであえてそうしてるのかもしれません、っと勝手に想像してます。
黄色のパーカーといえばひろゆきみたいな感じで。
今日はそんな講師の方をお招きした授業がどんな感じだったのかをリアルに書いていきます。
webデザイナー科48日目の授業内容
まず1時間目はその人の過去の話でした。
現在アスカさんは、広告代理店の広報活動で主に紙を使った印刷業務とWebデザインを担当しているそうです。
そちらの会社では紙が8割でWebデザインが2割の業務内容だそうです。
なぜその仕事に至ったのかを幼少期から遡って話してくださいました。
ざっとまとめるとこんな感じです。
・幼少期から活発で明るくとてもデザインが好きで曲がったことが大嫌いな性格だった。
・服に興味があって小さいときは服飾を将来やっていくのかなとぼんやり思っていた。
・大学を卒業後、就職をする時にレールに乗った人生がとても嫌で周りの人間が就活をするのを横に全く就職する気が起きなかった。
・バブルの流れでなんとなくフリーターに憧れがあって定職につかないことにした。
・自分のデザインでやっていくんだ!と心に決めて1人でネットで自分のデザインしたグッズなどを販売した。
・するとなかなか上手くいって事業を拡大していき、従業員を抱えることになった。
・従業員を抱えてしまうと、管理業務や運営業務をしなければならず自分が先頭に立ってデザインをやれないことにヤキモキしながら日々を過ごしていた。
・そんな時、従業員が会社の金を横領していることが発覚してしまう。
・苦悩した結果、裁判沙汰にはしずに会社を譲渡する形で仕事を畳むことにした
・そのことにより人間不信になってしまった。
・しかし、仕事をしなければ食べていけないのでデザイン事務所にコネで入ることができた。
・だけどそのデザイン事務所では制服のようなものがあり、服に強いこだわりを持っていたアスカさんは会社と揉めてしまい辞めてしまう事になる。
・そんな中、ここの職業訓練校WEBデザイナー科の存在を知り新しいことをしたいと強く考えるようになりハロワで手続きをして入校した。
・僕と同じように5ヶ月間ここで学んだアスカさんはたくさん就活した後に、一番自分の理想に近い働き方のできる今の会社にWEBデザイナー枠で中途で正社員で入ることができた。
そんな感じで自己紹介をされました。
感想としては、めちゃくちゃ波瀾万丈で自分の軸がしっかりしていてそのせいで良くも悪くも人生が決まってきているんだなぁという印象でした。
あと、一番感じたのはこうゆう自分の強いこだわりと信念、人とは違う価値観、個性を持った人がデザイナーになるんだろうなぁと強く感じました。
後半の授業では、デザインの仕事を疑似体験する授業でした。
その内容は、グループワークでポスターを作成して発表する。というものでした
先生が適当に指名した3人のグループで固まってコンペをするような感じで具体的な案件に沿ったポスターを作成します。
その案件は、
アロンアルファという接着剤を若者に向けて普及する広報ポスターの作成です。
A4ポスターという指定でした。
↑こちらがみなさんご存知のアロンアルファです。
個人的にはしょっちゅう使うのでみんな知ってるものだと思っていましたが、僕よりもっと若い方はもしかしたら知らないかもしれないと思って24歳にして若干ジェネレーションギャップを感じました。
まず先に僕たちが作ったポスターがこちらです!!
どのようにこのポスターを作ったのかを説明すると、
まず最初にキャッチコピーを考えました。
若者に馴染みがあってかつストーリー性を持たせたポスターが良いという方向性で決まりました。
アロンアルファのサイトを見ると、結構ネタとかパロディに走ったものが多かったのでそんなような雰囲気も残したいと考えました。
そこで、いつも暮らしのそばにあるアロンアルファを表現する若干古くさい感じにのコピーとしてズッ友だよ。という言葉を思いつきました。
若者言葉というほど若者らしくもない感じをあえて狙ってる感がシュールでインパクトがあるのではないかと思いました。
フォトショップでマグカップのとっての部分を分離させて、その横にアロンアルファを置いておくことでいつも暮らしのそばにアロンアルファがある感じを出しました。
それだけでは寂しいのでマグカップの中にこのアロンアルファを作っている東亞合成株式会社(とうあごうせい)のマークを入れました。
これもただマークを貼り付けるだけでは、浮いてしまうので透明度を下げることによって本当に回り込んでロゴが張り付いてるように工夫しました。
あとマグカップと、アロンアルファを下に反射させるように加工することによって立体感を演出しています。
バックのカラーを黄色にしたのはアロンアルファのカラーに合わせるためとインパクトのためです。
これをスクリーンに映して、制作の意図や工夫した点などを発表していきました。
どの班も全く違うものになっていてすごく面白かったです。
コンセプトも売り出したい点もキャッチコピーもクオリティも全部違って、とても自由な感じがしました。
これがデザイナーの仕事なのかととても良い体験ができたなぁ〜と思いました!!
WEBデザイナー科48日目のまとめ
今日の特別授業を通してWEBデザイナーやグラフィックデザイナーの解像度がとても上がりました。
こんな感じで案を出し合って一つのものを作成するのは難しさもあるし、それと同じ以上に楽しさもあるなぁと感じました。
アスカさんの自己紹介の言葉を思い出しました。
自分で建てた会社を断腸の思い出手放した時に、人間不信になって自分の力だけでやっていくんだ!という気持ちになったアスカさんでしたが、
いつも支えてくれたのは企業時代の仲間や、ここの職業訓練校のWEBデザイナー科のメンバーや先生だったそうです。
その人たちとは今でも連絡を取り合って仕事を回すなどしてパートナーとして関係を続けているそうです。
そうした経験から、1人でやろうと決めつけづに周りの人間を頼りながら繋がりを大切にして仕事をしていく人間関係が一番大切であるという結論に至ったそうです。
今日の授業でグループワークをあえてさせたのはこうゆう大切さを気づかせるためだったんだろうなぁと気づくことができたのでとっても良い授業でした。
人見知りで内向的な僕だけど、僕なりに人間関係を大切にしていこうと強く思った1日でした。
明日はどんな授業があるのだろうか?
そんな感じで職業訓練校についてリアルな授業風景を自分の備忘録的に記録していきますのでよろしくお願いいたします。
僕と同じように未経験からwebデザイナーを目指している方、すでにWEBデザイナーの方などもちろん何となくこのブログを見た方、ぜひお気軽にコメントください!
一緒にWebデザイナー目指しましょ〜
これから職業訓練でWEBデザイナー科を検討している人にとってこの拙い日記が何かの手がかりになれば幸いです。
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