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稔さん → ANNラジオ → teamSixTONES!

今日はラジオとチームのお話。

「稔さん」の文字面とアイキャッチから、おっ!「カムカムエヴリバディ」ネタか!?と思ったそこのあなた、残念!

ラジオはラジオでも、リアルの方。
深夜ラジオの鉄板「オールナイトニッポン」の話をしたいと思う。

なんで私がANN(All Night Nipponの略ね)を聴いたのかというと、そう、カムカムの稔さん好きが高じたから。
(稔さんと松村北斗については、少し前にいろいろ書いたので、よければコチラをお読みください。)

稔さんの「中の人」である松村北斗は、ジャニーズのSixTONESのメンバーなのだが、そのSixTONESはANNラジオの土曜深夜枠を持っているそうで。
松村北斗についていろいろ教えてくれるSixTONESファン(teamSixTONESと言うらしい)の皆様が、ANNぜひ聴いてみてだの、逆に、聴いたらあかんまだ早いだの、一時期やたらと盛り上がっていたのだ。

とにかく稔さんと「中の人」のギャップが凄いらしい。

ほー、それは気になるなぁ👀✨
そんなにギャップがあるなら、ガツンと最初に最大級の衝撃を受けてみようじゃないか!

って、軽いノリで、ANNを聴いてみようと思った私。

この後、松村北斗の回(11/13OA)を聴いて、強烈なカウンターパンチを受けることになる。

…のだが。

ちょっとその話は先延ばしするとして。

今日はまず、SixTONESANNの直近回(12/18)について、触れたいと思う。

ご存知の方も多いだろうが、ANNリスナーの痛いツイートをきっかけとし、ニッポン放送やSixTONESにまで炎上が飛び火するという、辛すぎる展開が先週末にあったようで。
SNS界隈が翌日まで荒れていたので、何事!?って私も気になり、噂のANNを聴いてみたのだ。

全ての発端は、どうやら「トレンドストラックアウト」というリスナー参加型企画。
10個の特定ワードにハッシュタグつけてリスナーにツイートしてもらい、それぞれ指定したトレンド順位にハメようという、かなり攻めた企画だった。

しかし、OA終盤、なかなか狙い通りに事が運ばず、苛立った一部リスナーが他の急上昇トレンドに無礼な言動をしたり、挙句の果てには死者への冒涜と捉えられかねない酷い物言いをしたりして、炎上を招いてしまった、と。

そして、注目を浴びたことで、そもそもこの企画がトレンド操作じゃないか、Twitter規約違反じゃないか等、企画自体を責める声も挙がり出して炎上が拡大。最終的にはSixTONESANN公式垢が謝罪する羽目になった… という経緯のようだ。

「Twitter規約違反」ってパワーワードすぎるよね。
なんか悪いことをしたかのように聞こえて、こちらまでドキッとしてしまう。
でも、「"#"つけてどんどんツイートしてね」と推してくる番組や商品って、わりとよくあるような。
それらはいいの?今回はダメなの?何が違うの??

ということで、まずは調べてみた。
テレレレッテレ〜「Twitter操作ポリシー」!
(そんなものがあるんだね)

そこには、「情報を人為的に拡散する意図で、Twitterのサービスを利用することは禁じられています」「会話の信頼性を損なったり操作したりする意図で、注目を集めたりするために、トレンドや人気のハッシュタグを使用することは禁じられています」と記されていた。

うーん、なるほど、知らなかったなー。
でも、この書きぶりは、なかなか微妙。
どう解釈すればいいのか。

トレンド操作の作為性という観点から考えると、これまでにも大規模で悪質なものや胡散臭さ1000%なものは世界中にたくさんあったし、ネットニュース等で大きな話題となった案件も結構あったように思う。
でもそれらが片っ端から規約違反のペナルティを受けたかというとそんなことはなく、大方は今日まで野放し状態のままだ。

大型案件ですら規約違反を咎められていない現状を鑑みるに、今回の案件は目くじらを立てるほどではないと類推していいのかな。
今回、結果としては、狙ったトレンド順位には全くなれておらず、仮にトレンド操作や拡散の意図ありとみなされたとしても、実際に与えた影響の範囲や重要性は僅少だから。

それとも、実務上はさておき、規約は厳密に捉えるべきであって、達成度や影響度に関わらず、意図したかどうか自体がそもそも問題なのだろうか。
そうすると、やっぱり抵触することになってしまうのかな。

でもその場合、「"#"つけてどんどんツイートしてね」のアピールやキャンペーンはどうなるのだろう。
情報拡散の意図がないとは言い切れないはずで。
となると、どれもこれも広義の規約違反に該当するってことになるのかな。

…いやぁ、本当かなぁ。怪しいなぁ。
結局、どこまでいっても明確な線引きは難しく、明快な解はないって感じなのかな。
(誰かこの方面に詳しい方いたら、判例とか通説とか教えてください。)

まぁ、いずれにせよ。
今回のように、関連ワード10個もトレンド入りを狙うのは、ちょっとやりすぎ感あるのは確か。
それに加え、決められた順位(しかも3位まで独占)でフィニッシュ決めようと煽るのも、かなり無理があったとは思う。
せめてツイート集中タイムをもっと短く絞り込むとか、目指す順位を一瞬でも取れたらそのワードはクリアとするとか、もっと簡単なルールにしとけば、こんなことにはならなかったのにね。

しかし、それは結果論とも言える。
重大なニュースが何もない日だったら、この企画もさほど目立たず、「SixTONESANNがなんかやってるわー」「トレンド埋めにきてるわー」程度の注目度で、問題なく流されていただろうから。

でも、実際には、有名人の生死に関わる大きな速報が番組時間内に入ったわけで。
タラレバだが、せめてその時点で、制作サイドが敏感に神経を張りめぐらせ、企画や構成を速やかに修正できていればなぁ。

人の生き死には、最もセンシティブな話題だ。
このご時世、この手の話題に少しでも不謹慎な反応をしようものなら、SNSを巡回する正義マンにほぼ確実に叩かれると思っておく方がいい。
だから、限りなく慎重に丁寧に、ミスなく取り扱うことが肝要なのだ。
「言葉」と毎日正面から向き合っているラジオ制作者であれば、そんなことは重々承知しているはず。

だからこそ、なのに何故、有効な手が打てなかったのかと、考えてしまうんだよね。

まぁ、もちろん彼らも、危険な空気を察知し、進行表より少し早めに企画を切り上げるくらいのことはしていたのかもしれないが。(企画終了後、少し間延びしていたので。)

でも、事の重大性に気づいていたのなら、もう少し踏み込んだ対応をしてもよかったんじゃないか。
ミュージックソンという歴史ある大切なチャリティイベントを翌週に控えた時期でもあったわけだし。
炎上対策は可能な限り万全の構えで臨むべきだったのではないかなぁ。

例えば、企画終わりで演者に「悔しい気持ちもあるけど、でもこういうのってタイミングだしね」「他のトレンドもそれぞれ想いがあるしね」「みなさんくれぐれも他のツイートを邪魔者扱いしないでね」「また別の機会にやってみようよ」「次はもっと短期戦がいいんじゃない?」「よし、この後、作戦会議だ」等のかけ合いをさせていれば、リスナーをクールダウンさせ、今回はタイミングが悪かっただけと納得させ、次へ目を向けさせることができたんじゃないだろうか、とか。(規約違反なら2回目はないやろというツッコミは一旦傍に置いといて。)
そうしたら、痛いツイートも一定防げ、正義マンの網に引っかかることもなかったんじゃないか、少なくとも番組内でリスナーに冷静な対応を呼びかけていれば、仮に一部リスナーが暴走したとしても、あんなふうに公式が謝罪しなくて済んだのではないか、とか。

でも、公式の謝罪は、ある意味、潔かった。
「番組スタッフ発案の企画」ってわざわざ公言したところが、凄いなって思った。
SixTONESへの深い愛と熱い気概を感じた。
君たちは何も悪くない、胸を張って前を向けっていう最高のエール。
ANNスタッフ方とSixTONESの日頃の関係性の良さが窺われ、SixTONESは人に恵まれているんだなぁと、一ファンとして(←新参者だけど)嬉しくなった。

そして、この「君たち」には、teamSixTONESも含まれていることを忘れてはならない。

今回の騒動を受け、多くのteamSixTONESが「一部ファンが失礼な発言をしてすみません」と、本人らに代わり謝罪ツイートしていたが、そんな必要はないと。
公式が謝罪することできっちりケリをつけるから、もう気にするなと、言ってくれているのだと思う。

何かトラブルが発生しても、そのプロジェクトの責任ある立場の者がきっちりケツを拭く。(言葉悪)
そうすることで、チームは守られ、より強固な絆で結ばれ、全員一丸となり、さらに前へ進んでいく。
それは、チームとしてあるべき理想の形だ。
互いに信頼し合い、同じビジョンを共有し、苦労も成果も分かち合えるチームでしか味わうことのできない一体感が、そこにはある。

私は仕事でそんなチームを作ろうと日々励んでいるのだが。
まさかこんなところに理想的なチームがいたなんてね。

✨teamSixTONES、素敵すぎ✨

きっとANNスタッフのみならず、SixTONESの周りには、心から応援し支えてくれる関係者がたくさんたくさんいるのだろう。
もちろんファンも。
(今回は一部暴走したファンもいたが、それも愛ゆえの行為なんだろうしね。まぁ理解できるからといって肯定する気にはなれないが。かといってファンがファンを批判するのもちょっと違うと思うが。)

それは全て、SixTONESの魅力の成せる業だ。
魅力の引力は、周りの人を吸い寄せ、感化させる。
良い影響は相乗的に作用し合い、互いを研磨し、より輝きを増していく。
SixTONESって、6つの原石って意味もあるんだよね。まさしくピッタリだね。
周りを巻き込み、どんどん大きくなりながら、上へ上へと昇っていく大きな螺旋。その中心には光り輝く6つの石。
私がteamSixTONESに描くイメージはそんな感じ。

そんな素敵なチームを作れるアーティストを応援できるなんて、とても誇らしく、光栄だ。

そういえば昨日、生放送の歌特番で、松村北斗が体調不良で欠席となり、5人で「Rosy」を歌って踊ったんだってね。
あの楽曲は、難解な歌詞とハードなダンスで、しかもくるくる入れ替わる歌割りとフォーメーションで、ただでさえ難しそうなのに。

でも、6人のときと5人のときを比較する映像をさっき観たのだが、欠けた1人を補う動きも歌も見事だった。
SixTONES初見の人なら、あぁ、このグループは5人なのねと、何の違和感も感じないだろう。
それくらいの完成度。
急遽の変更でさぞ大変だったろうに、そんな舞台裏の慌しさは一切感じさせない圧巻のパフォーマンス。
プロだね。かっこいいね。最高のアーティストだね。ほんと誇らしいよ。

そして、メンバーだけじゃなく、周りの振付師はじめ、サポートスタッフたちも。
凄まじい気合いを込めて全員全集中で取り組まなければ、短時間でこんなに魅せる形にまで高めることは不可能だったはずだ。
まさに、teamSixTONESの力の結晶。

松村北斗は幸せ者だなぁ。
こんな心強いチームが、最強のカバーをしてくれるのだから。
彼自身、おそらく一つ一つの仕事に真摯に取り組む人っぽいから、仕事に穴を開けることはきっと断腸の思いだったと思うし、迷惑かけたと悔やんでそうだけど、ここはひとつ割り切って、チームを信じて頼って、休養に専念してほしい。

でも、体調不良って…、まさかとは思うけど、エゴサとかして、ANN案件の毒を浴びちゃって、心労が増したせいもある… なんてことはないよね?

心配だなぁ。

最近のSNSって、攻撃性や嗜虐性がどんどん増してきていて、誰も手がつけられない混沌の闇で、糸の切れた凧のように漂っている感じがあるよね。
どこへ向かっているのか、予見が極めて難しい。

そんな中、万人が表現者として自己主張し、フォロワー数やいいね数で価値が判断される状況が繰り返されると、他人より秀でたものを持たない人間は、他人より抜きん出ようと思ったら、より目立つか、あるいは誰かを蹴落とすことで自分を相対的に引き上げるしかないと、追い詰められていく。
そうして、SNSはより極端化・先鋭化し、より殺伐とした様相を帯びていくのだ。
こっちは負のスパイラル。
ハマった人は、どこまでも堕ちてゆく。

だから、正義という名の盾を手にしたとき、人は狂喜乱舞し、やけに強気になる。
自分は正しく強い人間だと錯覚し、闇の中で光を得たかのように、他人を上から攻撃する資格を得たかのように、盾の影に隠れながら、相手を完膚なきまでに攻撃するのだ。
相手が二度と起き上がれなくても構わないという勢いと大声で。
あな恐ろしや…

でもそんな正義マンも、SNSを離れたリアル世界では、ちっぽけで弱い人間だったりする。
SNSの誹謗中傷で書類送検される人々も、大抵はしがない小市民だ。

つまり。
SNS上でどんなに攻撃されても、本来的には気にすることはない。
そこは、虚構と見栄で塗り固められた、偽りの世界なのだから。

そして、正義マンの言葉に気を病む必要もない。
彼らが大声を上げるのは、虚勢を張るためであり、正義を振り翳して執拗に絡んでくるのは、そうすることでしか自己肯定できないからである。
それぞれのリアルの本体は、想像よりも遥かに小さく、無害な存在でしかない。

加えて、正義マンの数は、実はそれほど多くない。
大声と大勢は非なるもの。
虚仮威しに惑わされてはいけないのだ。

まぁ、とはいえ、できることなら、攻撃される前にそもそも回避する方がいいに決まっているけどね。
特に有名人や企業は、ブランディングや風評被害の観点から、悪評を立てられると、それが事実か否かに関わらず、マイナス面があまりに大きく、厄介でしかないので。

そういえば、「攻撃」といえば。
先日、松村北斗がいいことを言っていたらしい。

「たとえば攻撃されても反撃せずに
 たくさんいる仲間と違う事で笑い合いましょう」って。

いいね!それ!めっっちゃいい!!

敵意は受け流し、感情的にならず、落ち着いて自分の周りに目を向け、ポジティブに生きようって。
それをすごく柔らかい表現で分かりやすく伝えているから、心の深いところにすっと届く。

有料ブログ上の言葉だそうなので(間違ってたらごめんなさい)、紹介していいのか分からないけど、あまりに素敵な言葉だから、紹介しちゃった。
(まぁツイートでいっぱい上がってたから、みんな知ってる名言なのかな。)

素敵な言葉を使える人は、尊敬するなぁ✨

松村北斗、エッセイとか出してないのかな。
彼の文章をもっと読んでみたいな。
と思ったら。
東海ウォーカーでエッセイ連載してるって?

うおーー

次はそれ行っとこ。

エッセイ読んだら感想また伝えます!
(その前にANNラジオの感想書かないと!笑)

では、ひとまずおやすみなさい🌙


※ ※ ※

末筆ながら、才能に溢れ、皆に愛された、天性の女優である神田沙也加さんに、謹んで哀悼の意を表します。
FNS歌謡祭を観て、「マイ・フェア・レディ」を、特に貴女が演じるイライザを、ぜひ生で拝見したいと思っていたのに、残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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