マガジンのカバー画像

エッセイ

18
運営しているクリエイター

記事一覧

シロツメ草の思い出

小さな思い出です。 保育園の年長さんか1年生か、その頃です。お天気の良い日の午後、近所の女の子たちと野原?空き地かな?で、のんびりと遊んでいました。沢山のシロツメ草や蓮華が咲いていましてね、私はシロツメ草で首飾りを作りました。丁度お誕生日だったのもあって、嬉しい気持ちで下げていたんですね。そろそろ帰ろうかという頃になって、とある女の子がその首飾りを私の首から引きちぎって走って帰ってしまったんですよ。びっくして悲しくて「〇〇ちゃん、返して~待って~」と泣いてたんですけどね、家の

「ら」の音

三日坊主はカッコ悪いし、その可能性も大なのは自分でわかっているので、まずは3日こなしてから書こうと。夕食後歩く事にして昨日で3日をこなした♬ 往復4キロほどの距離。もう少し伸ばしたいけど、歩道があって&急な坂じゃない道が思いつかなくて当分はこの距離で歩こう。3日目の昨日「これで三日坊主にはならないわ」と歩きながら鼻歌が出てきた。特に考えることも無く口遊んだのは岡崎友紀さんの「私は忘れない」。 北国のあおぞらに・・・の「ら」で音を外した(;^_^A 。 *写真は文章とは関係く

なぐさめの言葉

姪とおチビちゃんを迎えに行った岐阜からの帰り道、小腹が空いたので私弟姪の3人は道の駅でクレープを買った。それぞれ好みの飲み物も。私は炭酸水。おチビちゃんがチャイルドシートで寝ていたので車でいただく事とし、3人とも完食。高速道路の途中、弟がトイレ休憩にサービスエリアへ入った。弟以外は車で待っていたのだが、いつの間にか私はうたた寝していた。すぐに目が覚めたのだが、「あれ、どれくらい経ったんやろ?寝落ちするほど時間かかってるん?」と思い姪に「遅ない?まだかな?」と聞くと「遅いねん、

目が覚めて伸びをする、両の手の甲をじっと見る。いつの頃からか母が何度もしみじみと言ってた「年寄りの手になったなあ、日に焼けてシワシワで」、その手に私の手が日に日に似てくる。嬉しくは無いけど嫌ってこともない。誰でも年は取るものだから。今日はそんな手を見ながらこれから先どんな風に生きようかな?と考えた。「六十の手習い」は50でも40でも70でも良いそうだから・・・何か出来る事あるかしら。 *写真は京都市内 祇園と岡崎で撮った物です。

我が家には表札が無い

我が家は数年前、たぶんもはや10年以上表札をかかげてない。何かで読んだが、諸外国では表札は番地だけで苗字・名前は書かないそうだ。(*お国によりけりでしょう。)理由はもちろんセキュリティーの為。 我が家がかかげなくなったきっかけは単純に「表札が古くなったから新しいのを用意しよう」だ。が、さてどこで注文しようかな?どんな字体にしようかな?なんて思っているうちに時間は流れ。 私はその外国の表札事情を知っていたので、「もうこのまま表札無しで良い」と決め、今に至る。郵便受けには番地

改名

従妹の息子が改名した 裁判所に申請して正式に戸籍から改名。理由は両親の離婚で母の旧姓となったこと。従妹の元の性は漢字一文字。よってその息子は苗字一文字、名前も一文字となり、バランスが悪いとか。バランスが悪いというより、フルネームで書いても苗字だと思われるんだろうな。読み方はそのままに漢字からカタカナへ、「カヲル」としたそうだ。本人が決めたそうでとても気に入っているらしい。 私も改名したい気持ちはずっと持っている 小学校の入学日、式が終わり教室で順番に名前を呼ばれる。所謂

男とか女とかってそういうこと?

そもそも恋愛に淡白な私、そんな私の恋愛対象は男性です。ずっと昔、レンタルレコード店でアルバイトをしていた。二つ年上のバイト仲間なっちゃんという女性は、まだ茶髪という言葉が無かった頃から明るめの茶髪にしていたケサラワンレンサーファーガール風だけど中身は古風。レンタルレコード店なので一日中好きな音楽をかけて良い。ある日シフトが一緒だった時、どんな音楽が好きか?といった内容を浅く話してた。私が「そういえば女性のヴォーカル物、女性の声の方が良く聞くかも・・・」と言うとサーファーガール

個性か平均か?

人の事をうらやむ事がある。ここ数日がそうだった。「羨むな」と簡単に片づけないで、どこが羨ましく思ったのか?どうすればそこに近づけるのか?自分の気持ちや状況を分析することも、良い方向へ向かうためには必要だろうなあともんもんと考える。 それはそれとして一方で、私の心の内をグダグダと書いていても私自身も楽しくない。そんな中思い出した本「モンスター」について書こう。 主人公の女性は美しくなりたくて何度も整形を繰り返す。手術してもしても新たな所が気になってしまう。 私がすごく納得し

自己矛盾 3.05

もうすぐ国際女性デー。女性差別という響きから来る大きなテーマでなくとも、「女子供はあっち行ってなさい」的な事を言われるのは我慢できないし、しっかり言い返す。子供の頃は家庭科の時間が男女で内容が違うのが納得できなかった。私も木工とかラジオとかを制作したかった。 家事的な内容って普段からやってたし、今更ね・・って思ってた。ランドセルも何で女子は赤なんだよってw。 が、私の中にも自己矛盾はあって・・・。 自分の事を「僕」って言う女性に初めて会ったとき、ちょっと違和感を感じてしまっ

思いつきにつき

「平手ちゃんは令和の山口百恵なのか?」 平手ちゃんが好きです。だけど歌とかは詳しくない。百恵ちゃんの歌はたぶんほとんど歌えるだろうけど、70年代の女性アイドルでは麻丘めぐみちゃんが好きだった。そんな私が、「平手ちゃんは令和の山口百恵なのか?」という視点を語って言い訳は無い。誰かが考察して書いてくれないかと・・・。ちょっとした思いつきです(*^_^*) 

気づき

自分の事を客観的に捉えるのはそんなに容易くない。癖や欠点など性格的な事は生まれてからずっとこの性格と付き合ってきたからある程度はわかる。だが、写真を撮る事や作品に関しての傾向や作風はいまだ自分自身で特徴をつかめていない。今日、FBである方にコメントをいただいて「ああ~私ってそうなんだあ」と気づいた事が一つ。これまでにも他の方々からいただいたコメントで気が付くことがあった。とても勉強になる。あらためて気づく自分の作風を追求しながら、逆の方向へも意識を持って行って「好きな物探し」

「映ってるよ」と先輩に言われ・・・

昨日肩を超えるくらいに伸びっぱなしだった髪の毛をバッサリとカットした。理由は二つ。 一つには普通に「伸びたから」。長い髪は私くらいの年齢になると肩こりを招いたりもするし、短い方がシャンプーも楽だし。 ただ、これから真冬に向かっていくのにカットした理由のもう一つは。(私が友人に送ったメッセージを引用します。) 写真の先輩からメッセージが来てね、この前の私の写真、伏見稲荷の猫の写真なんだけどね、いわゆる「映ってる」らしいです。その先輩は「僕は普段から水面とか撮るから慣れてい

訃報はいつだって寂しい 12.18

昨夜、夕食が終わった頃に連絡があった。義妹のお父さんが亡くなられた。もう15年以上になるだろうか。パーキンソンを患ってらして。 少し前に転んだだかつまづいただかで、骨折・手術されたとは聞いてたが、コロナの加減で義妹も姪達もお見舞いに行けず。術後、治療が終わり病院側からは退院を言われていたけれど、まったく自力で動けない状態なので、まずは転院し施設などの受け入れ等をケアマネさんと相談していたところだったそうだ。 パーキンソン以前は私も何度か食事をご馳走になったり、メガネ店を経営さ

ソール・ライター@NHK

ソール・ライター大好きですよ。あんな写真撮りたい。(でもNHKのあの内容はちょっと寂しい内容だったな) ソール・ライターの写真を見ると思っちゃう事は、「ああ~私は京都に長く住みすぎたな」ということ。京都とニューヨークを比べて・・・といった事ではなくて、和風の権化のような街で暮らしている私はもう「和風とか和の心とかもうええっちゅうねん!」って気持ちになってしまってる。言い訳すると、遠足・写生などなど学校行事で出かけるところは和風の権化的な所ばかり。もうええわ。 これは言って