ジェラート田中

アイス屋さんになりたい28歳女

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アイス屋さんになりたくて | はじめてのnote

アイス屋さんになりたい元OL(28・女)です。 アイス屋さんになりたいですが、アイスがものすごく好きだからそう思ったわけじゃあありません。 自分よりもアイスに熱狂的な人だって、何人も知っています。 わたしが作るのは、一般に「ジェラート」と呼ばれるものですが 「ジェラート」=イタリア語で「アイス」です。 これを読んでくださる方には伝わるでしょうか、 ジェラート はお店を知らないけれど アイス はコンビニで買えるアレが好き ジェラート はあんまり食べたことないけれど アイ

    • 開業前日譚 | シフォンケーキって難しい

      高校生のわたしは、何かひとつ自信を持って作れるお菓子がほしくて、シフォンケーキを焼きました。 理由は、初心者でもカンタン!とネットに書いてあったから。たしかに、材料を混ぜて焼くだけなので、手先が器用でなくても作れそうです。それと、シフォンケーキの、お菓子すぎなくて、気高くなくて、日常に寄り添ってくれるような雰囲気が気に入ったから。 吉祥寺の製菓用品店でアルミの型を買って、ネットでレシピを調べて、まずは基本を学ぼうと、プレーンのシフォンケーキを焼きましたが 見事に失敗しました

      • 元OLアイス屋開業奔走記⑥運転免許取得

        イタリアから帰国してすぐ、教習所に通い始めました。 イタリアのジェラート屋さんでの研修編はこちら 東京で生まれ育ち、地方転勤なども経験せず、学生時代に周りが教習所に通うのを横目で見るだけでしたが、ジェラートの素材の生産地へ訪問しやすくなるように、免許を取得しました。ちなみに1〜3月は教習所の繁忙期ということを知らずに通い始めてしまい、教習の予約が取れずなかなか苦労しました。 明確な「先生」と「生徒」の関係値で人と接することが久々で、新鮮でした。周りはほぼ学生さん。偶然、

        • 元OLアイス屋開業奔走記⑤阿佐ヶ谷修行編

          2023年12月、イタリアのジェラート屋さんでのインターンシップからの帰国後、ご縁をいただき阿佐ヶ谷のシンチェリータさんで働かせていただくことになりました。 帰国のタイミングでちょうど人員募集があり、それもちょうど前職の経験の活かせるWeb系の職種で、それもわたしの好きなシンチェリータさんで。 自分のために用意されていたご縁ではと、きっとこれを逃してはならないと、ご連絡をしました。これがなければ、そのまま開業準備を進める予定でした。 なんなら、イタリアのルッカで、阿佐ヶ谷

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        アイス屋さんになりたくて | はじめてのnote

          元OLアイス屋開業奔走記④イタリア食べ歩き編

          イタリア・フィレンツェのジェラート屋さんにてインターンシップを行っている期間、北はミラノやセレーニョやトレヴィーゾ、南はシチリアまで、イタリア全土のジェラート屋さんに足を運びました。日本から持っていったカリカリ梅を携えて。 カリカリ梅を持ち歩く理由はこちら 研修編はこちら イタリアでは歩けばジェラート屋さんに当たります。日本のコンビニと同じ密度だそうです。見境なくお店に入るとあっという間に胸焼けしてしまいますので、阿佐ヶ谷のシンチェリータの中井さんに教えていただいて、G

          元OLアイス屋開業奔走記④イタリア食べ歩き編

          田中家利き砂糖選手権

          田中家利き砂糖選手権

          元OLアイス屋開業奔走期③イタリア研修編

          2023年8月に新卒で入社したマーケティングリサーチの会社を退職し、9月からイタリアのフィレンツェのジェラート屋さんでインターンシップを経験しました。お店に並べるジェラートを、ひたすらに作っていました。2023年のイタリアは、オリーブオイルの元のオリーブの出来が悪くなるほどの猛暑で、9月でもまだまだ夏の尾ひれを感じる陽気でした。 お店の2人のマエストロは、どちらも南イタリア出身。わたしが1を言うと、5ずつ返ってくるので、つまり合計10返ってきます。きっと日本人が想像する、い

          元OLアイス屋開業奔走期③イタリア研修編

          元OLアイス屋開業奔走記②食べ歩き編

          試作と並行して、主に国内とイタリアのジェラート屋さんで、現地調査という名の食べ歩きをしました。数えていませんが、300軒は巡っているはずです。 試作編はこちら 週末には、都内のジェラート屋さんを巡りました。 長期休みには、全国津々浦々、行きたいジェラート屋さんを軸に旅行先を決めました。ジェラ活に付き合ってくれる友人や会社の後輩には、感謝しかありません。 海外出張の際には、大切なプレゼンが終わった直後にジェラート屋さんに駆け込んだりしました。当時同行いただいた役員の方々には

          元OLアイス屋開業奔走記②食べ歩き編

          元OLアイス屋開業奔走記①遠回り試作編

          2022年5月の京都旅行中、とあるカフェにて、アイス屋さんに可能性を感じて、ジェラートの作り方の本をAmazonで数冊買い、その足で近くにあったジェラート屋さんに行きました。 開業のいきさつはこちら↓ 家に帰ってすぐにマシンを使わないジェラート作りを始め、その2週間後には数万円するジェラートマシンを買いました。 ちなみに、2024年2月には数十万円するマシンを買い、8月には数百万円するマシンを買うことになります。 会社員であったわたしは、会社にいながらできることとして、

          元OLアイス屋開業奔走記①遠回り試作編