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【読書記録】貴志祐介:新世界より

有名なので読んでみた。
SFというジャンルにはあまりなじみがない。1984とかは楽しく読んだ覚えがあるが、それくらいだ。
あまりなれないジャンルということもあり、慎重を期した。

まずは上巻を2冊購入しよう。
1週間後に、上巻を2冊買ってしまったことに気が付き、下巻を買いに行った。


貴志雄介さんというと、悪の教典とか、そういうコミカライズしやすく娯楽性の強い小説のイメージがあってなんとなく敬遠していたところもあった。

新世界より、を読んだ後もそのイメージが変わったわけではないんだけれど。娯楽なんだから娯楽性が高くて何がいけないんだろう。
どうも自分は刺激の強いものやわかりやすいものを変に避けがち。

ということでそれなりに面白く拝読した。


解説にもあるが、最初は世界観の設定のためのパートがかなり長い。
ここで、搬球協議のルールを説明しておこう。
とか言ってよくわからんゲームのルール説明が始まったときには、読むのやめようか本気で迷った。

ただそこを超えるとずっと面白かったです。
ずっと次の展開はどうなるんだ?みたいな場面が続いて、かなりサクサク読めた。

だからこそ、気がつかなかったのだ。
自分が重大な事実を見落としていることを。


面白かったなーと思いながら、貴志祐介さんはほかにどんな作品を書いているんだろう、とググってみた。


Amazonという通販サイト、便利なのでおすすめですよ

あ、新世界よりも上のほうに出てくるなあ。
ん???

ん???


NNNN_??



全三巻



全三巻


全三巻????


中巻飛ばしてたわ。
そもそもブックオフに売るときは上中下まとめて売れ。買う時もまとめて買え。一冊ずつ買ったりするやつがいるから、中巻だけないとか、上巻だけ2冊買ったりするやつが生まれてしまうんだ。

なんか俺の知らないことが前提とされているぞ。あとから過去が明らかになる感じなのかな。と思って読んでたけど、中巻に書かれてたんだろうなあ。

でも結末知ってるからわざわざ中巻買って読む気も起きないなあ。
ということで私にこの小説について語る資格はありません。読書記録なので許してください。あくまで記録です。おつかれさまでした。

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