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雑魚PTがwithコロナ時代に独立して成功する方法


こんにちは、木城です。

今回は、「PTがwithコロナ時代に独立して成功する方法」というテーマで書いていきたいと思います。

最近、コロナウイルスで外出が制限されている影響で、理学療法士のセミナーもオンライン化が急速に進んできましたね。
パーソナルトレーナーなんかも「オンラインパーソナルトレーニング」がどんどん増えてきました。

これ自体が悪いことだとは思わないんですけど、気をつけた方がいいのは今までのように「オンライン」であること自体が価値ではなくなってくるということです。

オンライン=価値ではなくなってしまった

僕らセラピスト業界は、時代の最先端からはかなり遅れていたので、昨年までの段階で「オンラインセミナー」や「オンラインパーソナルトレーニング」などをやっているところの数はそれほど多くありませんでした。

なので昨年までであれば、「オンラインで自宅にいても受けられる」これ自体が他にはない価値だったわけです。

ですがこれからはコロナウイルスによる外出制限によって、ここには競合がどんどん参入してきます。

そうすると何が起こるかというと、ニーズに対して供給過多の状態になってきます。そして熾烈な顧客獲得競争が起きます。

特に「オンラインパーソナルトレーニング」なんかは、普通にやると誰がやっても似たようなものになってしまうので、価格で差をつけるしかなくなり、どんどん単価が安くなります。
他よりも「安いこと」を価値にして売りだしてくるところが必ず現れるからです。

こうなると資本のある大手企業が入ってきたらまず勝目はありまません。

大手はかけられる広告費も個人の比ではないですし、これ自体で儲けなくても、他のビジネスと掛け合わせたり、これをフロントにしてバックエンドを用意したりもできます。

超安価で人を大量に集めて、広告モデルでマネタイズすることもできますよね。
そして市場のシェアをある程度取ったら、価格を上げてくることだってできます。資本も人的リソースもあるので自由自在です。

なので彼らは、ここで僕ら弱小個人の利益が出ない水準まで単価を下げてきても、いくらだって回収する手段を持っているのです。

なので今はある程度いけていても、そんな相手と真っ向勝負するのは部が悪すぎますよね。

「たしかにオンラインパーソナルは厳しそうだけど、でもセミナー業はいけるんじゃない?」という意見もあると思います。

そうですね。これはオンラインパーソナルよりは、専門性が高い分良いとは思います。
資本のある企業がこんな狭いニッチな市場に入ってくるとも思えませんし。

ですがこれも僕はよほど考えないと、これからここに参入して、これをメインに食べていくことは難しいと思っています。

PT向けセミナー業も普通にやってたら厳しい

まず今の僕らの業界の人数を考えてみてください。
たかだか15万人くらいですよね。オガトレのチャンネル登録者数よりも10万人以上少ないです。

そしてこの15万人のうち、セミナーに出てゴリゴリ学びたいって人はもっと全然少ないと思います。お金だってそんなに持ってないです。

それでも僕が1年目の頃とかは、まだセミナーを開催する側の数も少なかったのでいけてる感じはありました。
でもその時にあったセミナー団体が、今も存続しているかというとそうでもないです。
僕の友人にセミナー団体の代表をしている奴がいましたが、一昨年彼に会った時、セミナーは人が集まらないから辞めたと言っていました。

何が言いたいかというと、最近は完全に需要と供給のバランスが合ってないのです。

オンラインの弊害

もともと需要と供給のバランス的に難しかったところに、これからさらに大きな問題が起きます。

それが「オンライン化」です。

今は
オンライン化=正義
みたいに扱われてますよね。

受講者側からしたら本当にありがたい話だし、これはその通りなんですよ。
わざわざ現地に行かなくても、家でも受けられますからね。

でも実はこれ、発信者側にとっては大問題なんです。
事業として成功させる難易度はめちゃくちゃ上がってしまいました。

これはオンラインで講義を伝えるのが難しいとか、そういう技術的な問題ではないです。

オンラインは全国どこからでも受講できますよね。
これが大問題なんです。

例えば、あなたが今北海道に住んでいたとします。
去年までであれば東京に行きたいセミナーがあっても、交通費や宿泊費、時間的な手間を考えたら
「似てるセミナーが北海道でもあるからそっちにしよう」ってなっていたわけです。

でもオンラインで受けれるなら、似てるセミナーじゃなくて本来受けたかった東京のセミナーを受けますよね。

これが全国のあちこちで起きます。

つまり今までは地方大会だったのに対して、これからは全国大会になります。

鳥取大会で優勝していたチームも、甲子園で大阪桐蔭に真っ向勝負したらなかなか勝てないですよね。

オンラインになるとこれと同じことが起きます。

極論ですが、強いところが1人勝ちして、他は存在価値がなくなります。

オンラインはユーザーにとってはありがたいものですが、多くのサービス提供者にとっては残酷な現実を突きつけられてしまうことになるでしょう。

オンライン上での戦い方

ここまでを踏まえて、では今後どうするべきかを考えていきます。

まず、今現在あなたがそのジャンルで全国1位として業界に認知されているのであれば、そのまま突き進んでください。

まあ全国2位、3位、4位とかでもそのジャンルの対象者が多ければ、大丈夫かなと思います。

ですが、現状あなたがまだ全国的に順位もつかない位置にいるなら、
そこの市場で真っ向勝負しにはいかない方がいいです。
仮に、自分の地域の勉強会とかで人が多少呼べていてもです。

クリリンはヤムチャから「地球人1位」の称号をもらっていましたが、フリーザやブウには歯が立たずに殺されてますよね。

クリリンについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%B3
引用元 ウィキペディア(Wikipedia)

僕はクリリンが大好きですし、あなたをクリリンだというつもりもありません。ですが上には上がいるので、若くしてオンライン上で成功をおさめたいなら真っ向勝負はやめておいた方がいいです。

では、僕たちのような雑魚はどう戦うべきなのでしょうか。


雑魚の生存戦略1

結論、戦わないことです。

もし若くしてPTに対してサービスを販売して行きたいのであれば、極力戦いを避けてください。

つまり、人と違うポジションを取りましょう。ということです。

僕は国家試験にも落ちていますし、専門学校でも毎年「仮進級」の懲戒がついてるほどの生粋の雑魚です。

でもありがたいことに、今ツイッターでは5000人も僕をフォローしてくれている方がいます。

これは真っ向勝負しなかったからだと思います。
僕は学会発表もしたことなければ、論文を書いた経験もありません。
協会にすら所属したことがありません。

そこは超レッドオーシャンだと感じていたからです。

その代わり、普通のPTがしてこない経験をたくさんしてきました。

僕のアウトローな経験
・借金1300万
・株式投資スクール元講師
・25歳時に友人と合同会社設立、一瞬で廃業
・インドに筋膜を8日間学びに行く
・ブログで10万PV
・仮想通貨で億り人になったけど利確できず
・WEB広告運用できる
・YouTubeチャンネル5つ運営
・治療院4店舗経営
・株式会社2つの代表

今となっては少し自慢のように見えてしまうかもしれませんが、半分ぐらいは失敗した話です。

要するに、上手くいったかどうかはそれほど問題ではなく

「人と違うかどうか」

が最も重要だと思います。

元々国家試験を落ちるぐらい頭が悪い僕でも、PT業界内であれば「僕にしかできない話」が山ほどあります。

この「自分にしかできない話」をどれだけできるかが、今後のオンライン時代に成功を収める鍵だと思っています。

雑魚の生存戦略2

では具体的にどうやって「自分にしかできないこと」をすればいいのでしょうか?

・大学院に行く
・学会発表をする
・論文を書く

意識の高いPTはよくも悪くも、みんなこういう風に考えますよね。

でもこれは僕的にはかなりコスパが悪い戦略です。

これはまだ敷かれたレールの上にいます。

すなわちレッドオーシャンです。


では、ブルーオーシャンに行くにはどうすればいいのでしょう?

結論、「リスクを取る」ことです。

PT業界の人は、良くも悪くも保守的です。
リスクを取れる人はほとんどいません。

これはめちゃくちゃチャンスなんですよ。

だってリスク取るのって楽勝ですよ。

みんなが寝ないで何時間も論文を書いて、バチバチにキャリアアップの戦いしてる中

こっちは
「さっ!明日400万借りて株買ってしまおう!」
「インドにセミナー受け行こう」
「来週会社作るぞ!」

これ全部ただ決断するだけ。
ただ決断して行動するだけ、それだけでオンリーワンになれるんです。

めちゃくちゃコスパ良くないですか?

これマジで頭悪くても誰でもできるんです。
だって決断するだけだから。
ぜひ自分が雑魚だと思っている人こそ、一緒にリスクを取って行きましょう!
寝ないで論文書くよりよっぽど勝算高いと思います。

ということで、今回はオンライン時代の雑魚の生存戦略について書いてみました。

ではまた!





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