教室の隅で。
どうも!ちびっ子界の豪腕手品師、kento fukayaです。
今回がコラム最終回という事ですが、最後はもちろん5月27日(金)に行われたkento fukaya presents第4弾「the idol」についての感想や裏側などを言いたいと思います。「the idol」を知らない方は前の記事で説明してるのでそちらをお読み下さい!
という事でまず率直な感想なんですが、シンプルに「無事に終われたな。」という気持ちです。
PCR検査を受けてもらいましたしこのご時世なので、僕たちはこういう時「ジャンル 冴えない」を発動しそうだったので、無事全員欠けることなくライブ出来たのがまずホッとしました。
それはさておき、
この企画は9ヶ月前からこっそり動いてました。
特に本格的に動いたのはR-1が終わってからの3月からだったのですが、やっぱプロデューサーってめっちゃ大変ですね!笑
終わってから本当に新ネタを作れない程、「the idol」について動いていました。
どんな曲にしようとか、この日に撮影しよう、だからみんなのスケジュールを合わせようとか、クラファンでお金を集めなくてはとか、YouTubeはこういう感じにしようとか、ジャケ写とるならメイクさんとかカメラさんいるなとか、言い出したらキリが無いほど大変でした。笑
この日に撮影しよう、だからみんなのスケジュールを合わせようとか、クラファンでお金を集めなくてはとか、YouTubeはこういう感じにしようとか、ジャケ写とるならメイクさんとかカメラさんいるなとか、言い出したらキリが無いほど大変でした(笑)。
でも不思議と苦ではなくそれもずっと楽しかったです。
お笑い芸人なのに全然違う事を本気で取り組んで、ふと我に帰った時、なんでこんな事してるの?ってなるのが僕は大好きなので。
そして肝心のデビュー曲なのですが、馬瀬さんというプロの作曲家に依頼しました。そのデモ音源を最初に聴いた時、「あ!これは歌詞ちゃんとやらないとこの企画失敗するな。」と思いました。
それぐらいメロディが良過ぎて震えました。
なので一言一句妥協したくないと思い3週間歌詞に向き合いました。
でもそれが個人的に凄く刺激的で(R-1ぐらい追い込まれましたけど)
やりがいあって楽しかったです。
あと、俺はネタを作らず何をしてるんだ!って!笑
新ネタ0、新曲1。
それも面白いなと思えるほど良いマインドでした。
そして締め切りの最後の最後まで歌詞の言葉を考えました。
出来た時は単独ライブを終えたぐらいの達成感がありました。
歌詞の振り分けも細部まで考え、メンバー全員に見せ場があるよう考えました。そしてレコーディングをして、馬瀬さんに曲の音を足してもらって(ベースやピアノなど)完成した曲を聴いた時、「これはヤバいことになる!」そう確信しました。
嬉しくて深夜だったんですが、メンバーに電話して喜びを分かち合いました。笑
他にもダンスの先生は、ベリベタでお世話になったAyumi先生に。
音響はR-1でずっと付いていてくれた佐藤さん、そして色んなことに親身になって考えてくれた山中マネージャーと編集作家の前田さんなど。
最強の布陣で「the idol」は動き、本番に備えました。
当日はメンバー全員が緊張していました。
早めに集まってみんなで練習したり、単独やテレビでみんな忙しいのにそれ終わり深夜に練習してくれたりと。
それを見るのが僕は嬉しかったです!
(謎のおじさん社長の考え)
あ!ここまで本気になってくれてるのかと。
しかし、本番はビックリするぐらいみんなアイドルでした。笑
正直凄すぎて鳥肌立ちました。
袖がM-1決勝行くんじゃないかぐらい見届け人にウケてました。
僕はそれが一番嬉しかったんです。
アイドル企画だけど、100のお笑いが出来ているなと!
メンバー、スタッフさん、プロの方、気にかけてくれた芸人、そしてなんと言っても応援してくれたあなた方のお陰で「the idol」は大成功で終わる事が出来ました。
本当にこんなキモ企画に付き合ってくれてありがとうございました!
デビュー曲「似非デレラ」は6月8日から配信されています。
是非ダウンロードしちゃって下さい!
「the idol」はゆっくりですがこれからも活動していきたいと思います。
どこか大きい箱で一撃、ライブ出来たら良いですね!
でも1番はお笑いですし、みんな賞レースで優勝して欲しいです。
(完璧プロデューサー目線 笑 プロデューサーこそ頑張れ)
また賞レースがあまり関係ない月に「the idol」は戻ってきます。
最後に一言!
「こんなおじさん達をアイドルだと思ってしまったなんて、、、
なんでだよ!!!」
これからもthe idol改め「ZiDol」の応援、
よろしくお願いします!
■kento fukaya プロフィール
2010年NSC大阪33期生。趣味はさえない似顔絵、映画、ざる蕎麦。特技は架空の人物を描いてその人が言いそうなセリフを言う、書道。
kento fukaya INFO
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著者:kento fukaya
「the idol」公演撮影:いとう