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こども

 こんばんは。おそらく3回目の、最後の日誌を書いている22元音響チーフです。今回のテーマは「おとな」だそうです。
 私が最近「大人だなぁ」「大人になったなぁ」としみじみ感じたのは、現音響チーフがチーフ業をこなしているところ、23の音響民が、私たちの代が教えていたことを今度は24に教えているところなどを見たときです。
 ところで、「おとなになる」って、どういうことなんでしょう。酒が飲める年になった、選挙権を得る年になった、身体が大きくなった、物事を冷静に捉え考えられるようになった、、人によって定義は違うと思います。でも、「おとなになった」と言うとき、そこには「こどもである」ことと対比して、「良くなった」という意味が含まれていることが多い気がします。
 でも、子ども(年齢的に)は、大人(同左)が思うよりも、色々なことを考え感じているのではないかと最近思うようになったんです。それは、授業で子どもと大人の関係について考えた時、昔の自分を思い出して、あの時子どもなりに大人に忖度したり、様々な感情を抱いていたりしたなぁと思い出したからかもしれません。またパレスチナのガザでは、大人だけでなく子どももジャーナリストになって、ガザの現状や、侵攻前より数も量も少ないご飯の作り方などを伝えています(パレスチナ解放)。逆に、おとなでも、立派な行動をする人ばかりではない。そこには様々な背景があるとは思いますが。
 こどもって、そんなにバカにする存在じゃないよねとも思うんです。

 今作のタイトルは、『人と成りては』です(今まで語ってきた「こどももいいよね」みたいに、「人じゃなくてもいいよね」とは書いてません)。個人的にすごく楽しみにしています。いつの間にか、引退公演ですって。今書いていてびっくりしました。時間経つの早すぎません?
 これまで大勢の人に出会えたし、お世話になりました。私にとってプリズムは居場所だったと思います。たぶん。非常に感謝しています。
 これまで関わってくださった方々、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

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