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価値観をめぐる対抗心

ヒマさえあれば「私は金輪際、二度と自分を疑わない」と、口の中でつぶやき続けていたら。
なんだか少しだけ、自分が信じられるようになってきた気がします。
ところがそうなってくると、こんどは自分の傲慢さが、目に付くようになってきて…。
知らずしらず自分の価値観を、人にも押し付けようとしちゃうとこあるんですよねぇ、私。
特に、実際に人と対面しているときにそれ、すごく感じることがあるんです。
どちらかというとよく知っている人よりも、飲み屋でたまたま居合わせたような人に対してが多いかなぁ?
他愛ない世間話ですめば何の問題もないんですけど、価値観がチラホラかいまみえるような話題になると、妙な対抗心がわいてしまう。
これも私の場合、子どものころの家庭環境が、一番の原因だと思うんですけど…。
でも私だけじゃなく、そういう人、かなり多い印象があります。
いわゆる「マウントを取る」というのが、最たるものだと思うし。
そんなにあからさまじゃなくとも「なぜか相手が価値観を語りはじめると、対抗しようとしてしまう」と感じてる人も少なくないはず。
これって明らかに「人より優位に立とう」っていう、脳の特性に影響されちゃってますよねぇ。
さらに、学校で常に順位付けされ、「競争」という論理の中にしつけられてしまったことも大きいと思います。

でも価値観の押し付けって、結果、人が離れていくことがほとんどなんですよねぇ。
これは自分の経験から、ホントにそう思います。
特に「多様な価値観があるのが当たりまえ」と、対立から身を引いていられるかしこい人ほど、離れて行っちゃう。
そういう人からは多くのことが学べるはずなのに、自分から進んで遠ざけてしまうわけですよねぇ。
だから自分を信じることは、生きる基本になるくらい、とぉーっても大事なことなんだけど。
それって自分の中だけに大切に持っておけば、それでよくって__。
人に押し付けると、孤立しちゃう。
そうはならなかったとしても、周りに残るのは、同じように価値観を押し付けたがる人ばかりになっちゃうってことです。
まぁ、対抗し合うのが楽しければ、それでもいいのかもしれませんけど。
私は、誰とも対抗することなんて望んでないし、やりたいことが自由にできる自分に変わっていきたいと思っているので。
ちょっとずつでもいいから、変えていければと思っています。
そのためには、相手の価値観を「そうなんですねぇ」と受け入れたうえで、
いっしょにいたいか、いたくないかを判断すればいい。
で、自分が「いっしょにいたくない」と感じるのなら、離れてしまっていいんだと思います。
離れてしまえば、私がつくっている私の世界の中には、その人はいないのといっしょになる。
自分が進んで思い出さない限り、影響を受けることはなくなるんです。
これがまさに「自分のメンタルを自分でいい状態に維持する」って行動で。
居心地のいい未来を手に入れるためには、これを愚直に続けていくしかないんだと思います。

もちろん、簡単に離れられる人ばかりじゃあないのが現実ですけど。
離れられないのなら「じゃあ、どうすれば自分のメンタルをよりよい状態に保つことができるのか?」
こんどは、この目的地に立ったつもりで、最も効率のよい方法を逆算してみればいいのだと思います。
目的がはっきりしていれば、必ずいい方法が見付かるはずだから…。

ホームページをつくったので、ぜひ見てみてください。
お気軽にコメントなど、お待ちしています!

いよいよ来週、いろんなことが起こりそうで楽しみです!

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