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一人マッチポンプ

おもしろくなってきた。
ものごとが、動いてきた。
私が、決めようとしなくなったから。
私が、コントロールしようとしなくなったから。
ものごとが、自動的に動きはじめた。
いろんなことが、見えてくる。
前には見えなかったことが、見えてきてる。
昨日より着実に、視点が上がってきてる。
たまねぎの皮をむくみたいに、囚われの外側に出る。
気付くと、気になっていたことが、まったく気にならなくなってる。
またひとつ、外に出る。
薄皮をバリバリと引き千切る。
またひとつ、気になってたことが意識の外側に出ていく。
気にしたくても、気にできなくなる。
つまり、波動が上がるって、囚われから一つひとつ自由になってゆくこと。
自分でつくりだしてた、長いこと身近にあって当たりまえだった、囚われの外側に出る。
よりシンプルな自分になって、またひとつ、大きなトーラスに飲み込まれる。
人生は、そのくり返し。
入れ子状態は、どこまで行っても続いている。

「恐い」ってどういうことかというと、あなたが恐がってる「それ」を、自ら進んで引き寄せること。
意識はマグネットだから、フォーカスしたものを引き付ける。
私たち、そういうふうにできてる。
いわば設定だから、それに抗ってみたって、しょうがない。
「恐い」「恐い」と言いながら、恐がってる「それ」を、知らずしらず引っ張ってる。
「恐い」「恐い」と言いながら、「ほら恐いでしょ?もっと恐がったほうがいいよぉ」と、自分に対して刷り込んでいる。
「ほらほら、もっとよく見なさい」「もっと近付きなさい、そこじゃよく見えないでしょ?」
自分がマグネットを引っ張って歩いてるから、引き付けられて来るだけなのに。
そのことに気付かない、そこだけが見えない。
だからまた、わざわざ自分から、煩わされに行ってしまう。
そしてまた、「恐い」「恐い」と自分に刷り込む。
どこまでも続く「一人マッチポンプ」を、いつまでもくり返す。
「見なきゃいいだけだよ」と、いくら言っても聞かない。
引き付けられて来た「それ」を見付けては、「ひー、イヤだぁ」と背中を掻いて踊りだし、たったいま登ってきたばかりの滑り台をまた、滑り降りて行ってしまう。
それを見送る私は「あーあ」とため息をつきながら、「ま、いいか、楽しそうだし」と一人、帰途につく。
だって、私だってさんざんそれ、やってきたもの。
登ってはすべり、登ってはすべりをくりかえしてきて、ようやくひとつ外側のトーラスに出たばかり。
だから分かるんですよ、私には何もできないって。
自分で気付いて、自分で外側に出るしかないんです。
何度でもくりかえすのはいいけれど、いつか気付こうね。
「あ、自分でマグネット引っ張ってた」って気付いて、やめればいいだけ、それだけなんですよ。

ホームページをつくったので、ぜひ見てみてください。
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では、よい一日を!

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