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理想の状態

私、最近になって、自分のやりたいことを止めているのは私自身なんだって気付いて。
それ以来、自分の中から「これやりたい!」が出てきたら、すかさずやることにしてるんですよね。
知らずしらずではありますがこれまでずっと止めてきてしまったので、まだそんなにひんぱんに出てくるわけじゃないんですけど。
それでも「ギョーザが食べたい」が出てきたら、すぐに出掛ける準備をしてお店に向かうとか。
先日は「走りたい」が出てきたので、すかさずランニングマシンで走ってみたら、痛めていた左膝を悪化させるというポカまで仕出かしました。
ただ、まだ恐る恐るの段階ではありますが、少しずつ慣れてきて。
ようやく、ちょっとだけスムーズに「これやりたい」を行動へとつなげることができるようになってきたような気がするので。
今日は、自分なりに感じたことをまとめてみようと思います。

まずいちばん感じるのは、やはり「思考依存」ですよねぇ。
これまでのカウンセリングの行程で、自分が思考してものごとを決めていると思ってきたのは、実はそのように感じていただけで。
思考がない状態でも、まったく問題なく日常生活を送ることができるんだということは、じゅうじゅう理解したつもりでいたのですが。
それでも、これまでずっと思考偏重で日々を過ごしてきたので、やはりおいそれとは思考を手放すことができず。
気が付くと頭の中で愚にもつかない思考を、いたずらにもてあそび続けている状態に戻ってしまっていました。
ところが今回、やりたいことが出てきたらすかさずやる!というのを試してみたら…。
おもしろいことに、だんだんと思考が止まってきたんですよねぇ。
で、その状態で日常生活を送ってみて気付いたのは、思考っていうのは感情やエネルギーを止めてしまうんだなってことです。
つまり「これやりたい!」の後、「じゃ、どうやろうかな?」などと思考をはたらかせてしまうと、行動につながる前に止まって動けなくなっちゃう。
で、そこから行動を起こすためには、また最初に戻って「やりたい」に点火しなきゃならないんです。
実はこの「やりたい」を再び燃え上がらせることって、かなり難しいことなんですよ。
だからせっかく「やりたい!」と思えても、結局やらなかったっていう、残念な結果になってしまいかねないわけです。

というのもね、私気付いちゃったんですけど自分の中から自然と出てくる「やりたい」って、思考ではなく感覚に近いんですよ。
そうそう、ブルース・リーの「考えるな、感じろ」の世界ですよねぇ。
ハートにぽっと芽生える、”感じ”みたいなものなんです。
でねぇ、この”感じ”って思考とは逆に、感情を生んでくれるんですよ。
…というか、最初から感情が乗ってるの。
「やりたい!」って感じてるときって、もれなく興奮やワクワクした気持ちが付いてくるでしょ?
それって最初から、セットだからなんですよ。
ですから思考さえしなければ、自動的に感情がそのまま、行動のスイッチになってくれるんです。

なので私が至った結論としては、普段から必要がないときには、なるたけ思考のない状態で生きられていれば。
「これやりたい!」が出てきたら、「行動しなきゃ」と自分に強いるまでもなく、自然と行動までつながりやすくいられるってことです。
さらに言うと、自分の中からわいて出てくる「やりたい!」とセットの感情って、ウソもごまかしもない、こころの底からのものなんですよねぇ。
潜在意識と顕在意識とのあいだのズレがない、ありのままの思いだから、とっても現実化しやすいんです。
なのでこの状態がデフォルトになれば、いつもワクワクと自分のやりたいことに取り組んでいられ、さらには現実化までもが容易になるはずなんです。
これぞ、ずーっと私が待ち望んできた、理想の状態じゃあないですかっ!
もしかして、ようやくゴールが見えてきたってことでしょうか?
だとしたら、マジでうれしいんだけどなぁ…。



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