劇団NONNY部署紹介#5 小道具編
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みなさんこんにちは! 劇団NONNY3年 広報担当、まのです。
新歓企画として、劇団NONNYにはどんな部署があるのか、対談形式で紹介しています!
演劇に興味がある人、裏方に興味がある人、劇団NONNYにどんな部員がいるのか興味がある人……そんな新入生に必見の情報が盛り沢山なので、ぜひご覧ください✨
↓紹介していく部署は以下の通りです↓
・役者
・演出
・舞台監督
・衣装メイク
・宣伝美術
・音響
・照明
・小道具
・舞台美術
・制作
(順不同)
5回目の今回は、『小道具』の部署紹介をしていきたいと思います!
小道具といえば、職人の技が光る部署ですね✨ 工夫次第で舞台のリアリティや世界観を作り上げることができます。
ものをたくさん作ったりするクリエイティブな部署ですが、具体的にどう仕事を進めていくのか、どういうところが楽しいのかなどを、小道具部署で活躍する部員に聞いてみました!
部員紹介#5
今回は、劇団NONNYの力持ち担当!! 力強くみんなを支えてくれるお兄さん、ワックさんに小道具について詳しく聞いてみました!
自己紹介
芸名:ワック
所属:教育学部小学校コース4年
主な部署:役者、小道具、舞台美術
演劇経験:高校1〜3年+大学2〜4年
好きなこと:ものづくり、釣り
大学の豆知識:南門前の音が出る歩行者用信号機は、音が鳴り始めてから17回目で赤に変わるよ!
小道具の仕事とは
小道具の仕事とは?
まの:まずは小道具部署の仕事についてお願いします。
ワック:台本を読んで、演出と相談し、使用する小道具を洗い出します。もちろん、台本で指定されている小道具だけじゃなく、こういう道具あったらいいな、と思う道具なども考えます。そのあとは、買ってきたり、借りたり、作ったりして道具を用意します。時代背景や劇の雰囲気に合わせる必要があるから、選んでる時間も楽しい!
まの:作る仕事に着目されがちですが、使う道具の選別も大事ですね。
仕事の上で重要なことは…?
まの:小道具の仕事をする上で大事なことって何ですか?
ワック:重要なのは保管だね。
まの:意外にも! 用意した後が重要なんですね。
ワック:段ボールで作ったりすると、保管してる最中に傷んだり壊れたりするので……本番で使う道具とは別に仮道具を用意するのも大事です。
まの:失くしたりしても困りますからね。
ワック:本番前は小道具を管理している人や保管場所などをリストアップしたりもします。
まの:劇中の小道具の動線とかも、見落としがちですけど実は結構大事ですよね。
小道具部署の花形といえば……やっぱり製作!
まの:ワックさんは小道具製作のイメージがありますね!
ワック:画家のキャンバスや、戦隊モノの武器を作ったね。
まの:戦隊モノの武器は印象に残ってます。たくさん個性的な武器が登場して、小道具で華やかになった劇でしたね。
ワック:実はあれ、全部段ボールで作ってたんだよね。段ボールを縫い合わせると、かなり何でも作れるようになるから。
まの:段ボールを縫う!? 貼るとかではなく……!
ワック:外側を縫い合わせて中を詰めたりすると、色々な形に成形できるので、段ボールを使った工作はすごく楽しいです。
まの:小道具製作のすごいアイデアが飛び出ましたね。
小道具部署の良いところ
小道具部署のいいところって?
ワック:自分は作るのが一番楽しいかな。「演劇に関わりたい」の一つの方法に裏方での参加があると思うんだけど、物が作りたい人は、小道具部署に向いてると思う。もちろん、作るだけじゃなくて、配置や、キャラクター・劇に合う小道具を選ぶっていうセンスを見せられる場でもある。
まの:音響照明の効果とは違って、演劇演劇してない部分ですが、舞台の印象を強くするには必要不可欠な仕事ですよね。
ワック:そういう、演出面とはまた違った職人芸だね。
実はこんなお得な部署!
ワック:あとは……似合う道具が無かった時に自分で作って用意できちゃうのも良いところだと思う! 良い音響が見つからなかったとき作曲するっていうのは難しいかもしれないけど、ものを作るのは人間の根源だからみんなできることなので(もちろん器用不器用っていう差はあるかもしれないけど)。
まの:私たちが小さい頃から工作したりするように、特別なノウハウがなくても見様見真似で作ってみることはできますからね。
ワック:経験を積んでいくとどんな素材を使ったらいいかとかもだんだんわかってくるので、最初は上手くなくても誰でも職人になれる! というところも、小道具の良さだと思います。あとは、ものを作ることでリラックス効果が得られるっていう研究もあるらしくて。
まの:へー! 初めて聞きました……!
ワック:これは小道具部署が得られる特権かもしれないですね。
ワックが思う、NONNYの良さ
演劇を作る集団としての良いところ
ワック:最近のNONNYは、稽古中もピリピリしすぎず楽しみながら、集中すべき点では集中する、っていう良いメリハリが作れていると思います。
まの:できる範囲をみんなで探りつつ、良く変えられる部分は変えていこうという団結力もありますよね。
ワック:劇団として安定感があるので、途中でやりにくくなる、ということもない。緩いとはいえ、仕事を進めなかったり休みすぎたりしている人がいたら声をかけるとか、良い雰囲気の中でもちゃんと声を掛け合ってるよね、遠慮しすぎることもなく。
まの:雰囲気と統率のバランスは、劇を作る上で大きいですよね。
サークルとしての良いところ
ワック:雰囲気だね!
まの:ですよね!!
ワック:自分がNONNYに入った理由もそれなんです。入学してからずっとサークルをやってなかったんですけど、2年生のある日大学内を歩いてたら、NONNYの人たちに声をかけられて。後から知ったら、その日はサークルの日だったみたいなんですけど。その声かけをしてる雰囲気が、自分が高校で一緒に演劇をやってた集団とすごく似ていて、「ここならやっていける」と思って、そこで入団を決めたんだよね。
まの:その場でですか!?
ワック:入ってみたら、思ってた通りの雰囲気で、「俺ここにいて良いんだ」ってすごく気が楽になったんだよね。入るタイミング関係なく、誰でも歓迎して受け入れてくれる。
まの:私も入るの遅かったけど、すぐに完全に馴染めました!
ワック:それに、上の世代からの強制力とかが無いのも良いよね。ご飯や飲み会、旅行の企画とかも自由参加だし、「来いよ!」みたいな変な絡みする人もいないし、行かなかったからといって険悪になることもない。
まの:学年内での遊びの企画も、行けなくても浮いたりしないですよね。
ワック:仲が良いからこそ、自由意志が尊重されてるって感じだよね。
新入生に一言
ワック:大学に入って何か新しいことを始めたいと思っているそこの貴方! 一緒に演劇やりましょう! 感情込めるのが得意・作曲できる・コーディネートを褒められる・ものを作れる・絵が描ける……等、貴方の強みを活かして演劇に参加できます! 勿論経験者も大歓迎! みんなで自由に楽しく、でもやるときゃ真面目に。そんな充実した4年間を過ごしたいなら、是非劇団NONNYへ!
小道具編、今回はワックさんに話を聞いていきました!
小道具部署の魅力が伝わったのではないでしょうか!
今回は3年の私も知らないような、小道具部署の魅力や特徴などが盛り沢山の回でした。学ぶところも多かったですね。もの作りが好きな方はぜひ、NONNYで一緒に小道具製作をやってみましょう♪
次回は舞台美術部署を紹介します! 更新をお楽しみに🌸