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劇団NONNY部署紹介#3 音響編

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 みなさんこんにちは!  劇団NONNY3年 広報担当、まのです。
 新歓企画として、劇団NONNYにはどんな部署があるのか、対談形式で紹介しています!
 演劇に興味がある人、裏方に興味がある人、劇団NONNYにどんな部員がいるのか興味がある人……そんな新入生に必見の情報が盛り沢山なので、ぜひご覧ください✨

↓紹介していく部署は以下の通りです↓
・役者
・演出
・舞台監督
・衣装メイク
・宣伝美術
・音響
・照明
・小道具
・舞台美術
・制作
(順不同)

  3回目の今回は、『音響』の部署紹介をしていきたいと思います!
 音響は、見た目には現れない部分で舞台を支えてくれる演出効果ですね。

南部青少年センターの音響機材

 音響を用意する人、実際に機材を操作する人など……仕事が盛り沢山の部署ですが、具体的にどう仕事を進めていくのか、どういうところが楽しいのかなどを、音響部署で活躍する部員に聞いてみました!


部員紹介#3

 今回は、NONNY音響部署の頼れるお姉さん、たまをさんに音響について詳しく聞いてみました!

自己紹介

  • 芸名:たまを

  • 所属:医学部2年

  • 主な部署:役者、音響、(宣伝美術)

  • 演劇経験:高校1年〜

  • 好きなこと:ピアノ・ギター・ビオラ(オーケストラと兼部しています)の演奏、ミュージカル観劇

  • ひとこと:NONNYには私含め西千葉以外の学生もたくさんいます! 稽古の参加も全然問題ないのでご安心ください👌

音響の仕事とは

音響の仕事とは?

まの:最初に、音響部署の仕事についてお願いします。
たまを:まず台本からどんな効果音が必要かをリストアップして、それぞれに合った音をネットなどから探します。探した音の中から演出と相談して最終的に使う音を決定します。それが決まったら、編集が必要な音はエフェクトかけたり、いくつかの音を混ぜたりします。本番では、サンプラーという専用の機械に音を入れたSDカードを挿して、実際に音を流します。
まの:本番で操作する人をオペ(オペレーター)と呼びますね! 私もこの間の年度末公演で初挑戦しました。特殊な機械なので、操作するのも面白いですよね。
たまを:実は私も、NONNYで音響部署入ったのはこの前の年度末公演が初めてだったんですけど(笑)
まの:初めてとは思えない職人技を披露してましたよね! いくつかの音を組み合わせて一つの効果音を作ったりとか。
たまを:高校でやっていた経験が生きてますね。

こだわるポイント

まの:大変な工程はどこですか?
たまを:しっくりくる音を探すところと、編集が大変ですね。音を組み合わせるときに、音量のバランスを合わせたり、ピッチや速さを調節して一つの音にしたりするのが結構難しいです。
まの:編集が一番時間かかるよね。
たまを:フリー音源サイトって限られてるので、納得いく音を見つけるのが難しいです。なので海外のサイトも探したりします。
まの:海外のサイトまで!? 職人魂を感じますね……!
たまを:あとは、パソコンで聞くのと会場でスピーカーで聴くのとでは全然違うし、自分で聞くのとお客さんが聞くのとで音のイメージが違ったりもするので、そこも踏まえて音響選びをするのが難しいです。
まの:確かに、下見で実際に流したらなんか違うな……って、一から新しく音探し直したりとかあったね。こだわろうと思うと無限にこだわれちゃうのが音響部署の特徴でもあるよね。

音響部署の良いところ

音響部署のいいところって?

たまを:会場で実際に音を流した時に「良いじゃん!」ってしっくりくる瞬間や、演出の人に「いいね」って言われた時に充実感があります。会場で実際に音を使って演技すると臨場感とかが全然違って演技がイキイキするので、その時に音響のやりがいを感じます。
まの:レベチェ(レベルチェック)っていう、音の大きさとかタイミングをチェックする時間があるんだけど、そこで決めた音を聞いてみんなで「いいね!」って言い合うタイミングが楽しいよね!
たまを:一つの作品として完成した感があって良い瞬間ですね。
まの:お客さんから評価をもらうときも嬉しいよね。こだわりをわかってもらったとき。
たまを:村を壊すっていうSEを作ったとき、叫び声とか実際にものを壊した音とかを組み合わせてSEを作ったんです。そのとき「リアルすぎて怖い!」っていう意見をもらえて、こだわってよかった、嬉しいって思いました。

もはや職業病!?

たまを:音響をやってると、街中でも音を探しちゃったりしますね。
まの:すごい! もはや職業病だね……!
たまを:例えば、飛行機の音を使うのに、街歩きながら「バイクの音って飛行機の音と似てるかもな」とか考えたり。
まの:確かに、そのものの音を探すんじゃなくて、似てる音を使ってみたら意外と合う……ってパターンもあるもんね。
たまを:音を組み合わせたりして遊んだりするのが好きな人は音響部署に向いてると思います。

たまをが思う、NONNYの良さ

たまを:サークルとしては、仲がいい! 人が多すぎないから誰とでも、全員と仲良く話せる。色んな学部の人がいるから色んな話が聞けるのも良いですね。
まの:そうだね、学年関わらず上下みんな仲良いね!
たまを:あとは兼サしやすいのも良いと思います。
まの:現2年生はみんな兼サしてるもんね!
たまを:その自由さが良いというか。

たまを:あとは、大学から演劇を始めた人が多いけど、みんな平等に活動して平等に意見を言い合う雰囲気があってとても良いです。
まの:演者として出られる機会も平等だもんね。
たまを:役者希望の人数に合わせて台本を決めるので、出たい人は絶対出られる。逆に、スタッフだけ極めたい人が強引に役者やらされることもないので、機械だけ触りたい人とか、ものだけ作りたい人とかも演劇に関わりやすいサークルだと思います。

新入生に一言

たまを:演劇ってハードル高そうに見えるけど、全然大丈夫です! 文化祭で演劇の楽しさを知った人もたくさんいると思います。私も文化祭でやった演劇が楽しくて、「演劇部入ったら一年中文化祭みたいなことできるじゃん!」と思ったのが演劇を始めたきっかけでした。文化祭が楽しかった人は絶対楽しいので、固定観念を捨てて、ぜひ入団してください!


 音響編、今回はたまをさんに話を聞いていきました!
 音響部署の魅力が伝わったのではないでしょうか!
 この部署は目には見えない部分で舞台を支える仕事がメインですが、機材の操作など演劇をやってないとできない、面白いところが多いですね♪

 次回は照明部署を紹介します! 更新をお楽しみに🌸