トランプ（ショートコント）

👩👧二人がトランプをしている
👧「えーとこれは♠の3だ！」
👩「すごい！」
👧「で、これは♥の8だね！」
👩「えっすごい！これで54枚全部のトランプの裏からカード当てたね！」
👧「ヘヘっすごいでしょ！」
👩「ねぇ〜どうやってやったの〜。そろそろタネ教えてよ。」
👧「え〜、どうしようかなあ〜」
👩「ねぇ〜教えてよ〜」
👧「うん、じゃあ特別にあやかには教えるね！」
👩「うん！早く教えてよ〜」
👧「実は私、魔法少女になったの！」
👩「えっ魔法少女？」
👧「そう！」　
👩「魔法少女ってあの？怪獣とか倒す？」　
👧「そう！あの魔法少女！」
👩「あのリリカルとか、プリキュアとか、マギカとかの？」
👧「うん！そうだよ！魔法少女になるかわりにトランプの裏を全て見れるようにしてもらったの！」
👩「えっなんで？」　
👧「えっ？」
👩「えっなんでそんなことしたの？」　
👧「えっだってトランプの裏見れたら驚いてくれるかなぁと思って､､､」
👩「だってそれじゃ今後一生トランプ楽しめないんだよ！」
👧「どういうこと？」
👩「トランプって表が見えないから面白いんだよ！」
👧「えっ？」　
👩「だから！トランプは表が見えないから面白いんだよ、表が見えてるババ抜きなんか全然面白くないじゃん！ただの柄合わせじゃん。ダウトなんてコイツ何やってんのって冷めた目で見ることになるじゃん！」
👧「でも豚のしっぽは瞬殺できるよ！」
👩「誰がカードの表見えてる人とトランプやりたくなるの？」
👧「えっ？」
👩「そりゃ誰もあんたとトランプやってくれなくなるよ！表全部見えてるんだから！どうすんだよ！明日修学旅行なんだよ！トランプが人生で一番盛り上がる夜じゃん！」
👧「どうしよう〜、そうだよね〜、誰も私とトランプやってくれないよね💦」
👩「とりあえず！魔法少女辞めよう！」
👧「えっ！せっかくなったのに！」
👩「辞めよう！修学旅行の夜のトランプと魔法少女だったら絶対修学旅行の夜のトランプの方が楽しいから！」
👧「えっでも契約しちゃったよ〜」
👩「大丈夫！まだクーリングオフが使えるはずだから！」
🙇「魔法少女にクーリングオフってあるのかなぁ〜」
「とりあえず交渉しに行こう！」
二人で交渉に行く。
👩「とりあえずやめさせてもらえて良かったね」
👧「ねっまさかトランプ4枚並べてこの中に♥のAはどれだか当てられたら魔法少女を辞めさせてやるって言ったときは正気か？と思ったけどね！」
👩「ねぇ〜昨日金曜ロードショーで千と千尋の神隠しやってたからそれに影響されたのかなぁ〜」
👧「ねぇ〜まさかの一枚も入ってないのバレバレだったよね」
👩「さきの能力もう忘れてたよね笑」