ウォームギアの使い道

ウォームギアの概要と、その特性・使い道について、メモ書きを残します。
参考文献は、

ウォームギアとは

ウォームは、ねじ歯車の一種であり、丸棒にねじを作ったものをウォーム、それに直角に噛み合う歯幅の薄いはすば歯車をウォームホイールといいます。この2つはセットで使われ、この2つのの組み合わせのことを「ウォームギア」といいます。
ウォームは、英語で書くと「worm」で、芋虫のことを指します。ウォームのねじれが芋虫の模様にみえることからこの名がついたようですね。

ウォームギアの特徴は、駆動部となるウォームが小型で、大きな減速比が得られることです。ウォーム1回転あたりのウォームホイールが回転量がとても少なくなるために、大きな減速比が得られます。
また、かみ合いは静かで円滑です。
更にもう一つの特徴として、ウォームホイールからウォームは回せないことが挙げられます。これをセルフロックと言います。通常の歯車の場合では、どちらの歯車を回転させても、もう一方が回りますが、ウォームギアの場合では、ウォーム側を受動的に動かすことができません。
 この逆転できない特性を利用して、逆転防止歯車装置としても運用が可能です。

参考文献URL
https://www.khkgears.co.jp/khk_products/Wormgear.html