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zero dB / A Pomba Girou(Austin Ato Remix)

最近の新譜のAfro Houseは弱体化しており、以前のように恍惚さというか、たいそうな感じがかなり抑えられ、Deep HouseやLatin Houseに近くなっております。それはそれで良いのですが、"激"と名乗っているからには少し足りません。。。
そんなこんなで最近よくDJでかけているのが、この攻撃的Brazilian Houseです。

情報

zero dB / A Pomba Girou(Austin Ato Remix)
リリース / 2022/06/14
レーベル / Tru Thoughts
ジャンル / Brazilian House
BPM / 130

zero dBといえば、長くDJしている方にとっては2000年代のCrossover楽曲のリリースのイメージがあると思います。実際この曲も2006年にオリジナルがリリースされてます。その後、今年にLatin HouseのプロデューサーであるAustin AtoによってRemixがリリースされました。リリース当時はNINJATUNEでしたが、今回はTruThoughtsからのリリースと、因果を感じさせますが、楽曲はかなりパワフルに、そして今時のベターっとした、UK GarageのようなBassを感じつつ、Sambaっほいノリも存続している、まさに今のCrossoverのひとつの回答ではないかなと、個人的には思ってます。大箱でも全然対応できる音圧です。

アーティストについて

zero dBはUK出身のプロデューサーで、Chris VogadoとNeil Combstockの二人組のユニット名です。調べて初めて二人組ということを知りました。LPはNIJATUNEから、2000年代前半はFluid OunceからEPをリリースしています。TECHNOとJAZZをCROSS OVERさせたような楽曲が印象にあります。

コメント

冒頭でも記載の通り、最近のAfro Houseは攻撃力が抑え目で、おしゃれな感じになっており(それはそれで良いのですが)、これまで感じられてたトランシーさであったり、大袈裟な感じを感じさせる楽曲が少なく、自分的に物足りなさを感じます。
昨年頃からこのようなエッジの効いたBrazilian Houseが幾つかリリースされており、何枚か購入してはDJに使用しております。Broken Beats→Blazilian House とするとかなり繋がりやすいし、今時のJAZZ CROSSOVERを表現している感じがします。

#激レコ
#jazzygroove
#brazil
#DJ選曲
#zerodb

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