1986年生まれ京都在住。DJ歴は約15年。様々なジャンルを経験しているからこそできる…

1986年生まれ京都在住。DJ歴は約15年。様々なジャンルを経験しているからこそできる独自の選曲が持ち味。 熱いパッションを込めて名前に負けないDJを行う。instagram→http://instagram.com/geki_tak/ #音楽で旅する週末 #着物DJ

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  • 激DJ 構築の戦略

    DJ歴18年の激が、これまで自身のもつ経験をもとに考えたオリジナルなロジックから現場で役に立つTIPSまでを余すところなく公開します。 1記事200円、マガジンで購入いただくと2000円で記事を読むことができます。 ※加筆、修正を行う場合があります。

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最近の記事

選曲の構築-当日編

しばらく更新が途絶えて申し訳ございません。私生活が忙しく、なかなかPCに向かえませんでした。 さて、考えに考えたプレイリストを手に、当日どう向き合っていくかについて記載していきます。 プレイリストを手放すタイミングさて、速攻で前頁を否定するような見出しですが、プレイリストを全部そのままできると思ってはダメです。あくまで、迷いなくDJをするための準備であって、それをそのまま行うのは、極端なことをいうとMIXCDを持ってきてそのままかけているのと大きく変わりません。当日だからこ

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    • いいねの数だけ普段聞いてる曲を晒す見た人もやる

      最近忙しくて記事を書く暇もなかったのですが、Xにてこういう企画があったので、だいたいこういうアンケートとかって、フォロワー多いわりに反応してくれなかったりして、自分の寂しさが露呈するので好きじゃないのですが、それはそれでギャグになるのでやってみました。 結局23もいいねきたので、律義に答えてみました。 間違って貼ってた 正しくは→https://open.spotify.com/intl-ja/track/4EN2upZSqlyY9hvqcKiFX6?si=664461e

      • 選曲の構築-2:8の法則 / 自分のタイプを判断する

        なんだかんだで10ページ目となりました。前項では戦略の組み立て方についてでしたが、今回はその戦略の立て方について、さらにヒントになる考え方について記していきます。 2:8の法則とは DJにもいくつか法則はあります。いくつかのDJのインタビュー記事などで見たことを覚えているのがこの2:8の法則です。(出典元を探し出せなかった。。)マーケティングではニッパチの法則と言われるものがありますが、それとは近いのですがまた別ですね。マーケティングの場合は、お客さん全体を100%とした

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        • 選曲の構築-引き込む仕掛けの作り方

          さて、ようやく、注意事項のようなコンテンツが終わり、仕掛けの作り方について記していきます。 グラデーションかけながら徐々に上げていくということも文化としてはありますが、このマガジンは「激のDJ Tipsを言語化する」というプロジェクトなので、自分のやり方をお伝えします。 前項にしたがい、選曲のストーリーを決めて行きます。最初に、1番キーになる曲を決めます。次に、序盤の雰囲気、つまりテクスチャーを決めていきます。序盤の雰囲気は一旦前のDJのDJ的な性格を加味して考えましょう。

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        記事

          選曲の構築-事前準備編 2

          前回の記事からの続きです。 大事なので長くなってまいりました。 タイムテーブル 気になるのはタイムテーブル。ピークの時間にやりたいですよね。でもなかなか難しいと思います。気になるところして、「順番は最初の方か、後の方か」というところじゃないでしょうか。 簡単にそれぞれの持ち場の期待されそうな役割を言語化すると 序盤→イベントのスタートダッシュ。全体の景気づけ 中盤→Groove Keep。落とさない。 終盤→ぎりぎりまで盛り上げて、すかっと終わる これは、自分がオー

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          選曲の構築-事前準備編 2

          選曲の構築-事前準備編 1

          前頁では、選曲の重要さについて記していきました。では、どういう風に選曲を進めていけば良いか、何を指針とすればよいのかについて記してまいります。 選曲を行う上で大事なこととして、 ・テーマ ・ニュアンス ・アプローチ ・タイムテーブル ・保険 ・確認 これらが挙げられます。 テーマは、何を持ってその選曲で伝えたいか、ニュアンスはどういう感じでやりたいか。アプローチはどういうDJでやりたいか、そしてタイムテーブルは順番による役割、保険はみたまんま ですね。それぞれ一つずつ見

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          選曲の構築-事前準備編 1

          選曲の構築-「構築」の必要性 

          いよいよ本編のはじまりです。まずはなぜ「構築」が必要なのかについて、記していきます。 本マガジンのタイトルは「激DJ 構築の戦略」としています。自分のDJのストロングポイントとして、多数のジャンルを扱いながら自分のパッションを表現していくことにあります。パッションと言いながらもただ熱いだけでは何も伝わりません。本マガジンでは、自分が苦しみながらようやく掴んできたポイントや、そこに至るまでの考えを可能な限り言語化してお伝えしていこうと思います。 このマガジンにより、別に自分が

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          選曲の構築-「構築」の必要性

          前提 DJとはアプローチの表現である-まとめ

          この章のまとめ まず最初に、曲の繋ぎ方において概念的なジャンルを理解する ということからはじまりました。 ・音楽のジャンルではなくDJのジャンルについて 次に、音楽自体の分類を、単純な曲のジャンルではなく、リズムパターンとテクスチャー、速さに分類するということについてお話ししました。 ・ダンスミュージック極論のジャンル分け① リズムパターン ・ダンスミュージック極論のジャンル分け② テクスチャー/ 速さ 一番言いたいこととしては、最初の項目でお伝えした、 と、いう

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          前提 DJとはアプローチの表現である-まとめ

          前提 DJとはアプローチの表現である-ダンスミュージック極論のジャンル分け② テクスチャー/ 速さ

          前ページでかなり極端なジャンル分けをしましたが、そこからさらに分けて、音楽を分類していきます。 テクスチャー(硬い・柔らかい) テクスチャーという概念は最近自分の中で新しいものですが、要は音が硬いか柔らかいかという分類です。 単純に打ち込みで作ったようなマシーンドラムがあれば硬い、生音のボンゴとか、そういうパーカッションになれば柔らかいという、至ってそのままな判断です。 前頁ではリズムパターン、今回は音の硬さで分けていくといったところですね。 前頁の振り返りでもありま

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          前提 DJとはアプローチの表現である-ダンスミュージック極…

          前提 DJとはアプローチの表現である-ダンスミュージック極論のジャンル分け① リズムパターン

          さぁ、第一章から飛ばしてまいりました激DJ構築の戦略。皆様前ページは理解でききましたでしょうか。 今回も本章に入る前の前談にあたる部分ですが、アプローチをより厚みを持たせるための一つの考え方について記していきます。 ※あくまで自分のDJについて考えているオリジナルなロジックです。 ダンスミュージックのジャンル分けの極論 HIPHOP、BREAKBEATS、HOUSE、REGGAE、EDM、TECHNO、JUKE、DUBSTEP・・・と数多のジャンルがありますが、DJの構築

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          前提 DJとはアプローチの表現である-ダンスミュージック極…

          前提 DJとはアプローチの表現である-音楽のジャンルではなくDJのジャンルについて

          前提として、DJはアプローチの表現であるということで、何をかけるかというより、それをどういう意味づけでかけるかということが重要と考えます。 度々出てくると思いますが、ロジックがしっかりしている思い込みは、自分のDJに厚みを出すことに役に立ちます。この章では、自分のDJを構築するうえでの考え方の前提について記していきます。 ※あくまで自分のDJについて考えているオリジナルなロジックです。 アプローチとは DJによるアプローチとは色んな意味合いがあるとは思います。例えば、プロ

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          前提 DJとはアプローチの表現である-音楽のジャンルではな…

          しくじり自己紹介

          自己紹介とこのマガジンを書いたきっかけについて お前は誰だ!ということで自己紹介をします。 激 1986年生まれ京都在住。Jazz感のあるBreakbeatsを中心にしつつ、アッパーからチルまで、様々なジャンルを経験しているからこそできる独自の選曲が持ち味。 熱いパッションを込めて名前に負けないDJを行う。 尊敬するDJは松浦俊夫とJ.ROCC  こういうプロフでやっております。 DJは19歳のころからなので、これを書いている現在(2023年)では、18年ほどやってます。

          しくじり自己紹介

          目次

          ※書きたいことごとに増えていきます ①しくじり自己紹介 ②前提 DJとはアプローチである ・音楽のジャンルではなくDJのジャンルについて ・ダンスミュージック極論のジャンル分け① リズムパターン ・ダンスミュージック極論のジャンル分け②  テクスチャー/ 速さ ・まとめ ③選曲の構築  ・「構築」の必要性   ・事前準備編 1  ・事前準備編 2  ・引き込む仕掛けの作り方  ・2:8の法則 / 自分のタイプを判断する      ・当日編 ④常にFRESHを意識す

          Breakbeats Jazz!| Atomised (Machinedrum Remix) / GoGo Penguin Music

          HOUSE強化月間を終えて、思ったことは、やはりある程度物量を買わないと、自分に合った曲というのは入手できないですね。データもVinylも然りです。人気の、評判の曲を入手することはイージーなんですがそれが自分の曲になるかどうかは、やはり相性はあると思います。付け焼き刃はやっぱり脆いなと。。 と、いうことで今回は、リリース直後からのお気に入り、まさにJAZZとBreakbeats、TechnoやRaveの要素も感じるこちらをレコメンド 情報 Atomised (Machi

          Breakbeats Jazz!| Atomised (Machinedrum Remix) / GoGo Penguin Music

          Strings of ・・・?| Cloudy / Daphni 

          HOUSE強化中です。今回はデータ音源でよくかけているこの曲をレコメンド。 情報 Cloudy / Daphni リリース / 2022/10/07 レーベル / Jialong ジャンル / CHICAGO HOUSE、MINIMAL BPM / 129 流麗なピアノの繰り返されるフレーズの下にCHICAGO HOUSEを思わせるベースとキックが特徴的な曲です。ブチ上げチューンではないですが、ベースとキックがしっかりしてますので存在感があり、これからっていうときに心

          Strings of ・・・?| Cloudy / Daphni 

          House強化月間| Canicule / V​é​ronique Samsung 

          HOUSE強化中で、ついに新譜をちょくちょく購入しております。そのなかでJETSETのKUWABARAくんにレコメンドしてもらって購入したこの一枚をレコメンドします。 情報 Canicule / V​é​ronique Samsung  リリース / 2022/08/30 レーベル / Must Be On Wax ジャンル /DEEP HOUSE、MINIMAL  BPM / 127 フランス語で「熱波」という意味の楽曲。熱波というには涼しさを感じるこの曲は、ジャ

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