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あとがきに変えて 自分のバージョンをアップデートしていくために

激DJ 構築の戦略をお読みいただきました皆さんありがとうございました。
とにかく伝えたいこととしては、何も考えずにDJするのではマンネリになるので、より人に伝えるためには様々考える必要があると。その考えるためのポイントを記載できたと思います。
これを考えられているからどうだという、即効性のあるものではないですが、積み重ねにより、人よりもGrooveが分厚くなると思います。
もちろん技術なども重要ですが、最低限のミックススキルさえあれば、どうにでもなると思いますので、あとはセンスの戦いになってくると考えます。

元々このマガジンを書き出して、本来は3月中に終わらせる予定だったのが、6月までかかってしまいました。単純に執筆時間を確保することができませんでした。
半年です、2024年も半分が終わろうとしています。
激個人も大きく変わってきております。昨年感じていた「万能感」はかなり抑えられ、「今年は難しい、厳しい戦いが多い」と感じることが多くなりました。
去年は年間129本、3月の青山蜂に始まり、11月なんかフェス2本に東京でのDJ、12月は名古屋で石野卓球のサポートと、質量ともにとんでもない月になってました。これは自分が相当上手くなったからとかではなく、今から思うと、ちょうど音楽的に自分のやっている領域がトレンドに乗っていた可能性もあるなと思っております。

去年末、忘れもしない2023年カウントダウンイベントで、完全に自分の乗っていた波が終わり、新しいトレンドの兆候を感じました。要は自分のDJが滑り、他の人がめっちゃ受けていました。この頃より、この半年地味にバージョンを変えようと、マイナーアップデートを図っております。
まだ打開策は見えてないですが、たまに当たる時も増えてきたので、大筋は間違っていないかなと。多分あと3ヶ月やっていれば、もう数頁はかけたかなと思いますが、一旦終わらせないと終わりなき戦いになるので、こちらはこちらで終わりです。

自分のDJは自分のDJで尖らせつつ、一方でトレンドはある程度意識しないと、どんどん独りよがりなDJになります。相当なカリスマ性があれば独りよがりであればあるほど良いですが、そうでない人がほとんどですので、ある程度ビジネス的なDJと、お客さんと自分とを乗せていくための構築の精度を高めていく必要があると考えます。

ここまで書いといて無責任ですが、やはり才能ある人にはなかなか勝てないですね。技術でどうこうするもんでもないし。データが普及され、Vinylと違って300円も出せばいい音源を買ってDJできる時代です。曲単体で見るならば、知っているか知らないかの世界になるでしょう。
でもそこはDJですので、経緯であったり向き合い方であったりが重要で、祖の細々したものの積み重ねでその人にしか出せないGrooveに繋がると信じるしかないなと思います。
何回も言いますが、世の中は才能が無い人がほとんどです。才能ある人の真似をしても表面的になぞるだけなので、自分だけのロジックであったり感性を磨く必要があります。

その中で、ロジックだけでもある程度のところまでやれるぞと、言う後押しができればとこのマガジンを書きました。
基本こういうの書きだすと自分語りや、自分のことを良く見せようとするじゃないですか。自分のことはDJ見てもらえればわかるので、今回のマガジンでは、わざわざ文字にするのは控えようと思って、ただひたすらにDJについてを記載したつもりです。


最後に、このマガジンを購入くださった方、必要な記事だけ購入くださった皆様、ありがとうございました。
当初、こんなものに誰がお金出すんだと思いましたが、最初期に購入いただいたり、「次回楽しみにしている」と嬉しいお言葉をかけてもらえたりしていただいたおかげで、なんとか書き上げることができました。
みなさんのDJライフに少しでもお役に立てれば光栄です。

次の段階は、これを書籍化したいけど、それこそ誰が買うかな。。笑



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DJ歴18年の激が、これまで自身のもつ経験をもとに考えたオリジナルなロジックから現場で役に立つTIPSまでを余すところなく公開します。 1…

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