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Jungle / Talk About It

先日の「BREAKBEATSの時代きたんじゃね?」と感じたきっかけの曲をご紹介

情報

Jungle / Talk About It
リリース:2021/08/13
BPM:128
ジャンル:BREAKBEATS,CROSS OVER
使いやすさ:◎−

初見では「あれ?これは古い曲のリイシューかな?」と思いましたが、そうではなく最近のリリースということに驚きました。たぶん、あんまり知らない人に聞かせたら同じように古い曲と思われるでしょう。
構成として、懐かしさを感じるBREAKBEATSの上に、シンプルな歌詞のボーカルが載っている、ストレート一直線みたいな楽曲で、その潔さに好感しか持てません。曲の長さは3分半ほどですが、もっと短く感じるくらい疾走感があります。しっかり低音走っているのはUKらしくてとても良いのも◎

プロデューサー・アーティストについて

2013年に発足したUKのNEO SOULBAND。自分が知らないだけでFujirockにも来日しているらしい。てっきり90年台からやっているバンドがまたリイシューか、当時を思わせる楽曲をリリースしたのかと思ってました。STR4TAみたいに。。笑
本国イギリスでの評価も高く、UKチャートTop10にもランクインした楽曲もあるとのこと。
このような、所謂渋い音楽が受けるのは、UKの音楽土壌の豊かさを感じるとともに、日本では流行らなかったブリットファンクは彼の国では流行っていたんだ。。!という気づきを得られますね。

コメント

一応私、現役のブレイクダンサーなんですけども。この曲はまさにBBOY!を感じさせるもので、MVにもダンサーがたくさん登場し、ブレイクダンスっぽいことやるんですが、声を大にして言いたいのは「もっとあったやろ!!!」と。ワンテイクで撮ったので、その荒々しい感じもお楽しみください的な感じですが、絶対もっとできた。
何回も言いますが、曲調が古いです。NEO SOULということもあり新しくしにくいジャンルではありますが、折角新譜をかけているのに、旧曲をかけていると思われそうな気がします。と、いうことで「使いやすさ」の項目を◎−(マイナス)としました。
この辺はムズイすね。Brand New HeaviesやJamiroquaiの二番煎じみたいな捉え方されそう。あえてそのあたりの楽曲の中に織り交ぜながらかけると、さらっとおしゃれにできそうですね。


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