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役者インタビュー 上野佳秋

今年2020年2月29日~3月2日の期間で劇団光合聲#2「忍武の砦」が一心寺シアター倶楽にて上演する。本日のインタビュー記事、お相手は阪大殺陣部に所属している上野佳秋さん。

今回の公演では殺陣振付も兼任している彼ですが、今公演にはどのような思いをもって望んでいるのでしょうか?

劇団光合聲参加のきっかけ

上野:木村遼太さんにまず出会ったのが僕が一回生の時の4月か5月にあったそれかん(関西の学生劇団が集まってそれぞれ宣伝をする場)なんです。

ー大分初期の頃なんですね。

上野:そうなんです。その時は濃すぎて、まあ強い人やなと思ってて、それ以降、何回か公演は見に来てもらってたんです。直接何か公演しようみたいな話はなかったんですけど、2018年の12月の末に行われた、突劇金魚さんの公演で木村さんと再会して、その時ちょっと殺陣があるみたいな感じだったんです。

上野:木村さんが殺陣するやってるときに、こっちの方がいいんじゃなかみたいな話をしたんですよ。その時に俺が殺陣を出来る理由みたいな話もちょっとしたんで、光合聲で殺陣芝居をする時は指導役として呼ぶわ、となったんです。それに加えて役者もしてくれ、と。そういう話で今回はオーディションを受けることになりました。

上野さんから見た稽古場の様子

上野:いろんな大学の人がいます。何回か他大学の人とお芝居をすることはあったんですけど、それでもまだ関わったことのない大学の人とお芝居をする、というので雰囲気とか初めてな感じですね。ごった返してる賑やかさみたいなのがすごくて、楽しいなていう感じですね。

ー殺陣振付をされてるということで、殺陣としてはどれくらいの時間を?

上野:殺陣の段取りをつけるまでは僕が6、木村さんが4、多い時には僕が7、木村さんが3みたいな感じでしたね。段取りをつけるのが終わったタイミングで逆に木村さんが7、僕が3ぐらいに変わりましたね。

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最も絡む人

上野:光合聲の井上君ですかね。井上君はシーンを共にするっていう意味でもすごく仲良くしてますね。めちゃくちゃ話面白いし、雑なフリにも答えてくれるので、僕が依存してるんじゃないかってぐらいに絡んでる気がしてますね。

上野:後はまあ・・・遠藤ですかね(笑)殴る蹴るも、喧嘩するほど仲がいい感じですね。帰り道が一緒だったりするので仲良くしてますね。

自分の役の見所

上野:皆さんご存知のあの役をやるんですけど、散々ありとあらゆる時空で擦られ続けたキャラクターなんですよ。でも今まで擦られてきた中であまり見たことない一面がフィーチャーされた芝居かなと思いますね。そのあたりの一面から見るこのキャラクターは、皆さんのを持ってるキャラクターと近しいのか遠いのかみたいなのを感じてもらえると僕としてはやった感がありますね。

意気込み

上野:タイミングとして以前、劇団六風館に所属してたんですけど、そこを引退してから初めての自分の役者としての公演なので、六風館で培ってきたこととか六風館では作品のテイスト的にやれなかったこととか、そういうものを出していくにはいいタイミングかなと思います。

上野:それこそすごく色々な大学の人がいて、その知り合いがいっぱいいてみたいな意味でも人に見られる公演になっちゃうので、僕を知ってる人の輪が広がるみたいな意味で萎縮する部分と言うか緊張する部分や申し訳ない部分もあります。でも、それで何か世界が広がればとっても楽しいなと思います

上野:東は立命、西は神戸大学までぐるっといろんな大学がごっちゃになって一つの作品を作り上げていますので、色んな大学生の集まった熱量であったりとかいい意味でメイクされた雰囲気なお芝居を楽しんでいただければいいのかなと思います。

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さて、いかがでしたでしょうか。上野さんのユーモアある魅力が少しでも伝わっていればなと思います。そんな上野さんに興味を持ったあなた!是非「忍武の砦」、観にいらしてください!

ご予約(上野窓口)はこちら↓ 




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