n「やりたいことができるようになる考え方」作・うまいもんだなあ

こんばんは。深夜です。大阪芸短文芸部です!
すごい勢いで作品が届いております!
良い流れでしかない!
全部員よ、この流れに乗れ!
ということで、お届けいたします!

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忙しそう。また仕事引き受けたの?よくやるなぁ、いろんなことやってるの、〇〇くらいだよね。どうしてそんなにできるの?

こんなふうによく声をかけられるのは実際、忙しそうであり充実しているように見えている証拠だと思っている。

小・中・高校と、その他一般人として生きてきた気がする。本来の性格は、目立つことが好きだった。物心ついたときから自分は人とは違う人間になりたい、人よりも優れた人になりたいとませたことを考えていた。ところが、成長するにつれて色々邪心が入る。行動する集団の母数が大きくなればなるほど失敗を恐れるようになる。

きっかけは「〜長、〜リーダー」がつく役職は何でもやると答えていた小学生のとき。体育大会でスピーチをする役割だった自分はどうしても原稿が覚えられなかった。これまで直前でなんとかなっていたことをいいことに、今回もどーせなんとかなるだろうと考えていた。結果、プライドの高い自分が手帳を持って不格好に300人の前にさらされることとなった。

それからは人前が怖くなった。自信過剰な自分を失い、自分を表現することがとても怖かった。

別につまらない生活というほどでもないけど、自分より目立つ人を見るとどうやったらあそこに立てるのか。なぜあそこに立っていないのかと考える瞬間が訪れる。

そのまま、高校卒業位の時期には他人とは違う風になっている、なにか有名な、注目ドラマされる人間になるだろうと思ってた夢は潰え、無難に卒業して大学生となった。

このまま終わるのだろうか。なにか特別なことが起こらないだろうか。そう思っていたときに高校時代の学級通信を見つけた。卒業前にもらったもので先生からのメッセージが書いてあった。その中の小さな欄に、学年から嫌われていた気がする先生の名前があった。あの人はめんどくさい、おかしいって言われていた気がする。その先生はたった一言、殴り書きのメモのように卒業生へのメッセージを書いていた。


「全責任を負う人生は楽しい」


初めて聞く言葉だった。まるで、楽しんでるか?って聞かれたみたいだ。何が怖いだ。自分で自分の失敗を認めることができないから怖いんだろう。つまらない生活でもないけど、心の底から一度きりの人生を楽しんでるかと言われればそうでもない。

失敗を恐れてはいけない。後のことを考えれば大丈夫。自己責任ならなんでもできる。当たり障りの無い安定はまっぴらだ。そもそも性に合わない。

今はとにかく忙しい。充実している。よくでしゃばるし、やりたがる。どんなふうに見えているか怖がる必要もない。人生自体が自己責任なんだから、やりたい事は何でもできるし、だからとても楽しい。そんなふうに周りから見えてるんだとしたらそれも嬉しい。だって人と違うようなひと味変わった人間になることが夢だったんだから。

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後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これ、、、すみません、なんでも載せていいかなと思うあまり、うまいもんだなあの中身を書きましたね。ノンフィクションだから初めてのエッセイ?になるのかな。

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うまいもんだなあ初のエッセイ!
今まで書いていたジャンルと違う作品を書いてみようという思いに完敗です。
管理人も頑張ります。
次回もお楽しみに〜!

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