ヤフコメって…。

私は毎朝「Yahoo!ニュース」をチェックして世の中の情報、出来事を取り入れているのが日課となっております。
経済、スポーツ、エンタメなど様々なジャンルに分かれてニュースを読むことができるのでとても重宝しております。
しかしながら、ニュースに対して不特定多数の人がコメントできる「ヤフコメ」の内容がちょっとひどいと感じるのは僕だけでしょうか？

職業柄、特にエンタメ（芸能）ニュースを見ることが多いのですが、芸能ニュースに対してのコメントはただただ文句を言いたいだけもしくは、日頃のストレスの発散の場となっているように思います。

アンチも人気のバロメーターなんて言いますから、そんな奴の言うことはほっとけと思う方もいらっしゃると思いますが、なんでもかんでもニュースに対しての意見を述べるわけでもなく、ただただ芸能人に対して文句を言うコメントはいかがなもんかと。そこに僕は怒りを感じずにはいられないのです。

よくあるヤフコメ

当然ヤフコメで文句を書く人にボキャブラリーもなけければ鋭さもない訳です。そしてヤフコメにはテンプレート化している「あるあるコメント」が存在するのです。
ここでヤフコメの「あるあるコメント」を紹介します。

【あるあるヤフコメ・その１】「どうでもいい」
「どうでもいい」言って起きながらコメントしている人がけっこう多いですね。そんなどうでもいいことにわざわざ時間を割いてコメントしてる神経が僕にはわかりませんが…。

【あるあるヤフコメ・その２】「どこが面白いか分からない」
これは芸人さんに向けてのコメントが多いです。
お笑いは多種多様ですから、万人から笑いを取るというのはとても難しいと思います。それを理解した上で見てあげて欲しいものです。もし分からないと言うのであればお笑いをもっと勉強してみてください。

【あるあるヤフコメ・その3】「この人が出てたらチャンネル変えます」
いくら嫌いでもチャンネルを変えるほどタレントを嫌いになるってことありますかね？　そのタレントに何か嫌がらせでもされたとしか思いませんが。
もしかしたらこの種のコメントする方は根っからのヒステリックなのかもしれません。

【あるあるヤフコメ・その4】「引退してほしい」
不倫などのニュースで「引退してくれ」と書き込むコメントが多く見られますが、まぁそんなことでは引退しないです。
不道徳なことをしたら叩かれるという昨今の風潮はただただ生きづらくしているだけ。その厳しいあなたの道徳観をぜひ自分にも向けてください。

ヤフコメで喧嘩が勃発

ヤフコメでの喧嘩が実際に暴行事件へと発展したケースもあったようです。

ネットのコメント欄でのバトルが、現実の事件に発展した。警視庁は今年5月、インターネットニュースのコメント欄でトラブルになった45歳の男性を品川区の路上に呼び出し、殴る蹴るの暴行を振るったとして、41歳の男を逮捕した。容疑者と被害者男性は、ヤフーニュースのコメント欄でボクシング選手の強さについて投稿し合っていた。投稿を続けるうちに言い争いになり、会った際に暴行を加えたと見られる。
（https://news.nicovideo.jp/watch/nw5692906）2019/07/24ニコニコニュースより抜粋

こんな事件が起こってしまうほどエスカレートしてしまうなんて本当にどうかしてます。
そしてこんなニュースを見るとヤフコメって何のためにあるのか甚だ疑問です。そしてそれらのコメントをニュースや情報番組であたかも世間の代表の声のように紹介される報道の仕方もいかがなもんかと思います。

匿名性で誰でも気軽に発言できることから無法状態化しているヤフーコメント。その言葉で傷つく人もいるということを忘れてはいけないし、誰かの人生を奪ってしまうこともあってはならないのです。

活字は「感情」が見えづらい分、捉え方も千差万別。
その厳しい目をまずは自分に向けてみてはどうでしょうか。