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【撮影記】鹿屋体育大学-九州共立大学

MATCH INFO

第38回九州大学サッカーリーグ1部 第4節
鹿屋体育大学 3-1 九州共立大学
[得点者]
21' 川原 陸登(九共大)
71' 戸田 峻平(鹿屋体大)
85' 畠中 健心(鹿屋体大)
92' 廣田 勇心(鹿屋体大)


4月29日、今シーズン初体大でした。

鹿屋体育大学グラウンドは生憎の曇天ながら、幸い予想されていた雨はほとんど落ちてくることはなく観戦しやすい天気になりました。翌日のエアーメモリアルinかのやに合わせ、US-2救難飛行艇も上空を飛んでいました。対戦相手は九州共立大学。開幕から3連勝と好調を維持しています。

この日のトピックとしては、この1,2ヶ月のうちにJ1横浜F・マリノス内定から特指でのプロデビューを果たし、U-22日本代表候補合宿招集までを経験してきたDF10 吉田 真那斗 選手(4年/浜松開誠館高)のチーム合流でした。試合はベンチから出番を待つことに。

試合のほうは、九共大が立ち上がりから神村出身のMF樋渡 鯉太郎選手の仕掛けなどでチャンスを生み出し、その流れのまま前半20分に自陣でのミスから失点。体大もボールを動かしながらチャンスを伺うも中々決定的な場面までは踏み込めず。2年の左SB14 吉川 敬進 選手(2年/JFAアカデミー福島U-18)が積極的にボールに絡みながら前へ出ていく動きが印象的でした(特に、前半は目の前のタッチライン際をよく上下に動いていたので)。

前線で何度も動き出しを見せゴールに向かったFW22 吉田 大翔 選手(4年/福岡高)
シュートを狙う
最終ラインを統率し、空中戦でも存在感を見せるDF4 片桐 羽馬人 選手(4年/熊本Y)
DF2 戸田 峻平 選手(2年/鳥栖U-18) 鹿児島出身で、太陽国分からF.Cuoreを経て鳥栖へ。

そのまま0-1で前半を折り返します。

ハーフタイム、アップ中のDF吉田 真那斗選手。帰ってきた吉田選手に応援団からは「何学んで来たの~!」と声が掛かり笑みがこぼれる

その吉田選手が後半からDF20 原 佳太朗 選手(2年/米子北高)に変わって入り、同じ右SBに入ります。キャプテンマークも片桐選手から引き継ぎました。

空いたコースにシュートを狙う九共大MF石橋 翔太選手。体大の選手も体を張ってブロックに入る
DF10 吉田 真那斗 選手(4年/浜松開誠館高,J1横浜FM内定,U-22代表候補)

吉田選手は貰う動き、サポート、サイドを駆け上がるドリブルにゴール前に顔を出すところまでハイレベルです。

試合はセットプレー流れのゴール前での密集をDF2 戸田 峻平 選手(2年/鳥栖U-18)が押し込み同点とすると、MF13 畠中 健心 選手(2年/神村学園高)がやはり混戦から押し込み逆転まで持ち込みます。

ベンチメンバーも選手に駆け寄り得点を喜ぶ

カウンターを中心に攻撃が組み立てられるようになると、サイドの機動力が活きてきます。途中で投入されたMF11 廣田 勇心 選手(3年/熊本Y)は持ち味のドリブルを積極的に仕掛け、カットインからニアに突き刺し試合を決定的なものとする3得点目を挙げました。

MF11 廣田 勇心 選手。得意のドリブルからカットインシュートの形で得点を狙う
そして終盤に遂に得点!喜びを爆発させます。

そういった感じで先制はされながらも後半は選手交代をしながら最終的には危なげなく相手を退け、開幕から4戦負けなし・3連勝としました。

週末は天皇杯本戦への出場権をかけた県予選決勝でユナイテッドと対戦する鹿屋体育大学サッカー部。我らが山口 卓己選手をはじめプロも多く輩出するチームです。
大学サッカーにはプロの試合とはまた違った面白さもあると思いますので、まだ試合を見られたことのない方もぜひ鹿屋体育大学グラウンドでのホームゲームに足を運んでみてはいかがでしょうか。ちなみに、最近出来たコンクリの観客席は直に座ると白くなりますので敷物や椅子を持参されると良いかと思います。

来場の際は鹿屋体育大学サッカー部HPの注意事項もご確認ください→
https://kanoyafootball.com/news/detail/id/21609

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