高須 イチゴ
1つ前のnoteで絵のことを取り上げたので、ここでは少しだけ私のイラストを紹介してみようと思います。(自己満)
今回紹介するのは、高須 イチゴちゃんです。この子はゲデモン(ゲデがこの世に産み落としたモンスター)のうちの1人になります。
ゲテモンみたいな響きで気に入っています。
イチゴちゃんにまつわるエピソードは下記の通りです。
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二重切開・糸リフト・ヒアル注入、生前の彼女は自他ともに認める美の追求者でした。
ある日、友人とイチゴ狩りに訪れた彼女はこのような話を耳にします。
ねぇ、知ってる?イチゴのつぶつぶってさ、実は種じゃなくて果実なんだよ。私達がいつも食べてる赤い部分は、ただの茎なの。
その後、彼女はイチゴが「偽果」と呼ばれていることを知りました。
夜、彼女はふと昔の事を思い出します。初めて顔にメスを入れたあの日。両親に言われた言葉。
「私が必死に産んだ身体に傷をつけるなんて。いくらお金で綺麗になったところで、あなたの顔は 偽物 でしかないのよ」
彼女は、イチゴと自分を重ねます。
しかし、他人に何と言われようがそこに後悔はありませんでした。整形をしたことで彼女の人生は180度好転したのです。
死後、彼女の魂は病院を彷徨っていました。イチゴの姿となって。
今日も彼女は誰かにエールを送ります。「すべての悩める人間が、前を向いて歩める世界になりますように。貴方が心から笑えますように」と。
こうして彼女は高須クリニックの守り神となったのです。
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このエピソード、わりと気に入っています。
ゲデモンは皆少なからずとも過去に何か抱えてる子が多いのですが、イチゴちゃんはこれといって闇堕ちしてる訳でもなく、前向きに生きて生前を終えているので応援したくなるというか。こいつは一体何を言ってるんやと思った方、きっと正解です。
自分の描いたキャラクターに感情移入するタイプの方なら分かってくれるかもしれません笑
安心してください。これはフィクションです。
ーー でも、イチゴちゃんは存在しているのです 。私の心の中に ーー
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