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tanka

69
短歌です
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2021年4月の記事一覧

tanka17

花束の爆心地へと変わりつついまもあの日の傷が癒えない

ぽんぷ
3年前
3

tanka16

くりかえし聴けばいいってもんじゃない、心臓の音だってそうでしょ

ぽんぷ
3年前

tanka15

穏やかに車に轢かれ死ぬ鳩は鈍い平和の象徴として

ぽんぷ
3年前
4

tanka14

道端にことばをおいて立ち去ったあなたの声が思い出せない

ぽんぷ
3年前
2

tanka13

サイレンと耳つなぐ糸ゆれている ざわめくいのち 咲いた睡蓮

ぽんぷ
3年前

tanka12

凡庸な石にかわった流星を弔うための冷蔵庫葬

ぽんぷ
3年前
1

tanka11

中島はキャッチボールをするときも「野球しようぜ」と磯野を誘う

tanka10

かいじゅうにことばをあげる。そしたらね、きっとなかよくなれるはずなの。

ぽんぷ
3年前
2

tanka9

つぎつぎと頭に浮かぶどうぶつがみんなパズルになるの、どうして

ぽんぷ
3年前
2

tanka8

風がさらうものはすべてがこの色になるのだろうか 灯らない街

ぽんぷ
3年前
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tanka7

きみの波寄せては返す毎日を口づけでまた繋ぎとめてる

ぽんぷ
3年前
1

tanka6

スポンジに吸収された水たちが記憶のようでどこか優しい

ぽんぷ
3年前
3

tanka5

鳥居です。きみによく似た鳥居です。いたるところに傷があります。

ぽんぷ
3年前
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tanka4

少年のラジコンヘリが花びらに秘めた少女の夢巻き上げる