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6月・休みの全部に予定を入れると風邪をひく・日記


6月1日(土曜日)

休み。母が近所の「丸源ラーメン」気になる、と3月くらいから言っているので、マジでふつうのラーメンだよと前置きながら歩きで行く。自分はつけ麺を、母は野菜たっぷりラーメンを食べる。おなかいっぱいになる。

帰りに花屋に寄って、ローズマリーがほしいというので見る。
750円のものがあり、別でもっとお値ごろのがありそうだというので帰る。K’sデンキに寄ってシーリングライトと延長コードを買い、母の家にとりつける。

休みを人のために使ったとき「損した」みたいな気持ちがもう全くなくて、むしろほっとするようになってきてる。

6月2日(日曜日)

制服の男の子らが公園に何人かでたまってて、そのうちの一人が「手をつなぐとか、」

 「ほっぺたつんつんとか、」

「なんなんだよ!」
と言ってサッカーボールを蹴ってて、笑うために急いでその場を離れた

邦画すぎる

6月3日(月曜日)

歯みがきガムというのがあるのか、

働く日って昼 歯みがきができないしな、と検索したら「歯みがきガム 犬」と出てきて、人間のものもすぐ下にあったけど、犬用を最初として見てしまったためどう転んでも「歯みがきガムの人間用を噛んでいる」になる。

手を出せず。
でも、ジャラッと大量にあって楽しそうだったな


6月9日(日曜日)

母の誕生日だったので、ボトルの雪肌精と詰め替えの雪肌精とローズマリーの鉢を持って行ったら「高いのだよね!?ごめんね、ありがとう!」とテンションが上がり出して、鼻の下に小鉢を持っていって嗅ぎだしたと思ったら凄い咳きこみだしたとき、「は?」と思った。

6月11日(火曜日)

ロストエイジの五味兄さんと天狗興業のかたがやってるPodcastラジオの公開収録を観に下北沢へ。ゲストは中尾憲太郎さんと新代田FEVERの店長さんが「今、大塚がアツい」という意見で一致していた。

中尾さんかっけぇかった。持ち込んだジンをお店のウィルキンソンの瓶ので割って小指で回してがんがんに飲んでた。


足を組んで引っかけたらおしまいの席


トイレの天井に、草加市のゆるキャラ「ぱりぽりくん」をこうしたステッカーがあった。

6月12日(金曜日)

サーモス日本兵 現る


6月14~15日(土曜日)

昼にシーシャを吸ってから24時くらいまでずっと楽しくて、そのまま高円寺駅で終電を逃す。
あと8時間くらいコンタクトレンズを外せないのかと思うと不自由さを感じた。

シーシャ 初めて吸った。




すみれワッフルという味にした。ミントとかジャスミンのほうが喉には楽しかったけど、甘いものは甘いものでハードなお香みたいなふうで目がトロンとする。
酔っぱらっていくときの自分を、たとえば同行者との雑談の中に感じた。
ノンアルコールビールで酔っ払う人もいるけど、そんなふうに「自分は今これをしてる」を自分に見せていくことで外れていく気持ちのリミットってあるけど、じゅうぶんその「今これ」、そんな場所、として機能していた。自分はリミットを外したがる奴なんだと思う。ハイチュウバーとかあって、たとえば紫色が、パナップみたいに柄として乗ってるハイチュウを食べても今日みたいになれると思う。

シーシャバーの店員さんは柔らかい喋りが印象に残りました。ディズニーランドのクルーさんっぽさの柔らかさ

そんなことはないので、これは感じで言ってるけど、喋ってる間  この感じに片手が横腹にくっついてるアンニュイな喋りかたというか


一回行ったから、次行くならもうビビらないで行けると思う

⚫︎

終電のがすと気持ちにダメージを受けるようになったなー。 楽しかろうが。


4時半ごろもけっこう人がいた。

一回新宿に出たあと高田馬場から西武線に乗り、各駅電車で帰った。着いたら着いたで小平の駅前も、高円寺の続きくらい「この国……。」となるグダりかたをしている人たちが、遊び終わった浮き輪みたいにヘバ寝(ね)してた。ファミリーマートの前を通るとき、座ってるカップルの女の人のほうが「酒持ってくるかタクシー呼ぶかしろよ!」と叫んでるのが聞こえた。

14時くらいに起きて、ここから原稿をする。
配達のクレームが来てるのにも くらいながら、連絡を進める。

今月いちばんきつかった日は間違いなくここなんだけど、今月いちばんきつかった日、に「シーシャを吸った」が項目としてあるから伝えるときなんかそこでブレると思う


鳩の声って暑い

6月16日(日曜日)

『初夏の文芸フェスティバルでライムスターといとうせいこうさんが喋ってくれるということで、早稲田大隈講堂に見に行く。外の椅子で開場を待ってるあいだ、蚊はまだいなかった。






もう無くなるキャンドゥでヨーヨーを買った。
ヨーヨーを買うと良いヨーヨーが買いたくなる。




来ると人をたくさん思い出す大学だ。岸原さん、吉田さん、吉田さん、法橋さん、服部さん、堂園さん、平岡さん、髙良さん、佐々木さん、工藤さん、関さん、斉藤さん……全員の、昼ご飯が長い菓子パンだけの日とかをゼロ負荷で思い浮かべれる。(法橋さんは働いてるほうだったのでなかったかもしれない)たしか上牧さんもそうなのか。

トーク内容はけっこう、この二組が話すならこうなりそうだな、の話し進行の洗練されてるバージョンって感じでした。
「NHK 今日は一日●●三昧の『ラップ三昧』」回って書籍が出てるんだよな。MC漢のだらっとした感じがかっこよかった。

「B-BOYイズム」を聴けて嬉しかった。
いとうさんの曲からは「東京ブロンクス」と「噂だけの世紀末」を聴けてアガった。帰りながらネットで『MESS/AGE』買った。

帰ってからひたいが熱くなってくる。

人の多いところにいたせいなのか、網戸に「ゴキブリがこないスプレー」を吹いたあとそのまその部屋で寝たせいなのか判断がつかない。

6月17日(月曜日)

起きて体温を測ったら37.3度。あんまり伝わらなそうなので友達のLINEでは38度と言う。おれはだいたい36度なのでけっこうあるほうに感じる。

休むと罰金なので働く。
頑張った。休憩の4時間は図書館じゃなく、寝たいのでまねきねこに行った。



なんか性的だな


がんばれ……

6月18日(火曜日)

前の晩に3時間長く寝たら、深夜に起きてシャツを一回帰るくらい汗が出て、それで起きたらだいぶ意識がすっきりとしていた。よかった。


前半配達をしたあと、午後から雨がひどくなるとのことで早上がり。嬉しくてアルエを歌う。帰ってからは、レディオヘッドのボディスナッチャーズをベロを出して聞く。

6月19日(水曜)

寺井さんと小池さんが同じ場所にいるのは観たいだろ、と四ツ谷にいく。

父親が母親を殴ってる短歌は嘘である、短歌にするために暴力っぽさが要った、という話を聞いて、それなら佐野朋子も嘘だといいな、と思ったけど続編の短歌とかもあったし、こっちはそうじゃないのかな、と心が忙しかった。佐野朋子のことを思ったのは、その対談のまえの空き時間でワイさんと喋ったことも影響してると思う。

あの歌をおもしろく、しかし完全にスッと佐野朋子を思い浮かべないのがあまりにも上手すぎるかたちで、喜んでしまえる残酷さが自分にもあるし、引用されているたび自分たちにはあると思う。

批評会や歌会ともちがう、知り合いとの会いかたで新鮮だった。未来(結社)の夏季大会っぽかったかもしれない。

冒頭の寺井さんのバリウムの話による「しかけ」、おれの心には刺さったよ。
小池さん、なんでのらないんだ。
でものらないから小池さんなのか。小池さんと永井さんのリスク・アセスメントのしかたはちょっと似てると思う。どちらもミスらない面白さの人だ。

前日にいただいたチャイナタウンのシャツ

6月21日(金曜日)

持つところがピンク色のT-falを買う。みそ汁をといて飲む。

6月26日(水曜日)

戸建てが解体された跡地に落ちてたので、拾って撮った




セブンイレブンでペットボトルのコーヒーを買って、それを捨てないかわりにこれを缶ゴミのところに捨てた。

夜は高橋さんと12年ぶりに会えて新宿で飲んだ。
部活も就職もしなかった自分には、先輩、ってこの人なのかもしれないと喋りながら思った。大学時代、雑談にほんとうに付きあってくれた。


ヤモリを撮ろうとしたら、ヤモリを撮ろうとしてた

6月28日(金曜)

大雨。これよりも降ってない日で配達中止になる日もあるし、このぐらいの雨でも配る日もあるし、けっこうファジー。


喫茶店でつまらないことをした


家から交差点が見えるのが本当にうれしい。

6月29日(土曜)


「にけつッ」の観覧で渋谷へ行く。2014年ぶりでケンドーコバヤシを見る。でっかくてマジかっこよかった。相撲とか好きな人が気持ちがちょっとわかったかも。


2014年で見たときもこの番組の観覧で、「トントングラム」に百円の絵も描いてくれてる交際相手と二人で見た。
ほんとうに大昔に感じる。やさしい人だったし、おれはクソすぎたし。

そのあと椿さん家へ。財力の都合で、文明堂で売ってるいちばん小さいカステラを持参した。プレッツェルおいしかった。
とうもろこしとスイカもいただく。この二つを同時に見るの、山本直樹の「田舎」を読んだとき以来ですよと伝えた。

早稲田大隈講堂よりもわずかに広めな、あとから来た人が「すみません」で通りやすさ。


6月30日(土曜)

思いだした。

「空前メテオ」だ。
銀兵衛をこう昇華したのか。みたいなおふたり。

夢で、弁当のバランにさわった。

通勤電車で読むものが思いつかないので、穂村弘の「迷子手帳」の二回目を読む。
おもしろい。妻の人が出てくるエッセイがぜんぶおもしろく、「仲が大変よろしいのねぇ」みたいな感想をこれらに抱く人がいるとすればそんな感想は悲しすぎる。

あきらかに、穂村さんひとりじゃ起こらないこと・出てこない言葉の総動員をこのかたがしてきてるじゃないか。

書かれてあるものを読んでるってぇかは、目の前でどんどん現実が、どろどろと流れていってる、みたいな読んでての快感がある。
現実そのものみたいな、伏線もオチも作家性の手癖も踏み込めない、なにかそう目の前に書かれてるもの、の喜びがある。
穂村さんのエッセイは次の段階に入ったんじゃないか。
読んでて、関係ないおれまで嬉しくなった。

6月は、平出さんにクソな絡みをしたり、配達でお互いにくそだったトラブルを起こした。クソじゃない人間になりたい。いまさらながら。

来月もよろしくお願いいいたします。


マックばっかり食うな!




以下、撮った写真、
6月3日、4日、6日の日記、
(あれば)合わなかったお笑いの感想
(あれば)グチ
(あれば)いやらしいこと
(あれば)不潔な話 
(あれば)消したツイート

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