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2020:コメント欄って息してるのだろうか?

初めてホームページを作ったときはHTMLでTableレイアウトで作ったサイトにBBSっていう掲示板のCGIを設置してコメントを受け入れられるサイトにしたものです。ブログなんてものはまだなく、テキストサイトが流行ったときにもそのページにコメントを書くみたいなことはなく、post単位でコメント欄を設けたのはいわゆるブログというものが最初なのかもしれません。

(久しぶりに、テキストサイトといえばあれだよな…どれだっけと思ってテキストサイトって検索したら侍魂がサジェストされて、やはり殿堂入りなのだなと感動しました)

ブログの日本の普及は2005年だそうです。

実際にはサービスツールの日本語化などによって2002年(平成14年)頃から急速に普及し、2005年(平成17年)3月末の時点においては日本国内での閲覧者数(少なくとも月に1度はブログを閲覧している)が約1,651万人いると総務省から発表された[2]。また、2004年(平成17年)9月から翌年9月にかけての利用者数の増加が特に顕著であり、この間に約2倍に増加したことによって2,000万人を超えたという調査報道もなされた[3]:Wikipedia

ブログのコメント欄は死んだよなと思って検索したらこんなのが出てきました。2007年ですでにそう思われている。

ここではソーシャルブックマークのコメント欄で足りるよねという話になっていますが、2020年においてはソーシャルブックマークは廃れて久しいです。

コメント欄は死んだのか

なんでそんなことを考えたかっていうとnoteのダッシュボードにはこんな表示がありまして

ダッシュボード|note

真ん中に光り輝くコメント欄。0。これだけダッシュボードの中心に鎮座しているのに0なんですよね。

いやいや、お前のnoteだけだろと言われると、まぁそうかもしれないので一応他のnoteもざざっと人気タグの人気順とかで見てみたのですが、10件超えるコメント数のあるnoteはほぼありません。

現在はリアクションのほとんどはTwitter等のSNSにURLとともにつけられているし、それで良いのだとは思います。ただ、若干拾いづらいのが難点でしょうか。直接メンションが無いものは気にしないのが一番だと思いますが、気になる人は少なくなさそうな気はします。

コメント欄の進化をどう促すのか

恐らく、現状のコメント欄はもうその役目を終えています。少なくともユーザがわざわざ自分のアカウントでログインしてコメントをするというのは、相手に認識してもらいたいという欲求がある場合以外はモチベーションが生まれないでしょう。

Twitter/Facebookでの反応一覧が見えるみたいなものはあれば著者は見てみたいと思うかもしれませんが、必ずしも読者側に開けている必要もなさそうです。SNSは自分のコンテンツに人を誘導してくれるエンジンとしては機能しますが、それをコンテンツに混在する意味はあるでしょうか。都合の良いものも悪いものも全部流れていくので、それがコンテンツページにあることによるメリットが無いだろうなと思います。

コンテンツというストックページに、ストック情報としてのコメントを載せるというのは心理的ハードルが高くなっています。SNSのように時間が流してくれるような気楽さがないと読者は何も言ってくれない、そういう時代に突入しています。

じゃぁnote全体でコメントストリームみたいな機能を設けて、そこに全部のコメントが流れていくようなスタイルにしたらいいのだろうかみたいなことも考えたけど、Twitterでいいよねそれってなりそう。進化の方向性はまだ僕には見えていませんというオチのない話になってしまいました。

noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。