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18年

2020年6月14日の18年前。

そう、日韓ワールドカップで日本vsチュニジア戦で森島寛晃・中田英寿の2ゴールを決めて歴史的な勝利を飾ったあの日にリバネスは生まれた。「そう」とか言われてもほとんどの人は忘れていると思うけど、そんな日だった。大学生・大学院生15人で定款(ていかんって読めなかった)を作り、実印を登録&押印し、資本金を銀行口座に集めて会社を作ったあの日から18年が経ってしまった。もはや自分の半生がリバネスである。

冒頭の写真はその18年後の写真。撮影は執行役員の松原女史。18年経ってもなんかこんな感じでやってます。取締役は最初の3名から少しずつ増えて今は7名ですが、入れ替えというよりは拡張という感じで組織が拡張しています。ここに写っている人たちは第1世代です。いずれ死ぬんだな。

リバネスっていう会社について

学生集団からスタートした組織で、僕自身はベンチャー企業って奴に片足突っ込んでみたかった&同時に大学院に進学したかったという完璧な環境だったこともあってjoinしています。他のメンバーはそれぞれ想いはあったとおもうのですが、サイエンスでなにかしたいぞという想いは共通していました。逆に言うと、そこが合えば誰でも受け入れられる人たちだったのが面白かったんだと思います。お前がやってることはおもしれーな!というコミュニケーションだけで人の輪が広がっていくみたいなことをやっていました。その文化は今も変わらないなというか、それこそがリバネスの存在意義なんだろうと思います。誰かの面白さをアンプリファイする人たちがリバネスなんだと思う。

リバネスの役員たちについて

*このセクションについてはGeorgeYoshidaの見解です。組織の話じゃないよー

僕自身、もうこの人達とは18年の付き合いなんですよね。長い。取締役は増えこそすれ減らずにここまで来ました。仲良しだとは思う。他の組織のことは知らないけど。

僕自身は、こうなったきっかけみたいなものは明確に意識があって「144年続く組織を作るんだ」と名言したのは大きな自分的転換点だったと思う。12年*12周=144年なのだが、僕らは確実に生きていないその世界にリバネスのDNAを残すってどういうことだろうと考え始めると、結構いろんなしょうもないことがどうでもよくなる。僕自身は「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という途方も無いテーマをリバネスで掲げてしまった以上その落とし所をどうするんだ?と思っていたが、144年というスケールで割と納得してしまった。何かを成し遂げるのは自分である必要はない。自分たちの系譜がやってくれればそれで良い。とかんがえると、どんな難しいチャレンジでもやってやろうじゃないかって思える。

そういう事が土台にあるので、役員人事とかはあんまり意味を成さないと言うか。人事というより各人が未来に向けたパフォーマンスを如何に上げているかが重要で、そういうツッコミは頻繁に起こりつつ進捗してる。お互い、全領域をフォローすることなんてもはや不可能なので、リスペクトをはらわれる自分でいられるように頭を使うんだろうと思う。取締役は結果が全て。なにをする人であるかを伝えられない人ではどうにもならないよなと思いながら切磋琢磨をする日々です。

144年に向けて

どう考えても自分で終わらないこの目標に対して、どういうアプローチするのかについては役員それぞれの裁量になってる(まだ一応アラフォーで比較的若いから)。ただ、組織的には明確にタイミングは決まっていて、24年〜の時期は転換期として次世代への世代間移譲が完了している必要があるのだ。

誰を巻き込むのか、どんな風に育成していくのか、あと何回トライできるのか・・・などなど。みんな考えているっていうのが面白いですよね。

リバネスには、本当に優秀な人達が集まり続けていると思う。彼らのために高速道路を整備するのも我々の仕事だし、その先に見えた未来を僕らがよくわからないままに「Youやっちゃいなよ」というのも僕らの責任の一つなんだろうとおもいつつ、「うるせー、俺がやりたいのはこれなんじゃー!」といい続けなければならんよなとも思う日々です。

Youのそのモチベーションはどこからくるの?

みたいな話がよく出るんですけど、モチベーションみたいな話って144年という月日を考えると無意味じゃないですか?モチベーションではやりきれないよなぁという気がします。モチベーションじゃないですよ、ライフですね。生活ですよ。という昨今です。

最後に

僕ことGeorge リバネスCIOは2019年よりITチームの組成を行いながら、チーム強化を進めています。誰が次世代のCIOをやるのかはまだ見えませんが、僕も大したことないと思うのできっと良い人材が生まれてくるでしょう。

リバネスは、研究現場・教育現場とのネットワークを強めながら、社会(企業)との接続をし続ける組織です。「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ためにチャレンジしたいことがある人は是非お声がけください。

しかしホントに、18周年、よくやってると思う。創業時に子供が生まれていれば大学受験の年だぜ。このまま走り続けていきますので、どうぞよろしくおねがいします。

noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。