Vライバーとは?
Vライバーとは?
Vライバーとは、顔出しをせずにイラストなどの姿を活用している「バーチャルライバー」の総称です。
一般的にライブ配信、ライバーと聞くと「17LIVE」や「pococha」のような顔出しをしているものをイメージすると思いますが、「V」という言葉がつくと顔出しをしていない二次元のイラストや2D・3Dアバターを活用し、自分の瞬きや身体の動き、口の動きに合わせてイラストが動き、声が流れるという仕組みです。
配信する媒体によって、イラストをアップロードするタイプや、アプリ内にあるアバターをカスタマイズするタイプのものなどがあります。
Vライバーの多くはリスナーさんとの距離が近く、コメントも一つ一つ拾って会話をする傾向があります。
田舎の飲み屋のような距離感で安心感があるため、枠に訪れてくれたファン一人一人の生活や、趣味嗜好まで知るような深く、親密な関係性を築くことができるのがVライバーとしての活動の醍醐味でもあり、特徴です。
Vtuberとの違いって何?
VライバーとVTuberの違いは、主に活動の仕方と使っているプラットフォームによります。
ですが、技術の進化とともに、二つの境界線はどんどん曖昧になってきています。
それは多くのVライバーがYouTubeに動画をアップロードし始めたり、VTuberがライブ配信を行うようになってきたりして、両者の活動範囲は重なり合ってきているためです。
以下の表は、VライバーとVTuberの違いをわかりやすくまとめたものです。
活動の範囲が近しくなってきている中でも、特に大きな違いは下記の3点が挙げられると思います。
必要な機材
キャラクター制作方法
ファンとの距離感
1|必要な機材
Vtuberとしての活動をする上では、まず動画編集が必須となるため動画編集ができるだけのある程度性能の高いパソコンと動画編集ソフトが必要です。当然、動画編集ソフトの操作も身につけておく必要があります。
また収録用の機材としてマイクや、オーディオインターフェースといったものも必要です。
対してVライバーの場合、今ではスマホアプリだけで活動ができるものが多数あります。その場合は特に機材も必要なく、すぐに活動を始めることができます。
2|キャラクター制作方法
Vtuberで活動するには、ある程度画面上で動きをつけられるキャラクターを制作しておく必要があります。
具体的には3Dモデリングや、Live2Dといった技術を使用したキャラクターのモデルデータが必要です。最初から時間とコストがかかるため、制作段階でかなり労力がかかりますが、出来上がるキャラクターは他にはない思い入れのある特別なものが出来上がるはずです。そのため結果的に、他キャラクターと被ることはほとんどなく、差別化も容易です。
対してVライバーの場合、あらかじめアプリの中に設定されているアバターデータを使用して各身体のパーツを組み合わせてオリジナルキャラクターを簡単に制作することができます。
ですが反面、アバターは似たようなデザインになってしまうことが多いため、他のキャラクターとの差別化はVtuberのデザインに比べて難しい傾向があります。
3|ファンとの距離感
Vtuberは動画配信が主なため、ファンとの交流は動画のコメント欄やXなどのSNSを通じた間接的なコミュニケーションが主になります。
対してVライバーは、生のライブ配信内でのコメントや投げ銭により直接的なやり取りが楽しめるため、視聴者はまるで友達と話しているかのような親近感を持つことができます。
ファンとしても、ライブ配信は画面の向こうのVライバーと友達感覚で話せることが最大の魅力でもあり、配信するVライバーさん側としても動画では決して味わえない刺激的な体験であることは間違いありません。
まとめ
VライバーとVtuberは、同じと思っている方も多いと思いますが、実は細かく見ていくとたくさんの違いがあります。
特にVtuberは、活動するまでにキャラクター制作から機材の準備まで費用が数十万前後かかることもあるので、
「すぐに始めたいけど費用のことを考えると、、」
という人は、まずはスマホ1台でできるVライバーから始めてみてはいかがでしょうか?
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