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「自走できる人材」を目指して!新入社員研修レポート

こんにちは!ギークス株式会社 IT人材事業本部の新卒採用チームです!

「働き方の新しい『当たり前』をつくる」を事業ミッションに掲げ、ITフリーランスの働き方支援を行うIT人材事業本部では、「思考力と計画的に進める力を付ける」をテーマに、新入社員研修を行いました。

今回は、新入社員研修の具体的な内容やその背景、運営側の振り返りなど、ご紹介します。

(構成・執筆 ギークス新卒採用チーム)

自ら目的やゴールを設定し実行する能力を高めてほしいー研修の背景

新入社員研修では、4月にビジネスマナーの習得、会社・事業理解、社内で使うビジネスツールの理解と実践、業務に必要な知識の習得などを実施し、5月の部署配属後は、配属部門ごとにより実務に近い研修を行ってきました。

先日開催した「事業部プレゼン研修」では、新入社員研修の集大成として、新卒メンバーが自身が所属する部署について理解を深め、各部署の業務内容や役割が分かりやすく伝わるプレゼンを行いました。その目的は、自らゴールを設定し、実行する能力を高めてもらうこと。言い換えるならば、課題定義とその解決策の立案・実行を自らの力でできるようになってほしいという狙いでした。

そのためには、今の自分が「できること」と「できないこと」を把握し、必要な知識や能力をどのようにインプットしていくか、習得していくか、筋道を立てることも大切です。

発表までのスケジュールの組み立てなども一例ですが、プレゼン研修を進める中で、プロジェクト進行の仕方を掴んでほしいという想いもありました。

もちろん、「IT人材事業本部の全部署に関わる知識や理解力をつけてほしい」、「自部署だけでなく、すべての部署のミッションや具体的な業務内容を説明できるようになってほしい」という背景はありましたが、本研修はアウトプットの機会をより重視しました。

社会人基礎の応用編としてー新入社員研修の概要

研修のゴールは「事業本部長及び部長に対して、自分たちが所属する部署の説明プレゼンを行う」こと。そして、合格したチームだけが1月20日に予定された「内定者研修で発表する機会を得られる」こと。

営業部に4人・EP部に4人・CS部に2人、新卒メンバーが配属されていますが、同じ部署のメンバー同士でチームを組み、研修に取り組みました。

8月〜10月中旬を第1期として、『自分が所属していない部署』について、プレゼン資料の作成を行いました。

遠回りに感じられるかもしれませんが、「詳しく知らない人」の視点を経験し、その状態で生まれる質問や疑問を踏まえて、資料作成やプレゼン準備に取り組んでほしい、という想いからです。

10月中旬に中間発表の機会を設け、私たち採用チームに向けたプレゼンを行いました。

正直、ここまで厳しくしなくてもいいかもしれない…と感じるほど、厳しい目線でプレゼンを評価し、様々な切り口でフィードバックしました。

これまで自分たちが受けてきた説明会(就活中や新入社員研修など)との違いをどう見出すのか、「単純な情報の羅列ではなく、新卒だからこそ伝えられること」や「内定者時代に自分たちが分からなかったこと」を整理し、伝えなくていいのか。

「内定者」を相手に「何を伝えるべきか」を考えさせるようなヒントを伝えつつ、どのようなプレゼン項目が必要か、どのように伝えれば内定者が働く姿をイメージしやすいか整理していきました。

画像1▲研修の様子

11月からの第2期では、本番に向けて『自分が所属する部署』のプレゼン準備に取り組みました。

第1期でのフィードバックから、自分たちが各部署に配属されてから学んだこと、半年間ギークスで働いて感じた魅力などを見つめなおし、発表に向けて、チームでディスカッションを重ねます。

事業本部長と部長へのプレゼン発表大会までは採用チームが伴走し、隔週での進捗報告を設け、必要に応じてミーティングを行い、細かくフィードバックするなど、バックアップ体制を整えました。

画像2▲事業本部長・部長へのプレゼン発表の様子

チームとしてのパフォーマンスが試される、事業本部長・部長へのプレゼン発表大会

いよいよ事業本部長と部長へのプレゼン大会当日。それぞれのチームが、それぞれのチームなりに万全な状態でプレゼンを行いました。

しかし、営業部・EP部・CS部の3部署のうち、合格したのはCS部1チームのみ。事業本部長や各部長からの、厳しくも愛のあるコメントの数々に、懸命に耳を傾けていました。4か月間伴走した採用チームとしても、気が引き締まる思いでした。

画像3▲フィードバックを行うIT人材事業本部長のNarisue

それから1か月後。再チャレンジの場を設けました。

営業部・EP部共に、スライドの内容や発表の仕方など細部に至るまで修正・更新し、完成度を高めていました。前回の発表を経験のひとつとして、「人前で話す」コツや自信を得られた様子のメンバーもいました。

結果は、全部署合格。

努力が評価され、新卒メンバーもどこかホッとした、明るい顔つきに。採用チームとしても、全部署の新卒メンバーが途中で諦めることなく、全員合格という結果にたどり着いたことはとても嬉しかったです。

最終的には、内定者向けの説明会で各事業部のプレゼンを行いました。今後背中を追う先輩方の発表に、内定者も真剣に聞き入り、一生懸命インプットしている様子でした。

スクリーンショット (65)▲内定者に向けて各部署ごとに事業説明を行いました

研修の振り返りと今後の展望

新卒メンバーは入社して間もないこともあり、通常業務とは異なる、チーム単位での中期的な取り組みに関わる機会は少なく、メンバー同士が連携しながらひとつのゴールに向けて進むのはほぼ初めての経験でした。

この研修を通して、ゴールから逆算したスケジュールの立て方、周囲の巻き込み方、関係各所への報連相など、目標達成に向け、着実に進行するために必要となる具体的な手順・方法を認識できた印象です。

また、「誰かがやる」のではなく「自分がやらなければ」という意識の向上や「周りを巻き込んで進める」というスタンスが今まで以上に醸成されたと感じます。

今後は、全部署共通で教育の土台をつくるために、イネーブルメントチームを中心に教育体制を強化していきます。採用チームと現場での目線合わせを行い、IT人材事業本部の新入社員教育にこれまで以上に力を入れていきたいと思っています。

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