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パリ・オペラ座の日々1993~1994

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1993年3月から翌1994年2月までフランス・パリに遊学した一年間の記録です。パリ・オペラ座バレエ団の公演を中心に、一年間で約60回のバレエ公演を鑑賞しました。その体験を中心に… もっと読む
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2020年9月の記事一覧

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月30日 パリ・オペラ座「Soirees d'ouverture」①

9月30日 本日も午前中は勉強。学校に通いだしたらフランス語が急に楽しくなってきた。午後はFIAPへ。(雪)とは授業後にエチエンヌ・マルソーで待ち合わせして、クスクスを食べた。そのまま夜のオペラ座へ。いよいよ新しい1993-1994シーズンの幕開け。グランデフィレ、エチュード、イン・ザ・ミドルなど。デフィレは感動した。エチュードも素晴らしい作品! カルネ×3 117F クスクス屋 85F カフェ 24F 水 15F 7月14日に昨シーズンが終了してヴァカンス入りしていた

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月28、29日 Le Jouetとラ・ブーム

語学学校に通い始めたのが嬉しくて、日記もフランス語でがんばってます(笑) ほぼ小学生低学年の作文ですね(笑) 語学学校のFIAPで、どんなスケジュールで授業を受けていたのか記憶が曖昧なのですが、月ー金で毎日通って、2コマ(90分×2)だったと思います。だから学校に通い始めてからは、基本的に午前中予習、午後は夕方まで学校だったと思います。オペラ座のバレエがある場合は夜7時からなので、開演には十分間に合う感じです。 毎日通うとさすがに鍛えられます。基本的に12月末までは語

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月27日 語学学校FIAP初日

9月27日 本日より、いよいよFIAP開始。朝7時半くらいに起きて、張り切って出かけて行ったが、受付でいきなり口頭での実力テストがあり、シドロモドロになってしまいあっけなく撃沈。午後3時からのクラス(たぶん中級クラス)に入ることになった。 11時頃に(雪)と落ち合い、レ・アルの辺を歩く。寒くなってきたのでアニエスbでジャンパーを購入。(G)は再度学校に戻り授業に参加。(雪)は一度帰宅してバレエスタジオへ。 初日のクラスは中級のようでちょっと難しかった。日本人の女性がたく

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月24~26日 秋が深まるパリ

9月24日 K君を見送りにシャルル・ド・ゴール空港へ。実家から荷物が届いて、お蕎麦を食べる。美味しい! 新聞が同封されていて、東京の街が台風で水浸しになっていた。夜はのんびり。K君が帰ってしまい寂しい。パリはすっかり秋になった。芸術と勉強の秋。 RER 62F カフェ 50F 飴 5F 水 70F 9月25日 お昼くらいまでダラダラ寝坊。夏の旅行シーズンが終わり、パリは分厚い雲に覆われて朝からシトシト雨☔ 午後にアパートの前で小さな女の子が車にはねられてしまい大騒ぎ。

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月23日 オルセー美術館「バーンズ・コレクション」

9月23日 K君の滞在最終日だったので精力的に動いた。朝11時頃から夕方4時くらいまでオルセー美術館でバーンズコレクションを観た。有名な作品ばかりが並んでいて見ても見ても果てしないような素晴らしい展示だった。 その後はオペラ座でバレエチケット買ったり、K君のラファイエットでのお土産の買い物に付き合ったり。3人でシャンゼリゼ近くの中華で夕食。トロカデロからエッフェル塔まで歩き、一段目の展望台まで登った。帰宅は深夜12時頃。 バーンズの画集 290F オルセーのカフェ 78

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月22日 サン・マロ旅行②

9月22日 朝10時30分くらいに起きて、まずは城壁を一周散歩。潮はまだ満ちていて昨日歩いて行けた岩場の部分は全部波の中に消えている。お天気が良くて景色が素晴らしい。カモメがすぐそばまで寄って来たりして楽しい。 お昼ご飯は、ゴーミヨー推奨のお店まで行ってみたものの、昨日と似たような店構えなのでパスして、もうちょっと気軽なフリュイ・ド・メールのお店にする。79Fのmenuだったけど生牡蠣とか盛りだくさん、内容充実でとっても美味しかった。その後町のブティックなど練り歩き、(雪

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月21日 サン・マロ旅行①

9月21日 朝9時くらいにK君をナシオンまで迎えに行って、そのまますぐにモンパルナス駅へ。11時の列車しかなくて仕方なく近くのカフェで時間をつぶす。(雪)はわずかな隙間時間にモンパルナスのバレエスタジオの見学に行ってきた。 TGVでRennesまで行き、普通列車に乗り換えてサン・マロへ。旧市街が見えてくるとやはり素敵な町だ。ゴーミヨー推奨のホテルはどれも値段が高めだったので、Guide Routard推薦のところに決める。270Fでまあまあ広くて快適。午後4時くらいだった

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月19、20日 K君パリに来る②

9月19日 昨日の強行軍ですっかりノドが痛くなって寝込んでしまった。仕方ないので本日はK君に自由に観光してもらう。夕方K君から電話をもらってイタリア広場まで出かける。中華の店「Hawaii」で3人で夕食。ひとり70Fくらいで安くて美味しい。明日も同様に日中はひとりで観光してもらって、夕食に合流ということにした。 中華 140F カフェ 20F ラーメン 55F 9月20日 本日もK君はひとりで観光。我々は午前中はオペラ座のチケットの買い出し。免税店、JUNK堂書店など

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月17、18日 K君パリに来る①

9月17日 本日とうとうK氏が来仏した。朝からいろいろ準備に明け暮れる。夕方出かけて、Hotel de villeでお茶した後Roissy空港へ迎えに行った。時間通り到着しRERで市内へ。アパートへは夜10時過ぎに到着。どら焼き、漬物などお土産を持ってきてくれた。夜中まで話し込む。K君はソファーで寝た。 食器洗いマット 20F スーパー 24F カフェ 48F カフェ 36F RER 70F カルネ 39F 9月18日 朝10時くらいに出かけてナシオンでK君のホテルを

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月14~16日 休息とK君を迎える準備

9月14日 昨晩はものすごいカユミで苦しんだ。明け方になってようやく収まってきて安心したら、こんどは熱が出てしまい、結局一日寝て過ごす。つらい。。旅行の疲れも出てぐったり。パリは相変わらず天気が最悪。ずっと曇っていて、たまに雨が降る。 スーパー 65F 9月15日 旅行後の整理整頓、K君を迎える準備をする。まだ痒みも残っているし、風邪気味なのも治らない。終日机に向かって作業し、ゴーミヨを読んだり、サン・マロのページをチェックして過ごす。とうとう夏の旅行シーズンも終わっ

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月13日 カシ③

9月13日 昨晩は(G)の全身に痒みと発疹が出てしまい大変だった。ジュアン・レ・パンでの日焼けの後遺症か?持っている薬を総動員して対応したが、どうにも痒みが収まらない。 予定を早めてすぐにパリに戻ることにする。10時過ぎにタクシーを呼んでカシの駅へ。お昼過ぎにマルセイユに着いて、夕方のTGVの予約を変更してすぐに乗り込む。途中、向いに座ったカナダ人のご夫婦と話し込む。バンクーバーで鉱山の仕事をしているそう。トランプのゲームを教わって一緒に楽しもうとするが、とにかく痒くて困っ

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月12日 カシ②

9月12日 まずカランク巡りの船に乗る。ひとり45Fで三大カランクを巡ってくれる。ポール・パン・カランクがとても美しく素晴らしい眺めだった。ミシュランガイドで見ていた通りのエメラルドグリーンの入り江で感激した。 港に戻り昼食はピザ屋さん。でもこれは大失敗で控えめに言って不味い(-_-) 一度ホテルに戻って休んでから、今度は徒歩でカランクを目指す。1時間くらい歩いたあたりで道を間違えてしまったが、約2時間で目的のポール・パン・カランクに辿り着いた。小一時間ほど美しい海で泳ぐ。

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月11日 カシ①

9月11日 今日もお天気はとても良い。ホテル代を支払って出発。駅に行ったらCassis行の電車があるとのことだが1Hくらい時間があったので浜辺で暇をつぶす。まずToulonまで行き、そこで昼食。ステーキ食べたら美味しかった。途中のCannes~Les arc間は車窓からの景色が美しくよい場所がたくさんありそう。 Cassisに着いて、なんとなく海辺まで歩き始めたら意外と距離が遠くて苦労する。カシの町に到着すると、やはり海辺の町らしく人と車でごった返していた。想像していたより

パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月10日 ジュアン・レ・パン③

9月10日 今日は雲一つない青空!まさに夏です。スーパーでご飯を買い込んでいざ海岸へ。秋でも浜はすごい人出で賑やか。少し泳いでは、砂浜で焼くというのを繰り返す。ゴーグルをつけて潜ると小さな魚がいっぱい泳いでる。女性はほとんどトップレス( ゚Д゚) 満足したので3時くらいに引き上げる。コインランドリーに行ったりして、夕方はのんびり。ホテルのオヤジが薦めたのでホテル一階のレストランで食事してみたが、これが見事なくらいハズレだった。cote de provinceの「Chate