魔界の書

著作.岩満陽平

介護事務講座勉強中

17歳の時、僕の世界は爆発した。
道を歩いていると、10㎝くらいの猫が歩いていた。
車に乗っている人たちが、僕を無表情で見ている。

自転車で通りすぎてゆく人たちを怒鳴りつける。

寮に帰り、自分の顔を見ると、大きくなったり小さくなったりしていた。
心臓が、狂ったように無茶苦茶速く鼓動する。

実践のおける仏陀ダンマの本質 (internationalmeditationcentre.org)

夜外に出ると、まるで銀世界だった。空が放火されていた。
中華料理店でご飯を食べた、僕はまずいと怒鳴りつけていた。

新垣結衣が、猫になって、僕の家の庭にいた。

僕の前世のあらゆる存在たちを見た。
北朝鮮で死刑にされたこともあったし、格闘家だったこともあった。
フランスのお偉いさんだったこともあったし、スペイン人の殺人犯だったこともある。人間ではそんな感じだ。

霊的な存在だったこともある、悪魔だったり、心優しい男の神の時もあった。天界の美しい水の女神だったこともある。

前世での空

アセンションとかいうのはあまりよく知らないのだが、そんな感じの世界に行ったこともある。大司祭の世界で、なんでも無料で手に入る世界だった。
家も欲しければ無料だし、買い物もみんな自由に手に入れる世界だった。

悪魔だらけの世界にも行ったことがある。悪魔の見た目はみんなかっこいい人にしか男も女も見えない。ドラキュラも、ドラキュラ友達みんなで歩いていた。

病気界も見たことある。脳梗塞で死んだおじいさんや、身体悪くして死んだ人たちが、死んだこと分からないでさまよっている感じだった。

子供拉致界も見た。子供を拉致する人間は、頭の中で、子供を拉致するように問われているのだ。宮崎勉が、長い夢を見ていたというが、それはまるで、子供を拉致するように問われるものがあるのだ。

恋人は実は今世の兄弟だったのだ、僕が小さい頃、実は君と一緒にいたんだね。それがなぜか、君はいなくなった。死んじゃったのかな、君は違う世界に行ってしまって、また君を見つけることができたんだ。

ヤクザ界、デブ界、大焦熱地獄、無間地獄、刑務所界
逆に色界一禅も見た。

仏の住む階層も、政治に関する階層も、女にモテる階層も
体験した。

娑婆の世界は何か悪いことをしたからいることができるのだ。
と分かった。

信じられないような悪いことを世に提案され、そんなのムリだよ～なんてやつは大した人間にはなれない。それを言うことほんとうに聞くやつが、素晴らしい人生になる。

だが、刑務所レベルはやめた方がいい。そこはセンス問われる。

僕ら子供の頃、みんな天国だったんだ（色界一禅）。
色界からちぎり落された君の泣き叫ぶ声は、大人の僕でも恐ろしいと感じたよ。

子供の頃、今の大人の僕からしたらとてもする気にならないふざけたことをしていたね。あの時の君は生きることに必死だったんだね。

結果、今のぼくは、大学に入学し、
漢字検定準１級取得以降、挑戦する気のなかった漢字検定１級の勉強をし、
介護事務講座を勉強しているよ。

それになんとも良い生活もできているよ。
あの頃の君の、とんでもない苦労を、どんどん解消されるように
楽しく生きるからね。

僕らだんだん良くなるように生きるんだ。

２９歳の俺