会議中に倒れた話~パワハラ上司はなぜ守られるのか~

一人で心の中で考え続けると負のループにはまってしまうから
少しそれを吐き出したいと思って久しぶりにnoteを開いています。
暗い気持ちにさせてしまう内容になってしまう可能性もあるから、
そういうのが苦手だったり今は触れたくない気分の人は、
そっと回れ右してくれると嬉しいです。

記憶が薄れるぐらい少し前のお話です。
事象として考えれば非常に単純明快な話です。

いつ:Web会議中
どこで:自宅(在宅勤務中)で
誰が:私が
何をした:過呼吸で倒れました。

過呼吸の原因は、他部署の上司2人(メインは1人)かに対する積み重なったストレスです。

過呼吸発作が起きたタイミングは、
会議中にヒートアップした他部署の上司(上司Aとします)が、
私の質問にはまともに答えないうえで、一方的に私の仕事の対応が悪いと十数分ぐらい主張し続けてたようです。
(途中から声しか聞こえなくなったので正確な時間はわかりません)

それをフォロするような発言を
別の上司(上司Bとします)が続けていました。
中立の立場を守らなければならない上司(上司Cとします)は中立の立場を守りつつ頑張ってくれましたが、私の上司(上司Dとします)は黙ったままで特にフォロはありませんでした。

後から会議に出席していたメンバーの1人に聞いたところ、
同席していた大多数のメンバーは私が急に反応がなくなったことを心配していたそうです。

ただし上司Aは『寝落ちしたのかな』と笑いながらWeb会議を出ていくのは聞こえてました。

自分が当事者になっている議題中に、
寝落ちできるほどスルー力を持っているのであれば、過呼吸になるほど追い詰められることはなかったと思います。

そもそも会議中のことだけでストレスためて過呼吸になったわけでもありません。積み重ねがあったからです。
そしてその積み重ねについて上司A、Bはおそらく無自覚でしょう。

そしてもっとも怖かったのは、会議中誰も助けてくれなかったことです。
会議が終わった後『心配してた』なんていうぐらいなら、
あの会議中にひと言でも『一方的に言いすぎだ』と止める人がいてもよかったんじゃないかなあと思ったんです。

笑いながら『寝落ちした』なんて言う上司Aに対して
思いやりがないとか不謹慎だと指摘する人もいませんでした。

上司Aより役職的や勤続年数的に上で、意見を言える立場の人が複数人いたにもかかわらずです。

今までの会議でも上司A、Bは似たようなことやってたけど、
誰もそれに対して止める人はいなかったことも思い出してしまいました。

それで思ったんです。
この構図っていじめる人と、それを傍観している人だなあって。
いじめられる人(私)を生贄にして、自分を守っているんだなあって。

それとももっと悪くて、これをいじめと見れないほど感覚が鈍化しているのかもしれません。

どちらにせよ、あらゆるハラスメントなんてなくならないよなあと。
部下が言えないのはともかく、上司Aに命じれる立場の人さえだんまりなのですから。

そしてもうひとつ思ったことがあります。

相談する相手がどんなにいい人であったとしても、
上司という立場では、絶対部下の立場はわからないだろうなあと。
彼らは、ハラスメントで訴える側でなくて訴えられる側だから。
自分が訴えられる恐怖を考えれば、
少しでも穏便に済ませたいと思ってしまうのは止められないと思うから。

なぜそんなことを思ったかというと、
上司Aに命令できる立場の方が何も言わなかったことに加えて、
以下のような発言(すべての発言を記憶していないのであくまでそんな内容だったと捉えてください)を相談した上司Cが言ったからです。

笑いながら『寝落ちした』なんて言う上司Aを信用も信頼もできないと告げた私に対して、

『あの発言は悪かったから叱った。ただ言い訳と聞こえるかもしれないけど、画面に頭頂部だけうつっていたのをメモとっているとも見えたんだよ、だから勘違いした部分もあって…』
とストレスを与えた上司Aの事情を過呼吸を起こして傷も言えていない私に分かれと、上司C伝えてきたのです。

Web会議中に頭頂部だけ見せ続けるようなことは今までしたことはありません。メモを取るとしてもメモを取りながらも、たまには顔を上げます。

それに会議後この上司Cは電話を何度もかけてきました。
異変があったからと気づいてたからです。そうでなければ何度もかけないでしょう。

会議中に何もフォロしてくれなかった上司Dでさえ
会議後に何度も電話をかけてきました。

上司Cはこんな件を相談する相手に選んだぐらいですから、私としてはとても頼りにしていたわけです。
その相手ですらこれですから、もうどうしようもありません。

ただ辞めたところで、会社に就職するって選択肢をした場合
同じようなことが起きるリスクを減らうことはできないんだろうなあとも、ぼんやりと理解してます。

部下が結託して一揆を起こすしかないのか?

なんて夢物語を語って、この記事は終わりにしようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?