シャニアニ2nd Season 第1章を語る

お初にお目にかかります、LOG-GEAR(ロギア)です。

『劇場版 アイドルマスターシャイニーカラーズ 2nd Season 第1章』、初日に観てきました。note書くの初めてなので筆が遅くてすみません。

期待半分不安半分...と言えたらよかったのですが、正直に言うと8割くらい「たぶんつまらないだろうな」と思っていました。
ではなぜ公開初日に行ったのかと言いますと、それはもちろんプロフィール帳目当てです。凛世の。

結果は恋鐘でしたが。こがたんもすき。


というわけで、全体的な感想を述べていきたいと思います。

すっげー成長しちまったなぁ!!!!!

以上です。

いや、やっぱりもう少し言いたいことがあるので続けます。

というのも忌憚なく言いますと、「シャニマスを既に知っている人間はめちゃめちゃ面白いが、新規層を取り込めるほどの面白さはない」のではないかと感じたためです。

根拠を語る前に、満足したところと不満があったところを挙げていきます。

満足したところ

・あさひ
全部よかった。動き回るあさひめちゃめちゃかわいい。たぶん1期に出ていても大きくブレることなく活躍できたと思うので、改めてキャラクター設定の完成度が窺えました。

・衣装・ダンスシーン
1話見てる時にストレイだけ光ってノイズ走ってフルサイズで凝ってたのでずりいなって思ってたら、4話の越境ユニットでも光るパジャマみてえな衣装とかしっかり取り入れられていて満足。

フォトセッションにて。写真取るのがへたくそ

上記の点も含め、アニメという形態だからこそ映える演出がたびたび見られ、没入感がありました。あと花道全力ダッシュ果穂かわいい

・起承転結
これがあっただけで良かったところに書けるくらいハードルが下がっているというのはある
2話を見た時に1期4話を見た時の安心感があったので、最悪でも1期以下の出来はなさそうだな、とこの時点で確信してました。
何より他のユニットの「一方その頃...」的カットが無かったのが功を奏したと思います。つまりストレイの物語に30分没入できる。キャラクター理解もしやすいし、はじめからこっちでよかったのでは?という感想です。
逆に1期で放クラはあの方式で縦の物語を得て得をしているので、どっちにもメリット自体はあるのでしょうが、順番によるユニット格差が起きてしまう(先に出たユニットは時間軸の恩恵を受けにくい)という点でも、やはりリレー形式から変えて正解だと思います。
加えて4話で一つの物語が終わったのも加点対象。1期は放クラ回とイルミネ回の間でぶつ切り、越境回のちょうどど真ん中でぶつ切りにするなどストーリーが飛び飛びで、映画として楽しませる気があんま感じられなかったのでそこが改善されたのは結構デカいです(予告見る感じ2章と3章はまた中途半端なとこでぶつ切りになりそうですが...)。

・4話の越境新曲ラッシュ
『OPEN the New world』はドラマーとして1番カバーしたい曲。バンドサウンドかっこいい系の曲は貴重なんでね
『Midnight parade!』は1番好きな曲調。確かBメロ?の3連符刻みになるとこ大好き
『ねぇ、ねぇ、ねぇ』は個人的ストライクゾーンからは外れているが、あの5人が歌う曲としては文句なしの100点満点。
『CANDY UNIVERSE』はライブで1番聴きたい曲。八宮めぐるさん歌うますぎませんか?GOTCHAといいこれといい

・無敵の凛世スマイル
愛依ちゃんと私が犠牲になりました。
その後EDで再放送されてしまいもうおしまい。2度づけ禁止ですよ
1期で凛世がロボキャラとして人気になり、コメントで「かわいい」っていっぱい言ってもらっていたので、本放送時にはこのシーンの評価はさらに高くなるでしょう。
キャラクターの数が増えれば一人一人の見せ場が減るのはしょうがないため、それぞれのキャラにこういうシーンが一つでも挟まれば十分だと思います。

というわけで凛世がかわいくて、あさひがかわいくて、アイドルみんなが考えたライブを最大限楽しめたのがハイライトでした。じゃあとてもいい映画だね

不満があったところ

・冬優子
ひょっとすると引っかかっているのは僕だけかもしれないのですが、初登場時だと冬優子って二面性がキャラクターの軸で、それが明かされるところにカタルシスがあると思っていたので、1話の時点でふゆモードのセリフが全くなかったこと、語られていないところでPに本性がバレていること、何より2話ラストの決壊するシーンでユニットメンバーの反応がわりかしあっさりしていたことなど、30分でうまく扱い切れてなかったな、という印象。(欲を言えば100カノの羽々里さんみたいに)初見視聴者を徹底的に騙して欲しかったなと思いました。
ただまあこれに関してはTLで流れる冬優子の漫画とかは大体ふゆモードじゃないので、今更隠そうとする必要などないのかもしれません。
それと3話以降のふゆは終始幸せそうでよかったです。あの4人のセラピーは効くよね。わかるぞ冬優子。

・愛依
あがり症要素死んでね?あさふゆにフィーチャーされすぎてバランサーとしての役割しかこなせなかったのがもったいない。かわいいところはいっぱい見れたけど、かっこいいところももうちょっと見たかったかも。

・テーマはわかるが道筋に感情移入しづらい
個人的には問題提起の1話だけがそんな面白くなかったです。アイドルとしての目標が定まらず悩んでいる真乃はともかく、Pが「まずは目の前の仕事を」とか言ってるのに、あさひはオーディションの件を受けて「ただ仕事をやるだけじゃダメ」だと学んで次の段階に進んでいるせいで格の差がついてるように感じられました。ついでに3話でPがあさひに遅れをとる形で「未来の姿を考えてみてほしい」的なことを言った時はなんか笑いそうになってしまいました。

・ターン制会話
真乃の相槌が毎回ワンテンポ遅くて不自然だった。1話のオーコメとかリアルだともっとごちゃごちゃしてるだろ

・4話のエンディング
新曲の全体曲にアニメつけないのは1期の悪いところ出たな、って思いました。最後のほうでもにょるのもったいないよ

・BGM
誰も期待していないと思うが、BGMは相変わらずピアノ曲で雰囲気に合っていないシーンがちらほら。

・やっぱり凛世は着物を着ない
普段着は洋服だと主張したいなら別にかわいいので許しますが

・これPいる?
いらないと思う。


というわけで、手放しに大絶賛できるところや1期のダメな部分に改善の兆しが見えた点も見られた一方で、ちょくちょく引っかかる部分もありました。おそらくそのせいなんですが、上映時間が体感長かったです。まだ少し退屈してしまっている部分があったのだと思います。
でも4話だけ短かったかも。ライブは楽しいからあっという間。

その他評価にあまり関係しないところ

・1分でわかるシャニアニ1期。本当にあれで全部わかるのでいよいよ1期を見る理由がない

・ちょこ先輩、出てくるたびになんか面白い。一生ジェットコースター乗ってふゆにハート撃ち抜かれて今週誕生日の人教えてほしい

・1番WINGの結果微妙そうだったアルストが街中ででけえ看板になってて、1番大きな仕事もらってる感あったのでなんとも言えない気持ちになった。そのあと新人のストレイがそれ以上の規模で画面ハイジャックしてたの見てもっとなんとも言えない気持ちになった。

・個人的に1期の首挿げ替えツバサグラビティは好きな演出だったので、プリズムフレアの映像はほんの少し味気なかったかも。ユニットを象徴するモニュメントの形は理解度高くて好きだった。

・せっかく越境するならチームまりあとかチームピーちゃんとか見たかったところはある。3話で詳細発表されて、面子的にチームまりあ確定じゃん!とか思ってました。もちろん曲もよかったしコミュもよかったのであの編成に不満はないが...まりあのオリジナル聴きたくない?俺は聴きたいよ

・めいふゆももっと見たかった
・あさかほも見たかった
・まみひおも見たかった
・甘凛世も見t...キリがないのでやめときますね

・3話の八百屋のシーンで一人だけ出てくるの若干遅えやついて、甜花かと思ったら甘奈だった。そんなに足遅いイメージなかったけど、残りのめぐる結華果穂樹里といったメンツ的にしゃーないか

・連れ(霧子推し)が霧子のセリフの数を数えたらしいです。全12回とのこと。1話に平均3回しか喋らないとは(キャラが多いし会話がターン制だししゃーないっちゃしゃーない)

・結局手に入っていない凛世のプロフィール帳、なんかすごい情報があるらしいと風の噂で聞きました。情報をください、言い値で買います。

・アンティーカ感謝祭、2期でやるんですね...。1期の霧子の台詞が伏線として機能するならそれは素晴らしいと思う反面、その1期が動線として機能しないなら意味ねえだろアホンダラ、とも思います。

・全国ツアーやってくれるってことは、サプライズシーズ登場に期待していいってことですか?
ダメ?そっか...

さて、そろそろ月曜が近くなってしまったのでここらで筆を置きたいと思います。
イマイチなとこもありましたが、映画を観に行くのはかなりおすすめしたい出来になっていました。
この調子でノクチル編・全国ツアー編もやり遂げてほしいです。

以上、LOG-GEARがお送りしました。
もちほわを再販してくれると嬉しいです。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?