2023 1108(水) マンモスドラフト感想

今回のプール

ーシンクロモンスター参戦ー

今回からシンクロモンスターが参戦。
これにより低レベルのモンスターをチューナーと組み合わせることで高打点のシンクロモンスターに変換できるようになった。
今までは★4高打点モンスターが重視されている傾向にあったが、今後はチューナーを組み合わせることで低レベル主体でもシンクロ召喚することで戦えるようになった。
それと同時に構築の際にチューナーやSモンスター等の意識すること・考えることが増えてピックの難易度は上がったと言える。

ーシンクロモンスターがドラフト環境に与えた変化ー

結論から言うとSモンスターは環境に大きな変化は与えなかった。
と言うのも主催者のチューナーのセレクトが失敗してしまい、チューナー自体がとても弱かった。
その結果全員チューナーをピックすることがあまり無かった。

また、Sモンスターも最初期から追加したため弱いモンスターが多めで環境に影響を与えるほどのカードはあまり無かった。

チューナーも弱い・シンクロモンスターも弱い状況では当然ながら誰もシンクロモンスターをピックする意味が無い訳だ。
今回の一番の反省点。

そのためSモンスターの解説はせず、しばらく試行して生き残ったSモンスターの感想を後日行う。

こういうアホはまだ追加してない。

ー新カードー
①召喚僧サモンプリースト

腰痛持ち

まだ強力な★7~★8シンクロが来てないので本気出せてない印象。
今後化けるでしょう。

②霞の谷の戦士

あんま強くない…。

★4チューナーという価値しか無いが他に強いのがいないので。
★8シンクロモンスターの質が向上したら需要は上がりそう。

③レスキュー・キャット

化け猫

本当の化け物。
まずこいつ1枚で★5~★6シンクロを出せるのがおかしい。
召喚権1回だけでデッキを2枚圧縮しながら高打点のモンスターを出せる。
前回までは通常召喚権1回でそんな芸当出来る下級は存在しなかった。
今までの常識を破壊する化け猫。

恐ろしいのはまだ【ゴヨウ・ガーディアン】がいないので本気では無いということ。
それでこの強さは恐ろしい。

ドラフト的には【レスキュー・キャット】から出てくるモンスターのピックも合わせて必須になるから面倒かと思ったが、面倒承知で集めるリターンが有りすぎるくらい強い。
勝利のためならその程度の苦労はする。って感じ。

今後ともよろしく。

④X-セイバーエアベルン

ハンデスマン

強い。
【レスキュー・キャット】から出てくるのは当然ながら、チューナーとしても単体としても強い性能。

キャットから出して無理にシンクロする必要は無くて、相手の盤面ががら空きならエアベルン×2体で2ハンデスという芸当も可能。
今回唯一強いと思ったチューナー。

⑤ジャンク・シンクロン


弱い
★2があまり多くないのと、★2出せても★5シンクロ止まり。
もう少し★2の選択肢やシンクロモンスターのパワーが上がれば強くなるかも。

⑥N・ブラックパンサー

強い。
【レスキュー・キャット】から出てくる★3非チューナー。
闇属性なので〈ダムド〉や〈カオス〉の素材にもなる。
彼が闇属性なおかげで、【レスキュー・キャット】に〈ダムド〉と〈カオス〉を組み合わせることが出来る。
効果も悪くない。
実際にあったプレイが、相手の【開闢の使者】をコピーして除外したり、【魂を削る死霊】をコピーして除去しつつハンデスしに行ったり。
局所的ではあるが、唯一無二の性能だと感じた。

⑦コアラッコ

強い。
【レスキュー・キャット】専属モンスターにはなってるが、エアベルンと一緒に出てきた時、相手の攻撃力を0にしてエアベルンハンデスを通しに行く動きは凶悪。

⑧ガード・オブ・フレムベル


弱かった。

⑨洗脳ブレインコントロール

強い。
心変わりが逮捕されたので代わりに。
良い調整版という感じ。
強いけど過剰な感じは全くしない。
LPコストもほどよく重くて素晴らしい。

ー作ったデッキー


1周目
①【シンクロビート】3-0🏆


【レスキュー・キャット】1枚でもアホみたいに強かった。
横並び➡️シンクロ狙いで偵察者とエアーマン入れたけど、【レスキュー・キャット】だけでシンクロ出来たからいらなかった。
【ミスト・ウォーム】ピック出来てないのに【サモンプリースト】はいらなかった。

また周囲のプレイヤーもSモンスターが新しく参入して今までの常識やセオリーが通用せずにあたふたしてたので全員初見殺しして圧勝。

VS【ウイルスカオス】 勝利

VS【猫シンクロ】勝利

VS【カオスビート】勝利

感想
【レスキュー・キャット】が強かったのは説明不要として、
シンクロ召喚というシステムのおかげで、墓地に能動的にモンスターを送れるようになった。
その影響でシンクロ召喚しながら墓地の光と闇を増やすという動きが可能になったので、〈カオス〉と〈ダムド〉がまた1段階強くなった。
実際にプレイしていても以前よりも出しやすかった。

また、シンクロモンスターで相手の除去カードを受けつつ本命の〈カオス〉〈ダムド〉を通す動きも可能となった。
〈カオス〉と〈ダムド〉はシンクロモンスターを取り込んでさらにパワーアップしたと言える。

2周目
②【シンクロカオス】3-0🏆

カオスと猫を組み合わせたら強いんじゃね?
➡️強かったです。
強すぎて特に言うことが無い。
大寒波➡️【ブリューナク】や【開闢の使者】を投げつけるのがヤバすぎた。

以上。

VS帝 勝利

VSスキドレバルバメタビ 勝利

VS産廃スペシャル 勝利

感想
ここら辺でハンデス系、特に【いたずら好きな双子悪魔】が強すぎると感じた。
当然先行で打つのが最も強くてゲームを破壊する威力があるが、今回感じたのは別の部分。

1周目と2周目に散見されたプレイが、【レスキュー・キャット】や【ダーク・アームド・ドラゴン】等で盤面を返した後にメイン2で使って相手の次ターンの返し札を破壊する戦術。

大型モンスターで相手の盤面を返した後に追討ちでリソースを削ることで、大型モンスターの生存&取り返しが難しいアドバンテージ差をつけるという動きがこのカード1枚で同時に遂行できてしまっている。

ターンが経過すれば相手の手札も減っていて、2~3枚の温存手札に【いたずら好きな双子悪魔】がクリティカルヒットすればもうその時点でほぼ勝負有り。
次のターンは当然【ダムド】・【カオス】やSモンスターに対処する手段は無いので詰み。

先行で使う以上に強いシーンが増えてきたためこの辺で逮捕を決意。

お世話になりました。

3周目
③【スキドレ光ビート】 3-0🏆

3連続優勝で絶好調。
全員がそろそろSモンスターを触りだすと予想して、スキドレバルバでアンチしに行ったら見事にハマった。
【神の宣告】は意識的にピックしてる。
やはり引けたときの無敵感が凄くて、3枚入ってるときの安心感も強い。
先行でスキドレ+バルバ+神という組み合わせで引いたらもうどっからでもかかってこいって感じ。
これも特に反省点無し。

VSシンクロビート 勝利

VSハンデスビート 勝利

VSハンデス罠ビート 勝利

感想
オネスト3に対して下級の光が少ないかとも思ったが全くそんな感じはしなかった。
【黒き森のウィッチ】が強く、【炎龍】とシンクロして★6シンクロを出しつつ、【神獣王バルバロス】をサーチ出来る。

【大地の騎士ガイアナイト】も【スキルドレイン】と相性が良く、スキドレ適用下ではモンスターには基本的に負けない。
そのため、魔法・罠で倒される展開だったが、ガイアナイトに除去を使うと本命のバルバロスが通るという流れが数試合あった。
シンクロモンスターに過剰に頼らなかった故の勝利だろう。

今後は【黒き森のウィッチ】と【クリッター】がSモンスター環境で勝つための鍵になるだろうなと感じた。

4周目
ウイルスダムド猫 2-1

かなり良い構築が出来たと思ったが、コアラッコを取り損ねるミス。
Sモンスターも過剰に取りすぎ。
【N・ブラックパンサー】が闇属性でS素材とすることで【ダーク・アームド・ドラゴン】が簡単に召喚できた。

死デッキの通りはあまり良くなかった。
大寒波で相手をストップしながらSモンスター召喚の流れが強いことを参加者にアピールすることは出来た。
前人未到の4連続優勝には届かず無念。

VSカオス 勝利

VSハンデスライダー 敗北

VSメタビート 勝利

感想
総括にはなるが、Sモンスターに慣れていない参加者を主催者の情報アドバンテージで叩き潰した1日だった。
全員がSモンスターに慣れるまでかなりゆっくりとカードプールの改造をすることにした。
本来は次に【ゴヨウ・ガーディアン】や【スターダスト・ドラゴン】を追加する予定だったが、全員のレベルが上がるまで保留とする。

まだお預け。


また、今後の健全なゲームのために〈ハンデス〉の数も削減することを決意。

さよなら…。

他にも今回は弱いチューナーが多かったので、次回はチューナーの質も大きく改善して、全員がSモンスターを自然に触れるように工夫することも決意。
ステータスや効果が弱ければ例えチューナーというブランドがあってもこのドラフトでは存在価値が薄いということだ。

とても学びの多い1日だった。
4周も付き合ってくれる参加者に感謝。

以上。

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