20230927 マンモスドラフト感想


今回のプール


ーメインデッキのトレンドー

前回程〈カオス〉や〈ダムド〉流行らなかった。
勝ち越しデッキ7個の内、カオス採用は3個のみだった。

前回ほど暴れてなかった

今回は〈カオス〉や〈ダムド〉の流行りを受けてそこをアンチするようなデッキ(メタビート)が増えた。
他にも帝やハイビートも数を増やしていてかなり群雄割拠していた。

いつまで経っても強い

バブーンに関しては残念ながら全く出現しなかった。
これに関しては後述。

ーサイドデッキのトレンドー

特別流行ったカードは無かった。

・前回悩みだった
[後攻だった場合ハンデスカードをサイドにOUTするのか]
という問題だが、私の体感だとOUTする必要は無いと感じた。

もちろん何も考えずにINは出来ない。
ハンデスカードは当然強いが、盤面を解決出来ないので攻められてる状況で上から引くと驚くほど弱い。
そういうリスクは承知の上でサイドチェンジを考える必要はある。

これが地砕きだったらな…
という状況は正直たくさんある。

結論としてはOUTしてもしなくてもどっちでも大丈夫ということになった。
後攻で使えない・弱いということは特に無い。
序盤だけ過剰に強くて、決闘が進むに連れて弱くなっていくカード群という認識。

・前回流行りだった【転生の予言】を、サイドを飛び越えてメインにまで採用する猛者が現れた。
しかし、上述したように今回は〈カオス〉〈ダムド〉の流行が収束していたので、仮想敵が減っていた。
その結果、メイン【転生の予言】を採用したデッキは全て負け越しという形になった。
やはり、こういう尖ったカードは周囲のデッキによる強弱の変化が激しいのでメイン採用は少し考えた方が良いかもしれない。

メタビやハイビート相手は完全に死札

1本目から死札抱えて決闘出来るほどこのドラフトは甘くないってことか。

新カード評価

①虚無魔人

男前

普通。
影響力が強そうな闇属性ということで参戦。
環境に影響を与える程では無かったが、これで詰ませて勝利した決闘も数回あった。
可もなく不可もなく。
これのせいで負けたときは不愉快っぽい。

②馬頭鬼

シークレット買わないと

普通。
墓地肥やしカードとの相性は抜群。
死霊を墓地から攻撃に参加させたり、別の馬頭鬼を蘇生して生贄にしたりと色々と便利な効果だった。
墓地に置いとくだけで手数にも生贄にもなる良い性能。
しかし、アンデット族がまだ少ないので優先してピックする価値は無く、ピック順位も中位~下位くらい。今後に期待。

③ハーピィの羽根帚

三期verが存在しない😭

当然強い。
大嵐と交代で追加。
理由はメタビ系強化のために。

今までメタビ・スキドレ系は自分の永続罠を破壊する関係上、大嵐は少し採用しにくかったが、羽箒となると話が変わってくる。
自分の永続罠を剥がさずに、相手の伏せを破壊できるので気にせず採用出来るようになった。
羽箒が決め手になった決闘もあったが、その状況が大嵐でも同じだったので今は問題無いかなと。

④王宮のお触れ

普通。
というか思ったより人気があって、皆ピックするから数が散ってしまってた。
その結果、お触れ1枚だけ採用しても微妙だから抜こうということが多くてあまり活躍出来なかった。

⑤強制脱出装置

普通。
可もなく不可もなく。
採用率はそこそこ。

ー主催者が感じたことー

・ダムドのブームが去る
ブームの収束が早い気がするが、決して人気が無くなった訳ではない。
相変わらず上位ピックではある。
しかし、前回と違って普通に回ってくるようになったし皆血眼でピックすることは無くなった。
皆実際に使ってみて、強いカードだが最強では無いということに気付いたみたいだ。
前回は新カードということで特別人気だったみたい。

高校生ブランドが無くなったみたいな感じ

・邪帝ガイウスが強い(高い)

強いというより万能

改めて実感した。
〈帝〉には必須。
〈カオス〉や〈ハイビート〉でも万能なアタッカーとなる。
このドラフトにおいて、[入らないデッキが無い]モンスターだと実感した。
他のパワーカードに紛れて価値が認識出来て無かったけど、もっと上位でピックしないとダメだ。

・王宮の勅命の価値が下降

エラッタ後も逮捕おじいちゃん

魔法カードが強いドラフトなので、初期から今まで最上位ピックだったが最近どうも様子がおかしい。
本来強くて汎用性のあるカードはプレイヤーの奪い合いにより枚数が散ってしまうのが普通なのだが、最近勅命は1人のプレイヤーの手元に2~3枚簡単に集まることが多くなってきた。

この理由として
参加者全員魔法カードが強いのは重々承知してるが、やはり最も警戒してるのが〈カオス二種〉
【王宮の勅命】は魔法カードを全て止めれるが、モンスターの召喚に対しては除去も妨害も出来ない。
あの化物達に対して先に引いてても何も出来ないという部分で評価が落ちていると考えられる。
それでも2周は回らないので上位ピックではある。(最上位からは脱落した)
実際私も最近は勅命よりも除去罠に比重を置いてる。
こんなところにもカオスの影響が出るとは…。

・ライダーまだ行ける

出されると強い

今回は大活躍してた。
もう少し生贄に対する補助を増やせば大丈夫そう。
心変わりと強奪に勝る補助は無いけど…。

・バブーン無理!

まさか置いてかれるとは…。

結論としてはバブーン及びバブーンのおかげで価値が保証されてるモンスターは全て解雇となった。
理由としてはやはり〈カオス〉が無理。
パワーの違いも当然ながら、構築難易度も〈カオス〉より〈バブーン〉の方が高い。

このドラフト環境の
・[トップメタよりも弱い]
・[トップメタよりも構築難易度が高い]
という狙って組むメリットがまるで無いカテゴリーになってしまった。

例えば、強ければ【グリーン・バブーン】取れてなくても、獣族を先に集めて〈バブーン〉の受けを作ったりするけど、〈バブーン〉の受けを作るより〈カオス〉の受けを作った方が構築も柔軟に変えやすいしデッキパワーも強くなる。
極端な話、1周目の束にバブーンが数枚見えないと組む気にもならないです。
非常に残念ですが、このドラフトのパワーについてこれなかったです。
またいずれ会おう。

ー今後の改善案ー

・サンダーボルトを復帰検討。
・第六感をリミット付きで復帰検討。


ー私が組んだデッキー

自分の作ったデッキについて今回は3つ記載。やっと優勝出来た。

1周目
1.【カオスダムド】2-1

前回の最強デッキを参考にした。
この周〈カオス〉〈ダムド〉が何回も流れてきたりして、既に前回とは何か違う雰囲気をピック中に感じた。
途中【冥府の使者ゴーズ】が3枚揃って、流石に重いとは思ったが誘惑に勝てずにオールイン。
結果、デッキのモンスターが半分以上、上級モンスターのヘビー級デッキになった。

VS帝 ⭕️⭕️

忘れた。
2本目に中盤相手の【魂を削る死霊】セットにサイドからINした【抹殺の使途】が突き刺さって決め手になったのは覚えてる。

VS カオスアンデウイルス ❌❌

1本目 相手先行初手【苦渋の選択】からスタートされて【馬頭鬼】や【キラー・スネーク】を色々墓地に置かれて、モンスターセットエンド。

頭おかしい(褒め言葉)

こっちブレイカーで裏守備突っついたら【黒き森のウィッチ】➡️【邪帝ガイウス】サーチされて次のターン墓地【馬頭鬼】から生贄召喚まで見えたので、メイン2に【強引な番兵】打ってサーチしたガイウスを戻す。

後攻はメイン2に打つのが礼儀

その後なんやかんやで、相手の馬頭鬼展開を罠で流したりして墓地の使える馬頭鬼を全部消費させる。
その後相手が帝龍召喚後、俺は1伏せだがそれが除去罠だったら負けると思ったのか優先権でセメタリー・オブ・ファイヤーでリセット。
この判断は正しく、伏せに破壊輪あったので優先権放棄してたら俺の勝ちだった。
効果に破壊輪でチェーンしてお互いにLP2600くらいまで削れて本当の坊主捲りスタート。

私のトップドロー聖なる魔術師セット!
これは強いと思ったが、よく見たら墓地の魔法が番兵のみで激渋。
相手ドローしてスタンバイ【キラー・スネーク】回収からモンスターセットエンドした。

俺「ここでセットしたということはだいたいスネーク。スネークの守備は250だから聖マジで倒せる。生贄にされたら負け濃厚だからスネーク倒して、残った手札を回収した番兵で潰そう」

帝龍と相性⭕️

ということで私のドローがゴーズで微妙な表情してから、聖マジ反転➡️【強引な番兵】回収して発動。
すると相手の手札が【キラー・スネーク】
ということは場のセットモンスターがスネークじゃない!?
当然正体不明の何かを聖マジで攻撃出来ないのでそのまま放置してエンド。
次のターン相手ニコニコで反転召喚したモンスターはまさかの相手も聖なる魔術師🔯
墓地の早すぎた埋葬回収・発動からの帝龍蘇生で俺の聖なる魔術師食い殺されて負け。

お互いに帝龍リセット後のトップドローが聖なる魔術師という面白い決闘だった。
最後は墓地の魔法の質で差がついて負けた。

魔王が裸足で逃げ出すくらい強い。

2本目 序盤にウイルス直撃して、手札3枚吹き飛ぶ。
残った手札が全部罠(激流・破壊輪×2)だったので、これで耐えようと考える。
が、相手の早すぎた埋葬や馬頭鬼等の手数が多くて罠で捌ききれずに敗北。

今思えば死デッキで相手視点こっちの激流葬確認済みなのに、激流葬の発動渋ったりして攻撃されたりと、罠の打ち方が下手すぎた。

また、破壊輪は妨害にはなるがこっちもLP削れてて、実質直接攻撃受けてるのと同じだから実は延命出来てない。
破壊輪の弱いところが出た。

入れすぎてもLP持たない。

VSパキケエアー ⭕️⭕️

1本目 俺先行【押収】、相手の手札モンスター4体+【地砕き】でフルモンに近くて手札悪いのを把握。
【地砕き】を落として、【ダストシュート】+【激流葬】伏せてエンド。
相手ドロー後スタンバイに【ダストシュート】、諸般の事情で【パキケファロ】戻す。

こいつはマジで無理

相手トップドローで引いた【サイクロン】を残りの俺の1伏せに打って激流葬が消える。
【E・HEROエアーマン】召喚からの直接攻撃!に対してはニコニコで【冥府の使者ゴーズ】召喚。
その後、相手の手札がフルモンなのは把握してるので、変なカード引かれる前にゴーズ+カイエン+αでボッコボコにタコ殴りして勝利。

因みに諸般の事情というのはゴーズのこと。
最初に押収で手札見た瞬間、ゴーズ通したら勝てると思ったから万能除去の地砕きを捨てさせて、ダストシュートでパキケファロを潰した。
相手がトップサイクロンを強気に打ってくれたおかげで予定より早くゴーズが着地出来て圧勝。
ダストシュート1伏せだったら露骨すぎてゴーズ警戒されてた可能性あったから2伏せして、誤魔化しながらゴーズ出す作戦だった。

遊戯王R3巻だけ4冊くらい買った。

2本目 相手先行【王虎ワンフー】+2伏せ(幽閉+ミラフォ)
私後攻で【心変わり】➡️【人造人間サイコショッカー】出したら相手体調が悪くなったのか急に顔が青ざめる。
そのまま、罠が全て潰れて解決札引かれずにショッカー+αで勝利。

リストを見るとショッカーに対しての解答がとても少ない。
また、後攻だから地砕きをサイドoutしてしまったらしい。

後攻だから除去を抜くというサイドチェンジが現代に毒されてるなと感じた。
このドラフトの速度なら自分が先行でも除去は残して良いと思う。(勿論抜いて罠にしても良い)

反省
勝ち越せたけどデッキが重かった。
カツカレーみたいなデッキだった。
欲張りすぎてしまったね。

2周目
②デスカリエアゴーズ 2-1🥈

【光と闇の竜】も狙えるハイビート。
この周はカオスが全然流れてこなかった。
【E・HEROエアーマン】、【死霊騎士デスカリバー・ナイト】、【強奪】全て3枚ずつでハイビートとしては素晴らしい完成度。
正直優勝を確信してた。
【光と闇の竜】を貫通する輩が多そうだったら全部抜いて、サイドからスキドレバルバINするプラン。

VS 蜃気楼カオスダムド ⭕️⭕️

忘れたけど、苦戦した記憶は無い。
相手の下級の攻撃力が弱かったから、常に打点でマウント取ってた。

VS 寒波カオス ⭕️❌⭕️

忘れた。

VS 黄泉獅子アンデ帝 ❌⭕️❌


1本目 お互いにカードが減ってきた終盤に相手の【光と闇の竜】が着地してしまい非常に絶望的な状況に。

【押収】と上から引いた【E・HEROエアーマン】の効果を空打ちして打点を1800まで下げて相打ち。
相手の蘇生した【パキケファロ】を最後に残った札の【強奪】で奪って延命。
その後、相手はパキケファロを解決できるカードを引けず、俺は追加のモンスターを引けずでお互いにドロー力がおじいちゃん👴化して試合が長引く。

最後は相手に先に解決モンスター引かれて仕方無いので、【激流葬】打って全部流したが、【パキケファロ】が消えたことで相手墓地の【馬頭鬼】が元気に出走して敗北。


2本目 1本目で黄泉とスネークが見えたのでライダーゴーズダムドその辺全部脱いてスキドレバルバIN。
お互いにリソースが枯れる接戦の末、最後はリビングデッド➡️エアーマン➡️エアーマンでアド差を突き放して勝ち。

特殊召喚でも使えるのだ。

3本目 相手先行番兵➡️双子悪魔という死のムーブ。
そこから相手が以外とモタついて何もして来なくて、こっちはバルバロス➡️スキドレ➡️リビデ➡️バルバロス2号機➡️ミラフォという右手が光る引きを連発する。
立て直したかと思ったが、相手の羽根帚で破産。
しかし、スキドレの影響で3000に戻ったバルバロス2体いるからまだ行ける!と思ったら相手の心変わりで俺のバルバロス2体駆け落ち(相打ち)して完全敗北。

最近現世でも帰ってきた。

負けたのはまぁ良いとして、この周〈カオス〉が3位と最下位。
カオス無しデッキが決勝まで勝ち残り、決勝は〈ハイビート〉VS〈帝〉だった。
カオス最強説が崩れ去った面白い周だった。

3周目
蜃気楼カオスダムド 3-0 🏆

やっと念願の優勝

ピック途中で【悪夢の蜃気楼】と【非常食】も流れてきてて、この周蜃気楼狙いのプレイヤーが他にいないと確信したので蜃気楼を途中から集める。
【サイバー・ドラゴン】も珍しく3枚揃った。
わりと2~3枚目の【サイバー・ドラゴン】は自分の中で順位を上げてピックした。
【サイバー・ドラゴン】を複数枚揃えることで、サイドラ+αの動きの再現性が高くなるため、たくさん欲しいと感じた。

3枚ある時の心強さ。

大変残念ながらこの周は決闘の記憶を全て喪失したのでレポート無し。
VS 光ビート ⭕️⭕️
VS 黄泉獅子帝 ⭕️⭕️
VSメタビート ⭕️⭕️
全てストレート勝ちの圧倒的優勝。

この周他にカオスが不在で俺しかいなかった。
メタビートも罠が欠陥。
帝もガイウス無し。
と周りのデッキのクオリティも低かったので簡単に優勝出来た。

メタ系のカードが多く見えた場合は〈カオス〉と〈ダムド〉全抜きしてショッカー、ブレイカー、死霊、ミラフォ等をサイドからINして蜃気楼+サイドラ軸のハイビートへ切り替える戦術で相手を攪乱。

この周で最近下位にいる【カード・ガンナー】が強いと感じた。

墓地落としのランダム性が高くて、俺も含めて確実性を大事にするメンバーは避けがちだけど、使ってみると強い。
【奈落の落し穴】に引っ掛からない1900打点と罠を食らっても破壊補償があるのが良い。
メインに墓地を3枚肥やせる性能も唯一無二で、見直した。
【ネクロ・ガードナー】落ちたときの安心感と相手に与える心理的負担も大きくて面白い。
実際に使ってみないと分からないことってあるなと感じた。
欠点は【次元幽閉】を食らった時だけはけっこう落ち込む。

っていうかこのカードバケモンだマジで。


以上。
勝ったときの決闘は覚えてないけど、負けたときは学びがあるから決闘の内容覚えてるんだなと思った。

次回バブーン消えてどう環境が変わるか楽しみですな。

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