20231004 マンモスドラフト感想

今回プール

ーメインデッキのトレンドー


今回でカオスの結果に関しての記述は最後とする。
間違いなくこのドラフトのトップメタで、結果を残すのは当然なためである。

強すぎ

・今回も色々なデッキが活躍していた。
参加者がカオス一辺倒ではなく、色々なカードに手を伸ばして自分の中で構築の幅(レパートリー)を広げようとしてるのが分かる。

そしてそれをしっかり身に付けているので、最近ではカオスをボコボコにして最下位に転落させたり、カオス抜きで優勝するプレイヤーも増えてきてる。

ドラフト的には
色々なデッキやカードが活躍出来ている
・参加者のデッキ構築がワンパターンにならずに様々なカードを使えている
ので私の狙い通りの良い傾向にある。

・【邪帝ガイウス】、【風帝ライザー】、【サイバー・ドラゴン】、【ライオウ】の採用率。

直近8回の実施の中で、上記のモンスターのメイン及びサイドデッキへの採用率が100%であることが判明した。
つまり、誰がピックしても構築の段階で抜かれることが無いということ。
〈カオス〉でさえ、ピックはしたけど、光と闇少ないから抜こうということや普通にカットされることがあるため、採用率100%では無い。
上記の4枚は強いというのは前提として、それ以上に万能ということだろう。

禁止魔法や除去罠は生まれたときから万能なので採用率100%がたくさん存在するが、モンスターでこの採用率100%を叩き出すのはすごいと思う。

ーサイドデッキのトレンドー


流行ったカードは無いが、全員サイドデッキの組み方のコツを掴めてきている気がする。
明らかにサイドデッキからINしたカードが決め手になる決闘が増えてきている。
ここでも全員の構築力の上達を感じている。

新カード


①D-HEROディアボリックガイ

ウルトラ何故高い?

強い
タイムラグ無しで生贄を用意できることがこれほど強いとは。
素引きしたときのしょーもなさは絶望的。
だが、デステニー・ドローのコストとして変換できるし、施しや天罰等の手札コストとして活用しても良い。
素引きした時の対処が想像よりも簡単だったのでとても使いやすい印象を受けた。

ルール上プール全体に最大3枚しか存在しないのでディアボが成立するプレイヤーが1人しかいないのは少し悲しい。

②雷帝ザボルグ

攻撃名はローリングサンダー

普通。
個人的には使いやすくて強いと思った。
帝全てに言えることだが、ドラフトという遊びに適したとても良いカード。
だが、メインに採用して使ってたのが俺しかいなかった。
参加者の評価は今は微妙なのだろう。今後評価が変わるかどうか。
【邪帝ガイウス】や【風帝ライザー】の劣化と言われればそれまで…。

③収縮

このゴブリンの正体は未だに不明。

普通。
1度枠の都合で抜けて復帰した。
これも今回まともに使ったのが俺しかいなかった。
個人的にはこれも使いやすくてドラフト向きのカードだと思う。
アタッカーの後ろにあるだけですごい安心感。
ただ、やっぱり他の禁止魔法に比べるとどうしても見劣りするのと、除去目的なら【次元幽閉】や【ミラーフォース】優先で良いと言われればそれまで。

④デステニー・ドロー

このドラフトのドローは強い

強い。
コストとなるD-HEROは2種類しかいないが、【E-HEROエアーマン】や【増援】でアクセス出来るので簡単に使える。
コストとなるD-HEROが2体とも墓地に置いて真価を発揮するモンスターなので相性が爆裂に良い。
【悪夢の蜃気楼】に続く新たなドローギミックとして今後も活躍出来ると思う。

⑤第六感

バカ

復活した怪物カード。
リミットを設けたので前よりは落ち着いたが、相手に発動されると心臓が痛くなる威力は相変わらず。
今後被害者から苦情が続出したらまた投獄します。

ー主催者が感じたことー


・【虚無魔人】強い。

彼女5人くらいいそう。

強いのは当然なのだが、このドラフト環境がさらに追い風になっていると感じた。
まず、トップメタの〈カオス〉及び〈ダムド〉に対して刺さる。
しかも彼自身が闇属性なので【虚無魔人】をミラー意識で〈カオス〉や〈ダムド〉に採用しても良い。
トップメタの対策カードでもあり、味方でもある非常に頼もしい性能をしている。

また、構築戦のように全員が【聖なるバリアーミラーフォース】や【地砕き】を事前に必ず採用してる訳では無い。
プレイヤーの好みや考えによっては除去カードよりもドローや展開力にデッキの枠を割いてる場合がある。
そういう都合で除去を少なくしている構築は【虚無魔人】1体で詰む。
その様な観点では構築戦よりも除去されることが少ないので凶悪なモンスターになっている。

除去は大切


・同名カード2~3枚目の価値
ドラフトでは同名カードがあればあるだけ、デッキコンセプトが定まりやすくなるし、想定する動きの再現性も高くなる。

複数枚欲しいよね

構築戦では事前に枚数を調整できるので関係無いが、ドラフトでは0からデッキ構築をするため、同名2~3枚目のカードの存在はとても重要となる。
価値も1枚目より高くなり、2~3枚目は順位を高くしてピックを進めなければならない。

分かりやすい例で言うと
【悪夢の蜃気楼】

十代も使ってた

採用枚数が多ければそれだけ蜃気楼ターボが決まる確率が高くなる。
なので1枚目をピック出来たら2~3枚目は順位を上げてピックを進める必要がある。

また、シンプルに採用枚数が多ければ、そのカードの所在を自分だけが把握できている状況を作り出すことが出来て、そのドラフト中は大きな情報アドバンテージを得ることが出来る。

例えば【ハーピィの羽根帚】を3枚自分がピックしたとすれば、自分だけが羽根帚の所在を把握しているので、躊躇無くガン伏せのプレイが出来る。
逆に他プレイヤー視点では羽根帚の所在が不明なので、決闘中に常に【ハーピィの羽根帚】という存在を警戒しながらプレイをしなければならない。

こんな感じで同名カードの価値が高まるのがドラフトの特徴である。

私は今回【死のデッキ破壊ウイルス】の3枚目をスルーして【強奪】をピックした結果、死デッキがカットされて2枚しか取れなかったというミスを犯した。

ドラフト経験者とは思えないミス。
しかも自分が3枚目をピック出来る立場にも関わらずパワーカードの誘惑に負けてスルーして他のプレイヤーに取られた。
擁護できないアホプレイ。
俺ってバカだな~というお話でした。
3枚目の価値を再認識しました次から気を付けます。

3枚欲しいじゃない。

ー作ったデッキと振り返りー

1周目
①蜃気楼リクルーター帝 2-1

まず今回新しく参戦した【D-HEROディアボリックガイ】、【デステニー・ドロー】のドローギミックは元々プールにいた【D-HEROディスクガイ】も相まって絶対に人気だと思ったので衝突を避けるために今回はスルー。
1stピックは確か【天使の施し】取った後に【E・HEROエアーマン】
エアーマンは安定だけど、やっぱりカオスとのくっつきが悪くてギスギスするのが何とも言えない。
この周は【E・HEROエアーマン】と【悪夢の蜃気楼】系列に手を伸ばしてた。
途中ガイウス1とライザー2を抑えつつもイマイチデッキのコンセプトが決まらない。
エアーマン+帝+蜃気楼?みたいな感じになってる。そこで1回自分の手元を確認すると【キラー・トマト】と目が合う。
その後、その周他の束に【キラー・トマト】がいたのも確認したので、古き良き〈リクルーター帝〉にしようとピック中盤あたりで決定。
だけど、決めるの遅すぎて【邪帝ガイウス】【風帝ライザー】はもう既に売りきれ。
大急ぎで余り気味だった【雷帝ザボルグ】ピックして完成。

VS【リアニメイト】❌❌

1本目 普通に負けた
2本目 第六感2回当たって10枚ドローされて負けた

VS【カオス】❌⭕️❌

1周目の優勝デッキ

忘れた。

VS【ダムドビート】❌⭕️⭕️

1本目 スナストに神の宣告使う勇気が無くて、場を荒らされて敗北。まぁ、結局神の宣告使ってもダムド降臨で負けてた。
2本目 3本目共に忘れたけど勝った。


感想
使いやすいデッキにまとまったと思う。
【虚無魔人】はメインでも良かった。
結果論だけど、最終的に【雷帝ザボルグ】も集まって光と闇が複数枚採用できたので、〈カオス〉も無理なく採用できてたと思う。
やはり〈カオス〉は受けとしてピックしとくべきだなと反省。
【E・HEROエアーマン】を軸に組み立てようとしたからカオスの順位が自分の中で下がってしまった。
デッキには満足だけど、結果は奮わなかった。

最初に言った〈D-HEROギミック〉は案の定人気があって、【ディアボリックガイ】と【デステニー・ドロー】は他プレイヤー間で3対3で分かれてて成立してなかった。

2周目
②カオスアンデッド蜃気楼 3-0🏆

優勝した。

【悪夢の蜃気楼】と【苦渋の選択】で凄まじいデッキ回転力を得た。
どっちかが1度でも決まればそこからデッキが回転しまくるので、使ってて気持ち良かった。
罠の少なさに不安を覚えたが、今回はハンデスに枠を割くことにした。
相手によってはカオスを2枚抜いて、サイドから【風帝ライザー】をINして〈アンデッド黄泉帝〉に切り替えて戦う。

VSデステニーカオス⭕️❌⭕️

1本目 忘れた
2本目 忘れた
3本目 これまでの決闘で墓地を活用するのが分かったので、【非常食】と相性は悪いがサイドの【閃光の追放者】を3枚IN。
これが上手く決まって、先行で追放者+番兵+ダストが決まって相手の手札から追放者の回答を全部デッキに戻す。
その後横に【馬頭鬼】追加して追放者+馬頭鬼3往復で勝利。
相手の手札は確かダムド・帝龍・天罰・おろ埋・ライラって内訳で、ライラ戻して残りの手札追放者で潰れて詰み。
追放者万歳🙌

VS帝⭕️⭕️

スト勝ち

VSダムドビート⭕️⭕️

スト勝ち

2戦とも【苦渋の選択】が作る圧倒的なアンデッド+αのリソースを活用して勝利。

感想
デッキが強すぎて反省点無し。
苦渋の選択3枚なんて二度と揃わない。

3周目
③【蜃気楼サイカリゴーズ】2-1🥈

〈カオス〉も〈ダムド〉も全然流れて来なかった。
途中メタビート系列の集まりも良くて、〈ハイビート〉or〈メタビート〉どちらにするか迷った結果、手元のカード的に〈ハイビート〉を選択。
サイドラもゴーズも3あるしな。
次回先行で尚且つ相手が特殊召喚主体のデッキだった場合、サイドラゴーズoutして弾圧パキケINするプランで。
決闘中はそんな感じなかったけどリスト見ると罠少ないな。

VSカオス ⭕️❌⭕️

忘れた。

VSスキドレバルバ⭕️⭕️

1本目 忘れた
2本目 相手先行で【押収】発動。
俺の手札を確認したら【悪夢の蜃気楼】+【非常食】+【天使の施し】が初手に揃ってるハンデスに対して鬼強い手札。
相手が悩んでる様子を見るとハンデス1枚しか引けてなかったみたい。
相手がたくさん悩んだ末【悪夢の蜃気楼】をハンデスされる。
その後、返しのターンに天使の施し使ったら【悪夢の蜃気楼】2枚目が到着。
そのままリソース突き放してめでたしめでたし。
先行でハンデス打った側が苦しくなってる面白い決闘だった。

VSデステニービート ❌❌

1本目 相手先行で【終末の騎士】➡️【ディアボリックガイ】で、そのまま2体目のディアボをリクルートして2伏せエンド。
圧縮しただけか?と思い、デスカリで突っ込んだらディアボ媒体に死デッキ発動される。
なるほど~!と思いながら幸いにも被害はデスカリだけ。他手札は全部魔法罠だった。
が、手札に【悪夢の蜃気楼】+【非常食】が揃ってたので逆に動けなくなる。(蜃気楼のドローが全て死デッキで引っ掛かるため)
また、デッキの中のモンスターがほぼ攻撃力1500以上だったので使う勇気は無かった。
罠で耐えて後からリソース回復するプランにしたけど、その後ダムドも出てきて敗北。

2本目 1本目で特殊召喚主体だと感じたため、サイドから弾圧パキケIN。
序盤は〈メタビート〉に切り替えた俺が【ライオウ】+【パキケファロ】で制圧してたが、相手がサイドからINした破壊輪を2発連続で打たれてロックを突破されて敗北。
突然出てきたパキケファロには血の気が引いたらしい。
一応考えはあってたが、相手のサイドチェンジがさらに上手だった。

感想
今回3回目の【悪夢の蜃気楼】だが、決して俺が蜃気楼ターボに拘ってる訳では無い。
何故か他のプレイヤーが【悪夢の蜃気楼】を全然取らない。
普通にピック2周目から集めても全然揃ったし、何だったら蜃気楼が2周したりもしていた。
どういう訳か他のプレイヤーは【悪夢の蜃気楼】に対しての信頼があまり無いらしい。
やりくり上手抜けてから露骨に皆狙わなくなった。
次回同じ現象が起きたら皆に聞いてみよう。

4周目
④デステニーダムド 2-1🥈

上記で述べた擁護出来ないミスにより、死デッキ2枚。
もちろん2枚でも十分強いけど。
【デステニー・ドロー】は最低限揃ったが、【ディアボリックガイ】本当に人気で取れない…。
ここでも【E・HEROエアーマン】が3枚揃ったが、やっぱり〈ダムド〉との相性は何とも言えない。
決闘序盤は
・エアーマン➡️エアーマンでアド稼ぎたい。
・闇属性を召喚して【ダーク・アームド・ドラゴン】の準備をしたい。
この2つの戦術が衝突してギスギスしてた。

VS 六感使者 ❌❌

特級呪物

1本目 中盤にエアーマンでアド稼ぐかor心変わり➡️虚無魔人するかの2択の局面になって、前者を選んだ結果、返しのターンに開闢+帝龍同時に出てきて6000近くあったLPが消しとんで敗北。
後者を選ばなかった理由は、虚無魔人を守る罠が無かったのと、他の手札が貧弱で虚無魔人返されたら確実に負けると思ったから。
心変わり+虚無魔人はキープして相手を少し泳がせてから使おうと思ったらターンが返ってこなかった。

次回からもう少し信頼します。

2本目 死デッキが決まり、相手の手札を把握。
そこから詰めて俺の盤面ダムド&死霊・手札3枚、相手手札・盤面0でカオス引かれなかったら勝ちの状況で【混沌帝龍】引かれる。
その後、俺の手札に帝龍を解決する札があったら負けると思ったのか、メイン2にセメタリー・オブ・ファイヤーでリセット。

俺LP800VS相手LP3600
で坊主めくりスタート。
ここで俺が引いたのは【E・HEROエアーマン】
流石に強すぎて、エアーマンサーチからの残り相手LP1800まで削る。
正直勝ちを確信した。

頼りになるなぁ~。

次の相手ターン2回連続都合の良い引きが出来る訳無い!
と思ったら相手のトップが【アームズ・ホール】➡️【早すぎた埋葬】➡️【混沌帝龍】蘇生されて見事敗北。

【アームズ・ホール】まじで許さん。

ウルトラ高いし

3位と4位のデッキは時間の都合上撮影できなかったので無し。

感想
優勝できるスペックのデッキだったけど、決勝の相手が化物過ぎた。
カオス6枚なんて事象が起こるなんて…。
上でも書いたけど、【E・HEROエアーマン】と【ダーク・アームド・ドラゴン】がギスギスしてた。
ダムド3枚揃ってるならエアーマン全抜きして、完全に闇属性主体の〈ダムドビート〉にするべきだったとも思う。
まだ研究が必要だ。

以上。

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