シン・ピカオーガ
2月1日から始まったランクバトル、シーズン8。
禁止伝説級のポケモンが使用できると聞いて数か月ぶりにランクバトルに潜ったところ（自分にしては）存外早いペースでマスターボール級に昇格できたものの、そこからの勝率が芳しくないので構築を見直す意味も兼ねて記事にすることに。
誰か助けてください。
コンセプト
こちらの記事の色眼鏡眼鏡カイオーガを剣盾でやってみよう！
という安易なコンセプトで構築してみました。
採用ポケモン
ピカチュウ
ひかえめ CSぶっぱ 特性：ひらいしん
避雷針＋猫騙しでシンボラーの追い風起動をサポートするポケモンの顔。
元記事だとピカチュウよりも若干素早さの高いライチュウが採用されていますが、
現環境で猫騙しを打ってくる可能性が高いゴリランダーやガオガエンよりも速く
電気玉を持たせたときの火力が優秀で相手二体を麻痺にできる高性能なキョダイ技を所持しているという点から今回はピカチュウを採用しました。
意外と最初のターンで処理されず、そのままダイマックスからキョダイバンライで相手が壊滅してWIN！という展開もそこそこあったので悪くなかったと思います。
単純に避雷針ライチュウを用意するのが手間だっただけですが……。
シンボラー
おくびょう CSぶっぱ 特性：いろめがね
モルフォンがガラルに居ないのでカイオーガより素早く追い風色眼鏡スキスワができるポケモンは必然的にシンボラーだけになります。
飛行タイプなのでフィールドの恩恵を受けられなかったり
催眠技として眠り粉より命中の低い催眠術を採用しなければならない点
潮吹き二連打を狙えるオウム返しの廃止
といったマイナス要素があるものの
若干モルフォンより速く
地面技が無効
エアスラッシュで怯みワンチャンを狙う事が可能
……と単純な劣化では無いように思いました。
稀にダイマックスしてダイジェットを撃つ試合もありました。
ダイウォール×3はなんだかなあ
でも結局相手を眠らせる動きが強かったのでモルフォンが使用できるならそっちを使ってたと思います。
カイオーガ
ひかえめ CSぶっぱ 特性：あめふらし
雨眼鏡潮吹き。半減相手にはスキスワ色眼鏡。
八世代で登場した新システムダイマックス。
HPの上昇という仕様で雨眼鏡潮吹きワンパン！できない相手は増えましたが
それでもダイマックス権を切らずに相手のダイマックスポケモンに致命傷を与えながらその隣を吹き飛ばすのはたいへん強力。
ただ採用率が非常に高く、高火力で草先制技のグラススライダーを放ってくるゴリランダーがどうしてもキツイのですが……
アマージョ
いじっぱり 過去作ダブルの記事で見たいい感じの調整 HAで良いと思います 特性：女王の威厳
相手からの先制技無効というこの特性。
当然ゴリランダーのグラススライダーも無効化できるので第七世代以上にカイオーガとの相性が良くなっています。
特性で水技を無効化してくる相手に対しての草打点
という役割のほかにも
終盤まで余ったダイマックス権を切りがちなポケモンで、
ダイジェットで素早さを上げたり
ダイフェアリーでフィールドの張替えをしたり
ダイナックルで火力上昇も狙えたり（これは殆どしなかったです）
と非常に器用なポケモンです。
また相手の初手が二面猫騙しを狙ってきそうな盤面の場合、シンボラーの隣に置くことで確実に追い風を起動することができます。
……基本的に上記の4匹で完結しているのですが、どうしてもトリックルームを絡めたPTが苦手でどうにかしようと考えたのですが4匹の構成を崩すのがプレイヤースキル的に厳しいと感じた自分はガラルファイヤーとキュワワーを採用することにしました。
この2匹はトリルを積極的に狙ってきそうなPT相手に先発で並べ、キュワワーでファイヤーの弱点保険を起動してサイドチェンジを絡めながらトリルターンを誤魔化して盤面を荒らすという身も蓋も無い展開を押し付けます。
正直トリル相手に刺さっているとは言い難く、何かもっと他に良いポケモンがいるんだろうなあと思います。
PT全体の使用感は追い風＋潮吹きなので普通に強かったです。
後だしからの天候書き換えをスキルスワップで更に上書きしたり受けるために出てきた半減のポケモンもコンセプト通り、色眼鏡で吹き飛ばしたりとその辺りは上手く回っていたのかなあと。
ただやはりダイマックスで潮吹きワンパンできない相手が増えたり単純に特防が高くトリルも絡めてくるブリザポスや白バドレックスがキツく、そもそも追い風＋潮吹きという動きが既に対策されがちなのでゲームが進んだ現環境で実質的にポケモン3匹で回していくのに限界みたいなのがあるのかなあと思いました。
何だか悪タイプの通りが良いような気がするのでイベルタルだったりパーフェクトフォルムがかっこいいジガルデなんかも使ってみたいですね。
おわり
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