YouTuberはオワコン？について考える

現在2023年1月

最近よくいわれる

「YouTuberオワコン」説

私も登録者6万人弱の底辺YouTuberなわけですが、私自身の肌感覚はむしろ真逆なんですよね。過去の動画がなぜか再生されているし、1日100人以上の登録ペースもキープできています。

ここ数日の登録者の推移   むしろ増えているのかも。。

私の周りのクリエーターさんたちも 巷で囁かれる「YouTuberオワコン感」は全く感じないそうで、察するにこの現象・・・どうやら古参エンタメ系YouTuber達の再生数激減をネタにしたYahooニュースを見た人達がSNSで騒いでいるだけの話・・という気がしてきました。

プロたんが「収益が1/5になった！」とか、ラファエルが「再生数が1/10に減った！」とか、これ、すべてが 今までYouTubeを支えてきたエンタメトップランナーたちの発言であって 逆にエンタメとは無縁の普遍的情報を発信するYouTuberからは そのような声はまったく聞こえてこないわけです。

すこし考えてみると 古参エンタメ系ユーチューバーさん達が抱えているマスをコロナきっかけで大量にYouTube界に流れ込んできた芸能人たちに喰われているというだけの話であって・・・YouTube界における「エンタメ」というカテゴリーは、プロの作家が企画して、プロのタレントが演じ、プロのクリエーターが編集・配信した物が勝利した・・という ごくごく当たり前の話で、それをいつもの如く  Yahooニュースを目にした “ リテラシーの低めで発信力高めの民達 ” が「収益1/5」や「再生数1/10」というキーワードを 前面に出しYouTube全体が「オワコン！」と発信しているだけの話だと私は思います。（というか・・そうですw）

実際のところYouTubeの業績は 新たな動画プラットフォームが続々登場しているにも関わらず 圧倒的なシェアで無双し続けています。オワコン感は全くないのです。

とはいえ配信者の立場から言わせていただくと、現在のYouTubeはどのカテゴリーもかなりの“レッドオーシャン”であることは間違いありません。多くの配信者から毎日、毎日、天文学的数の動画がアップされていて、視聴者の前にサムネ表示することですら至難の業と化しています。

ザックリ計算しても視聴者一人の1日視聴時間は最大で24時間しかなく、再生スピードを1.5倍で圧縮して見たとしても、36時間が限界なわけです。それに対して毎日毎日積み上げられる動画は消えることはなく、YouTubeサーバー内に蓄積され続けているという事実・・・コレはもうアカシックレコードや阿頼耶識のようなものですよね。

YouTubeという母体はまだまだ安泰・・だけど視聴者数と彼らが有する “時間” というパイには限りがある。。それに対して蓄積され続ける動画は宇宙のように無限で終わりがない・・

オワコンではないけれどYouTubeは厳しいことに変わりないっす・・・
(-∀-；)＜キビシーー