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【 意思がある人が輝くグローバルな時代 】

こんにちは、GCSの周と申します。

特別特集として、樫原さんとの特別対談をお送りします。
第1回の本記事では、
「意思がある人が輝くグローバルな時代」に関して特集します!

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周:樫原さん、お忙しい中お時間を作って下さり、本当にありがとうございます!色々とお伺いすることができればと思っておりますので、よろしくお願い致します。

樫原:よろしく!

周:さっそくですが、樫原さんのことを詳しく知らない方もいると思いますので、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。

樫原:OK。2003年に株式会社リンクアンドモチベーションへ入社した樫原です。21歳で将来は教育に携わっていくことを決めていて、教育に興味があることは明確に意識した上で社会人になりました。私は、教師のように人に何かを教えるという教育よりも学ぶ側が自発的に学ぶことが最重要と考えていました。そのためには、学習心理を極めることが大事だと思っていました。

一時は、アカデミックに行くことも考えたんだけど、人・社会の役に立ちたいという思いが強かった。だから、就職することにしました。

入社後は、学校を立ち上げる新規事業に携わることから始まったね。だけど、中々業績が上がらず入社から半年で今の採用事業に配置転換された。配置転換後は、教育の終着点であり、社会に出る上での接合面である採用という場面に携わることで、社会に出て活躍する人材を理解できることをモチベーションに働いていました。

その後最年少でマネージャーになり、MVPを獲得する幸運にも恵まれました。会社から裁量を与えられるようになり、大学に携わる時間も出てきたんだけど、その中で、人事コンサルの中で、日常的に学生と関わっている方が少ないことに気付いた。会社が求めているものと学生が求めているもののミスマッチというか溝・死の谷があることを感じましたね。大学で使われている言語と会社で使われている言語がそもそも違っていて、最適化されていないことに両側を見て気付いた。

そこで、レイズアイという会社(現在のリンクアイ)を立ち上げました。理想的なキャリア教育を目指して、株式会社リンクアンドモチベーションと株式会社増進会出版社(Z会)と株式会社栄光の3社による合弁会社でした。後者2社の「個に向き合いたい」という思いとかけ算で理想を実現できると感じていました。

そしてややブランクがあり、その間は執行役員としての経営力を鍛えた。その後色々な実験をしていく中で、2018年から経営から離れて好きなことをやっていいと言われて今に至ります。

採用という分野に携わっていて感じたのは、20数歳の学生でも以外と差がある。厳しいようだけどこれが現実。新卒1年目から高いレベルで頑張りたい学生もいる。そういった学生に対して、今までの日本の会社は一律主義で向き合うだけで、ダイバーシティを実現できていない。イケている学生が社会に出て縮小してしまう事例を数多く見てきた。これって意味なくない?

学生がちゃんと活躍することができる会社を見据えてキャリア教育を大学でしたいのが現在だね。

周:丁寧な自己紹介、ありがとうございます!自己紹介でもあったように、樫原さんは大学でのキャリア教育や企業の採用支援を通じて数多くの大学生を見てきたと同時に、多数の企業も見てきたと思います。その中で、日本の新卒採用に対して感じる違和感があれば、教えて下さい。

樫原:企業側に対して思うことと学生側に対して思うことを分けて話すね。

まず、企業側に対して思うことは、考えて行動できる主体性が欲しいと言ってはいるが、自ら考えて行動することを求めている職場は想像以上に少ないということ。いいからやれよ!が多いんだよね。そして若者はそれに順応していく。入り口で言われていることと入ってからマネジメント側から言われることに差があるんだよ。

次に、学生側に対して思うことは、彼らは間違えたくないんだよね。貧乏くじを引きたくない・正解があると思っている。何が正解なんだろうと模索する姿勢があるね。

あとは、周りの目だよね。周囲のコミュニティから外れる選択肢を避けがち。みんながいいと思っていることが良いとは限らないんだから、自分で考えればいいんじゃないかなって思うけどね。戦略の基本って差別化じゃん。みんなと同じことやるのがリスクじゃん、この時代。

大企業の採用支援をしてて思うけど、大企業も若者への向き合い方を考え直しているよ。自分の意思がある人こそ輝ける時代になってきているね。


【 編集後記 】

今回から複数回に渡って、人材大手企業役員の樫原さんとの対談をします。

その中で、読んでる方が少しでも自分の時間の使い方を考えるキッカケになったり、自分のキャリアを考えるキッカケになれば幸いです。

どうぞ宜しくお願い致します。


樫原さんは、4/10の東北大学留学フェアにも登壇予定です!
自分の将来のキャリアについて質問する貴重な機会なので、
是非、足を運んでみてください!

〜樫原さんと出会ったトビタテに敬意を込めて〜

トビタテ留学JAPAN:概要
https://tobitate.mext.go.jp

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