【GCSイベントアーカイブ】 海外インターン・ボランティア紹介イベント
イベントの内容をダイジェストでnoteにまとめる、GCSイベントアーカイブ。初回の今回は、2021年1月5日に行われた「海外インターン・ボランティア紹介イベント」をダイジェストでお伝えします!イベントに参加できなかった皆さん、必見です!
交換留学中やその前後でインターン・ボランティアをする学生が増えてきました。興味がある皆さんも多いのではないでしょうか?でも、意外と情報ってないですよね。興味はあるけど情報がなくて不安な皆さんに向けて、情報や相談の機会を提供するために、本イベントを企画しました。
本イベントでは、交換留学中にインターン・ボランティアをされていた、文学部卒の青木さん、工学研究科の廣瀨さん、そして理学部でGCSの狩生をゲストとしてお呼びし、体験談を発表していただきました。
インターンやボランティアの概要説明
当日はまずはじめに、GCSからインターンやボランティアの概要をお話ししました。要点をまとめます。
海外インターンの魅力
受け入れ先探しから実際に働くところまでの試行錯誤で身に付く、行動力・語学力・人間的成長
交換留学の学びを実践で使いこなせるレベルに高められる
将来のキャリアの選択肢が増える
インターンの見つけ方
1. 受け入れ企業・団体の公募に応募
働き手として雇われ、有給であることが多い。一方、期間が長く学業と両立が難しかったり、選考が必要だったりする。(サイトの一例:INDEED)
2. 仲介団体を利用
プログラムとして派遣されるため確実かつサポートが充実している。一方、留学に合わせたプランが立てにくかったり、お金がかかったりする。(団体の一例:IAESTE、アイセック、IES ABROAD)
3. 公の募集がないところに直接交渉
期間や職種など自分に合わせた計画が可能。一方、受け入れ先探しや交渉が大変。人脈を辿るか、行きたいところに直接メールを送るなどの方法がある。もっとも多いパターン。
公の募集がないところに直接交渉する場合の手順
1. CVという履歴書のようなものを作成(連絡先・所属・学歴・職歴・スキルなどを記載)
2. 希望する受け入れ先にCVを送ってアピール
3. 返答がきたら開始時期や期間の交渉を行う
働き方の種類
1. 大学に行きながら働く
授業が終わってから1日の残りで働く。インターンの場合フルタイムが多いため難しい。
2. 交換留学終了後から次のセメスター始まりの2-3ヶ月を使って働く。
フルタイム勤務ができるが、新しい宿を探したり、ビザに関する手続きが必要だったりする。こちらが多い。
経験者による体験談発表
概要説明に続いて3名の登壇者に体験談を話していただきました。
青木さんは、アメリカに留学。ホームスクーリングを学ぶために、ホームスクールコミュニティでのボランティアと、ホステルでのインターンを行ったそうです。地域のホストファミリー制度でボランティアを、友人からお勧めされたインターン先にレジュメとCVを送ることでインターンを探したとのことでした。インターン先と交渉した際には、なんとバスで13時間もかけて直接訪問して面接を受けることで熱意をアピールしたそうです。
インターン先では、地域のホームスクーラーとゲストが交流できる軌道づくりの他、ありとあらゆることをこなす何でも屋のような仕事をしていたそうです。苦労したこととして、組織の情報が不足しており受付の仕事や質問にうまく対応できないことをあげていました。しかしインターン先で使用していた対応リストを読み込むことで解決策を見つけられることが多く、必要な人が活用できる仕組み作りの大切さを実感し、新たな興味が生まれたそうです。このように思いがけない形で影響を受けるのが、留学の良さの一つだともおっしゃっていました。
フッ軽になろう!最初に足を伸ばすことで、だんだんとできることや会う人の幅が広がる、ただし疲れた時は無理せず自分なりの方法で気分転換を!というアドバイスがとても素敵でした。
廣瀨さんは、ドイツに留学。日系企業のR&Dとしてインターンをしていたそうです。日系企業の駐在員の方を中心に、知り合いに紹介してもらうことでインターン先を見つけたとのことでした。
インターン先では、新規部門立ち上げの手伝いや資料作成・翻訳などを行なっていて、インターンをする学生の多さや帰宅時間の早さなどに驚いたとおっしゃっていました。自分で考えて実行することが強く求められる環境に戸惑いつつ、自分で考えて調べ、聞くことで解決をはかったそうです。
普通の留学生活とはまた違うその国の一面をすることができる上に、普段会わない人と交流する機会が貴重だからぜひ体験してほしい。今はコロナで海外に行けないが、今できることを精一杯頑張ってほしいとのメッセージをいただきました。
GCSの狩生は、スペインに留学。現地の外資系ベンチャー(波力発電会社)でデータサイエンティストとしてインターンしていたそうです。奨学金関係や企業説明会で会った社会人に留学プランを話してアドバイスをもらいながら、インターン先を紹介してもらったとのことでした。
現地では波のデータ解析をしていたそうです。仕事が午後3時くらいに終わってビーチに行くのが衝撃的だったと言っていました。また、仕事内容が全く決まっていなかったことや、あまりの上下関係のなさに戸惑ったとのこと。自ら主導権を握るようにしたり、家族ぐるみの付き合いに参加したりして対応していったそうです。
インターン先探しや実際のインターン中は辛いことが多いが、そこで得た価値観の変化や成長は必ずポジティブな影響を与えるというメッセージをいただきました!
最後に
どの方も素晴らしい、充実した体験をされていて、とても生き生きとプレゼンしてくださいました。聞いていたこちらも、今すぐにインターンやボランティアにチャレンジしたいと思ってしまいました!
探し方で三方に共通するのは、人脈を辿ってインターン先を探したということでした。やはり大変ではありつつも、最も確実な方法なのかも知れませんね。
インターンは大変そうに見えますが、実際にインターンすることで大きな成長が得られること間違いなしです!ちょっとでも興味がある皆さん、ぜひトライしてみてくださいね!GCSも全力でサポートします!
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