Notionユーザー・Notionというツールについて

記念すべき1作目の記事は今ハマっているツール、Notionについて書くことにした。
たくさんのNotionに関する素晴らしい記事がある中で、私が今更一からNotionの使い方を説明するのはめんどくさいさして需要がないかと思われる。
なのでNotionを取り巻くユーザーやコミュニティと、個人的にNotionというツールについて思うところを語ろうと思う。
144文字以上の文章を書くのは卒論以来かもしれないので、拙い文章になるかと思いますが、最後までお読みいただけると幸いです。


ド偏見で語るNotionユーザー

みんなはNotionユーザーにどのような印象を持っているだろうか?
自称情報感度と意識が高い大学生だろうか?スーパーエンジニアだろうか?

私から見ると、誤解を恐れずに言うとNotionユーザーはポンコツかつ凝り性な人が多いように感じる。
かく言う私も子供の頃からポンコツっぷりを存分に発揮してきており、夏休みの宿題は最終日に着手し始め終わらないまま有耶無耶にし、財布や鍵をなくし続け、待ち合わせには遅刻し続け(本当にすまない)、授業中に取ったノートはどこかへいってしまい見直すこともなく、大学時代もGPA1.5程度の留年スレスレ低空飛行。そのくせMMORPGではレベルはカンストし、寝る間も惜しんでギターを弾くような生活を続けてきた。

当然だがこのような為体だと様々なところで支障が出る。特に社会人になってからは「なんとかしないとヤバい」と思い多種多様なツールを試す。タスク管理はTODOIST、Torello、Habitus。情報管理はEvernote、GoogleKeep、Goodnotes…今まで使ったツールはどれも「この機能もうちょっとこうならないかな」と思っているうちに、持ち前のものぐさな性質が顔をのぞかせ使わなくなっていく…。そうしていくうちにまた様々なところで支障が出る。あれ、これはもしかして自分で作れば良いのでは…。

ド偏見だがそのようなユーザーが行き着く先の一つがNotionなのではないかと思う。

もちろんだが、私のようなユーザーは全体の中の一部だとは思う。とてもキッチリした人がキッチリと使っているケースも見てきた。しかし私のような人間にとってNotionはベストなツールの一つであることは疑いようのない事実であるし、同じようなタイプの人間が同じようにNotionに辿り着いた例も周りにある。

あれもだめ、これもだめ、このままじゃまずい、と試行錯誤を重ねて、どのツールも自分のニーズを完璧に満たすものがないから自分で作っちゃえ!となってNotionを使い始めた人は多いのではないだろうか?

Noitonユーザーのコミュニティ

X(旧Twitter)でNoitonについて情報発信をしている方々をフォローしてみて気がついたことがある。
それは圧倒的なGIVERの多さだ。
具体的なユースケースを示してくれたり、テンプレートを配布してくれたり。初学者からしたらありがたいことだらけだ。
配布されてるテンプレートを自分で作り直してみるだけで、大抵のことはできるようになっていると思う。
ツールについて知見を持った人たちが自分のナレッジを抱え込まずに共有してくれる環境は率直に言って素晴らしいと思う。
Notionユーザーは適当にXで検索をかけて何人かフォローしてみるといいと思うし、何か情報発信してみてもいいと思う。

なぜNotionか?

Notionはカスタマイズ性が圧倒的に高い、と言いたいところだが実はNotionはカスタマイズ性が高いようで低い。ここが重要だ。
Noionを聞いたことはあるが使ったことはない人は漠然と「なんでもできる魔法のツールだ!」と思っているかもしれないが、実はできないことがまあまあある。
もしNotionで動物将棋を作れるくらいの技術力があればできないことはほぼないかもしれないが、私を含めた一般的なユーザーが使っていると「あ、これできないのかー」と思う瞬間があると思う。
ただし、よく考えるとNotionで「できないこと」はそもそも「やる必要がないこと」だったり、「他の手段で代替できること」である可能性が高いと感じる。
それを考慮したうえで、できることのバランスがちょうど良いと感じる。
もちろん本当に必要な機能は随時アップデートされてできるようになっていく。
ツールの成長過程を楽しめるのもNotionの良いところだ。

自分で作ったものが使える・使ってもらえる

前述した通り様々なツールを使ってきた私だが、結局は開かなくなってしまうことが多かった。
開くべきタイミングで一度開かなければ最後、自分の中で何かがプッツンと切れたようにアプリを開くのがめんどくさくなり、そのアプリは数ヶ月後にGoogle Pixelから「最近使ってないみたいやからいろんな権限削除しといたで〜」と言われる始末である。
だが、私がNotionを使い始めてからはこの現象は発生していない。
もちろんこれにはサンクコスト効果が大きく働いている。だって一生懸命作ったんだもん。不具合さえ可愛いなあ、直してやるよという気持ちになる。
ましてや、人に使ってもらって「使いやすかったよ!」とでもいってもらった日には自分の子供が学校から賞状をもらって帰ってきたような気分にさえなる。

Notionを使う上で気をつけること

さて、今までベタ褒めしてきたNotionだが、もちろん使用していく上で気をつけた方がいいこともある。
それは目的と手段を間違えないことだ。
Notionのようなツールは例えば「習慣を管理したい」や「さまざまなメモを一元管理したい」というような目的を達成するためのものでしかない。
完璧に習慣をトラッキングでき、達成率を表示して、できなかったことに対して理由や改善点を記入するテンプレートを作成したことろで、実際に習慣化できているかは別問題だし、大抵このような大作を作った時には完成した満足感で運用しなくなることが多い
確かに、関数を駆使して意図した情報を自動で表示させることは楽しい。正直めちゃくちゃ楽しい。しかし、恐らくあなたの目的はNotionの関数機能をマスターすることではない。なんのために使うのかということを頭の片隅に置き、実際に運用できるのか、ということを考えてページを作る必要がある。
自分で運用できるのか考えてもわからないときは、人に見てもらうのも手だ。
友人にみてもらってもいいと思うし、なんなら私も壁打ち相手になる。
あなたが作っているページは往々にして機能的にToo muchなのだ。

締め

Notionは普通の人が10なら私のような-10の人間が11になるための、言わばポンコツ人間が真人間+αになるためのツールだと思う。使いこなしてはやく11になりたい。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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