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決算発表とその裏側で(後編)

こんにちは。
グラッドキューブ(証券コード:9561)IR担当の財部(たからべ)です。
前回の前編ではSaaS事業の成長戦略までをご説明させていただきました。続編としてマーケティングソリューション事業、SPAIA事業についてご説明しますので最後までお読みいただけると嬉しいです。

決算に関する資料のリンクはこちらにまとめております。
決算短信
決算補足説明資料
書き起こしレポート
決算説明動画

マーケティングソリューション事業 広告取扱高

広告取扱高(媒体費)(19ページ)

当社は上場前から新収益認識基準を適用しております。広告代理店ビジネスでは20%前後の手数料が主な収益になりますが、取扱高(広告媒体費)もわかるよう掲示しました。こちらも2022年12月期の第1四半期に特別な売上が発生したため突出していますが、右肩上がりに推移しているのをご理解いただけるかと思います。

マーケティングソリューション事業 今後の成長戦略

マーケティングソリューション事業 今後の成長戦略(20ページ)

マーケティングソリューション事業の今後の成⻑戦略です。重要となるのが当社の強みでもある、SaaS事業とマーケティングソリューション事業のシナジー効果を伸ばしていくことです。主要KPIとして四半期ごとの平均クロスセル売上比率を開示していますが、個人的にはまだまだ低い、もっと伸ばせると考えております。決算説明で代表の金島も申し上げたとおり、50%以上にもっていけるよう尽力してまいります。

SPAIA事業 今後の成長戦略

SPAIA事業 今後の成長戦略(23ページ)

SPAIA事業はまだ投資を継続しています。KPIの会員数に関しては、有料会員の呼び戻し施策は継続的に行っておりますが本格的な競馬シーズンが開始してから回復傾向を見込めると考えています。その傾向として2022年度には30%以上あった解約率を10%前後にまで減らすことができました。様々なテストを繰り返したことで解約率を減らし、既存会員の満⾜度を⾼めることができています。解約率が5パーセントを下回るこ とを⽬標にしつつ、1つ⽬は無料会員様の有料転換、2つ⽬は新規の無料登録を増やすこ と、そして3つ⽬に既存顧客の継続率を⾼めることに注⼒してまいります。

成長戦略のひとつとして、現在のSPAIA競馬と異なるあらたな競馬予想アプリを開発することです。シンプルな予想アプリを開発し提供していくことで、より幅広いユーザーに愉しんでいただきたいと願っています。その他、新聞社やメディアに提供している一球速報ウィジェットの拡販を見込んでおります。

経営資源 従業員数の推移

経営資源 従業員数の推移(26ページ)

2023年12月期の事業計画及び成長可能性に関する資料でご説明しましたが、合計46名の新規採⽤を今期の⽬標にしています。3月末時点ですでに28名の⼊社が内定していて、この内定者のうち、11名がすでに⼊社しました!残りの17名は内定の受託をしていた だいており、今後⼊社を予定しております。引き続き、採⽤費を抑制しながら積極的に採⽤を⾏ってまいります。


以上が2023年12月期第1四半期決算発表のご説明です。前編でご説明したとおり、経営企画部で開示資料を作成していますが、同時並行して決算説明動画の収録準備や面談、セミナーのアレンジ、プレスリリース作成など多岐にわたって準備しています。発展途上ではありますが、これからもよりよいIRができるよう努力いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします!

(ご留意事項)
前編および後編の記事は、情報提供を目的としており有価証券の販売の勧誘や購入を勧めるものではございません。