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FinCity.Tokyoがトランジションファイナンスをテーマにしたウェビナーを開催します!

FinCity.Tokyo(一般社団法人東京国際金融機構)では、12月7日(水)に「トランジションファイナンス」をテーマにしたウェビナー「Tokyo: Accelerating the Momentum for Transition Finance」を開催します!

トランジションファイナンスとは?

気候変動への対策を検討している企業が、脱炭素社会の実現に向けて、長期的な戦略に則った温室効果ガス削減の取組を行っている場合に、その取組を支援することを目的とした金融手法をいう。

「国際金融都市・東京」構想 2.0 (参考)用語解説 より

現時点では、どうしてもCO2などの温室効果ガスの大量排出を伴う産業があります。たとえば、鉄鋼、化学、電力などの産業ですが、そういった産業の関連企業にとっては、今すぐに温室効果ガスの排出量をゼロにするのは極めて難しい課題です。そこで、そういった産業がどのように温室効果ガスを削減していくのか、長期的な計画を策定してもらった上で脱炭素化に向けた設備投資や技術開発などに対して金融の力を使って支援するのが「トランジションファイナンス」です。
「脱炭素化社会」は地球規模で目指すべき将来像であり、多額な資金供給が必要なこの「トランジションファイナンス」への注目が一層高まっています。

例えば、現在、日本の企業等はすでに20億米ドル以上のトランジションボンド(移行債)を発行しています。日本は経済全体の炭素依存度が高いアジアとサプライチェーンを通じて密接な結びつきがあり、世界におけるトランジションファイナンスの領域で存在感を高めつつあります。

登壇者の皆さん

今回のウェビナーはパネルディスカッション方式で行われ、FinCity.Tokyoから主任研究員の井上哲也さん、三菱UFJフィナンシャル・グループから経営企画部渉外室長の石川知弘さんAmundi Asset ManagementからHead of ESG Development & Advocacy, Special OperationsのTimothée Jaulinさんに登壇していただきます。日本、それからヨーロッパの大手金融機関で第一線で活躍される有識者の方をお招きして、アジアの企業や投資家にとってトランジションファイナンスが何を意味するのか、この新しい手段が将来どのように進化する可能性があるかを分析・議論していきます。

事前申込をお忘れなく!

通訳無しの英語で行われますが、事前登録していただければどなたでも無料で御視聴いただけます。開催は日本時間の12月7日(水)18:00~19:00です。皆様のお申込みをお待ちしております!