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無難と欲しさの両立について。

 プレゼントもらい上手がいる、という話を以前に書いたけれど、プレゼントあげ上手も、もちろんいる。

 たとえば関係性が家族とか恋人とかなら、欲しい物のリサーチや趣味嗜好の把握が割と簡単だし、予算も比較的割ける。
 問題はそこじゃなくて、たとえば「会社の人の送別のプレゼント」とか「複数人が参加するパーティーで誰にあたるかわからない状況で交換するプレゼント」みたいな、無難さと絶妙な欲しさ加減とが両立しなければいけないプレゼントだ。

 所謂“無難なプレゼント”があるだろう。
 女性ならハンドクリームとか入浴剤とか。男性なら…なんでしょうか。もうそういうのが浮かばないくらいにはあげていない。そういうのって、社会人スキルを試されているような感じがするし、その人にとってマイナスではないはずなんだけれど自分を試されている感じで震えが止まらなくなるよね…

 思えば、そういうのが求められる場面が多い。

 人の家に何かお土産を持っていくとかもそうですよね。あとは結婚祝いの相場とか。「みんなが通る道のことなのに、みんながなんとなくこなして過ぎていくもの」って、あるじゃないですか。もうすこし形式化して簡略化したいよね!!
 結婚式は北海道だと会費制だから服装や髪形に気を遣えばいい話だけれど(これはこれでひと悶着ある)、結婚祝いって、相場も内容もあげるタイミングで渡す品も考えなきゃいけないでしょ。あんまり重い物持たせられないなーとか。

 小学生の時みたいに、500円までと決まっていたり、好きなキャラクターのグッズをあげたり、可愛い文房具をあげればオッケー!とか、最高ですよね!!今でもかわいい文房具が欲しいし好きなキャラクターのグッズが欲しい!

 友達と「昔は友だちと文房具をプレゼント交換したよねー」という話から、今はプレゼント交換って悩むよねと私がぼやいたら、その友達が「女性同士のプレゼントなら高いストッキングをあげる。結婚式に出るという話をしていたらキラキラしてるやつにするとか。」と話していて、私渾身の「それいい!!!!」が出ました。それだ!!!!!!!!

 …と思ったけれど、別にストッキングをあげるタイミングもなく今に至ります。

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