13-手に負えない大惨事

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概要:

中西部に住む母親が、なぜ医療の専門家はトランジションの真実を伝えないのか問う。
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私は中西部に住む母親です。現在21歳になる私の娘は、この5年間、自分はゲイの男性だと信じています。子ども時代を通して、これは私が決めさせることはできないものですが、娘は大体において性別役割分担に馴染んでいました。また、自分の性別についてストレスを感じていた様子もありませんでした。

状況が一変したのは娘が16歳の時です。娘から、ネットで男になれると知るまで違和感を感じたことがなかったと知らされました。男になれると信じるようになってから、娘は女であることにぞんざいになり、「男のほうが尊敬される」と言いました。これについては私も異論はありません。確かにそうです。ですが女性であることから逃避するのは、心の奥底で密かに自分は男だと感じるのとは違います。

娘は昔から男性に惹かれたので、今自分が男であるからには、おそらくゲイの男性なのだろうと考えています。私は娘に、あなたはゲイの男性から見て魅力的と思えるタイプの身体をしていないよと説明してみましたが、効果はありませんでした。

娘は学校のシステムでは孤立していたかもしれないと理解しています。ですがインターネットでは、一生出会うこともないようなインフルエンサーの考えに、いとも簡単に接触することができます。娘は学校の人気者タイプではありません。変わった子です。人との接し方がどこか違うのです。20%ほどの女性に自閉症傾向があると知ってから、娘は自閉症スペクトラムに当てはまるのではないかと考えるようになりました。スペクトラムに当てはまる子どもは特に無防備に、性別を変えれば全てうまくいくと信じ込みます。トランスの男の子として、娘はついに高校で目立つ存在になり、近所の友だちにも応援されています。

私が理解できないのは、なぜ娘に、本当は男性にはなれないんだよと話してくれる医者がほとんどいないのかです。性別移行治療について調べれば、薬物投与と手術でできるのはただの美容整形で、異性の副次的な性的特徴を模倣するだけだと分かります。

「性」という言葉は私たちの生殖機能を指しています。人は卵を作る方か、または精子を作る方かのどちらかです。インターセックスの人たちでさえどちらかに分類されます。ただ他の人よりそれが分かりやすくないだけです。

もう1つ理解できないのが、一生副作用と付き合うことになってしまう性別移行治療を望むのはよくないと言ってくれる医者がなぜほとんどいないのかです。

娘を担当した女性の小児科医は、娘の旅を支えたいと言いました。大量のテストステロンを摂取し、胸をサラシで押さえつけ、必要もない胸や子宮の除去手術を行い、下腕の肉からペニスのようなものを作る。これは旅などではなく、自己破壊です。どうにも手に負えない大惨事です。

ある医療の専門家は、理学療法士でしたが、娘に胸を締め付けるのはよくないとアドバイスしました。出るべきところを押さえつけるのは後々問題が起こるということです。私はその理学療法士にキスしたい気分でした。

私たちの社会は今ここまで来てしまっています。良識的な発言をする医療専門家が極めて稀になってしまいました。いつか、処方箋を書き手術を行って子どもたちを傷つけた専門家たちが法廷で処罰されることを待ち望んでいます。願わくは、裁判長もこの問題を理解できない人ではないと良いのですが。医師たちはこの破滅的な事態を止めることができたはずなのです。

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