18-馴染めない男の子

URL:

https://open.spotify.com/episode/7Jzq4L4ltVkZSVAdUTcEJK?si=5551ea2c5d2a4e4c

概要:

イギリス在住の母親。家族から離れていった息子が、自分の居場所を求めて面影がなくなるほど変わってしまった経緯を語る
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私はイギリスに住む母親です。残念なことに、多くの愛すべきご両親と同じように、私の19歳の息子はもう家族と会いたがりません。息子は私の一番の友だちでした。私たちはいつもとてもよく気が合ったものですが、最近の息子は見分けもつかないほど変わってしまいました。

5年半前、私のかわいい、愛する、賢い息子が、自分は実はトランスジェンダーだと宣言しました。小さい頃、息子は建築家ボブや機関車トーマス、ポケモンが好きでしたが、弟たちに台所で人形を使って遊ぼうとせがまれても嫌がっていました。息子は弟たちが大好きで、何時間も庭で一緒に、冬には雪合戦、夏にはミニカーで競争して遊んでいました。息子はすらりとした小さい子でした。

トランスジェンダー宣言の3ヶ月前、息子は学校のケーススタディで学校の他の子と馴染めない小さな男の子のことを習いました。その小さな男の子はインターネットの記事で、ある有名人がノンバイナリーであると読み、インターネットで調べて自分もノンバイナリーだったと気づきました。

うちの息子はいつもちょっと変わった子でした。ぎこちないと言ってもいいかもしれません。長いポロシャツは嫌いで、それでもつい一緒に買ってあげてしまいましたが。ニットの服が大嫌いで、特におばが毎年クリスマスに買ってくれるちくちく痒いセーターが嫌いでした。どの○○も~(聞き取り不能)

小学校の時友だちはたくさんいましたが、私は○○(聞き取り不能)の先生に、息子は大丈夫ですかと尋ねてみたことを覚えています。その先生は、息子さんは大変頭がよく、全く心配はいりませんと答えました。その頃、高機能自閉症なんてものがあることは知りませんでした。

息子がトランスジェンダーだと告げた時、私は息子を抱きしめて、何であっても愛しているよと告げました。それから、服装や名前を変えたい?と尋ねましたが、息子はそれは望みませんでした。それからすぐ、息子は私たちにちょっと混乱していた。元に戻したいと言ってきました。私は優しく質問しようとしましたが、息子は完全に閉じこもってしまいました。じっと座って、このことはもう話したがらず、ただ忘れたがっていました。

息子が18歳になる直前、パンデミックのため○○が死にかけていました(聞き取り不能) 私達家族は、なるべく活動的でいようとしました。散歩にでかけたり、庭で長時間過ごして。ですが息子は自分の部屋から出ることを拒否しました。毎回私が家族で散歩に行こうと説得に行くのですが、息子は断りました。

息子は服を着たまま寝ていました。着替えるときは、暑いのにパーカーを選んでいました。そして多分アニメを見ていました。議論を始めたがるようになり、ある日、女の子になりたい、18歳になったらすぐにホルモン投与を始めると宣言しました。

その時から息子は私たちと口をききません。その代わりに、息子は元大学講師や友人たちに、私たちが虐待的だと話します。私たち家族にとって、これは大変なショックでした。トラウマになったと言っても過言ではありません。私は新しい追跡ツールをインストールして、息子の閲覧したウェブサイトを確認しました。そして、息子が一晩中、Redditと呼ばれるウェブサイトで知らない人と会話していることを知りました。私は息子に、ホルモンや副作用や手術の長期的なリスクについて話そうとしましたが、異なる意見はなんでも批判され、受け付けられませんでした。

息子は増加するデトランジショナーの数も気にかけませんでした。「後悔するのはたった1%だから」と言います。私が見た研究論文はトランスフォーブかターフによるものと見なされました。息子の使う言葉は完全に変わりました。まるで台本を読んでいるようです。息子は政治問題に取り憑かれ、現行政府への不信をあらわにしました。まるで息子がどこかで教え込まれたように思えました。

私はRedditを調べ、未成年者や若い人たちが集まって同じことをしているsubRedditを見つけました。彼らはみんな政治問題とアニメに夢中でした。そしてまた、そこには新しいアイデンティティをサポートしようとしない親と絶縁する極端なカルチャーがありました。

息子の精神状態はトランス宣言から悪化しました。怠そうな目つきをして、感情が全く見えません。私たちは新しいアイデンティティをサポートしないのではありません。ただ、リスクのある投薬や手術をとても心配しているだけです。生殖能力や性的機能を失い、身体の変化への拒絶反応もあるでしょう。親がこうしたこと全てを怖れるのは理不尽なことではありません。私たちは何があってもあの子を愛していると伝えました。それでも息子は出ていきました。インターネットと友だちと学校が、あの子を私たちと対立させたのです。息子は家族とクリスマスを一緒に過ごし、プレゼントを開けたり、弟たちがプレゼントを開けるの見ようと思いません。家族の誰とも会いたがらず、母親として胸が張り裂けそうです。

家を出るまでの嵐のような時期もありましたが、私たち家族は息子がいなくなって寂しく思っています。私たちの知る、以前の息子に会いたい。家族の一部が欠けているのは母親として耐え難く、そして悲しいことに、これは私たちだけに起こっていることではないのです。

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