07-自分の身体が嫌い? 君は間違いなくトランスジェンダー

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概要:

カリフォルニア州に住む両親が、ネット上とリアルのインフルエンサーと、同じ体験を共有する子どもたちのクラスターについて語る。
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こんにちは。私の名前はエイヴリー、夫の名はスコットです。私たちの家族に起こったことを皆さんにお話ししたいと思います。私たちには16歳の娘がいます。幸福な、環境によく適応した子でした。沢山の友だちがいて、いつも自分のことでは慎重な様子でした。口に出して言ったことはありませんが、男の子ではなく女の子が好きなのは見てわかりました。

8年生の時に大きな手術のため休学することになったのと前後して、私たちは学校の性教育の時間にトランスジェンダーの人物が来て、周囲に馴染めないなら、もしかしたらあなたはトランスジェンダーなのかもしれないと話したことを知りました。男の子が好きじゃない? 女の子が好きじゃない? もしかしたらあなたはトランスジェンダーかもしれない。自分の体が好きじゃない? それなら間違いなくトランスジェンダーだよと。

それから間もなく、娘は大きな手術を受けました。家に戻ってから療養のために4週間ベッドで過ごし、長時間インターネットにアクセスしていました。私たちはその当時、インターネット上に大勢のインフルエンサー、トランスのインフルエンサーが溢れていて、子どもたちに、トランスジェンダーであることを両親や友だちに話すにはこうするんだよと言い聞かせていることに気付きませんでした。子ども向けの台本のようなものがあり、
「間違った身体で生まれた」
「この体をやめないと自殺するかもしれない」
「誰か(専門家)に会いたいからすぐに連れて行って」
などと告げるように書いてあります。短くまとめると、このような内容です。

高校の卒業式から数日後、どこから見ても女の子のうちの娘が自分はノンバイナリーだと告げてきました。私たちはそれがどういう意味なのかよく分かりませんでしたが、2ヶ月後に娘が、自分は実は男で間違った身体に生まれてきた、自殺するかもしれないと言ってきたので、それどころではなくなりました。

それから私たちは娘を精神科に連れていきました。診察にかかったのは15分ほどでした。その精神科医は娘の前で私に向かって、娘を小児科に連れて行くようにと言いました。そこでおそらくホルモン投与を始めることになるでしょう。それからすぐ胸の切除手術も受けるでしょうと。

私が質問するとその女性医師は非常に動揺し、もしこの治療をやりたくないと言うなら、あなたとご主人がお子さんを愛していないのは明らかです。娘さんを失うことになるかもしれませんよと言いました。私たちは震え上がりました。他のセラピストにも相談してみましたが、そこでも同じことを言われました。その後、私たちは同様の経験を共有している知見ある親の会を見つけました。娘は社会的には男性として生活するようになり、ホルモン投与と手術も受けたいと主張しました。

この時期、私たちは大量の資料を読み漁り、子どもに「この方向に進め」と指図する流行が現実にあることに気付きました。もしかしたらその子は同性が好きなのかもしれない。もしかしたら、ただ馴染めないだけなのかもしれない。

交流のある友人や他の家庭を見回すと、17人の子どもたちが同じ発言をしていました。そしてまた、学校とインターネットがこの方向に子どもたちを強力にプッシュしているのだとわかりました。病院も、ジェンダークリニックを作ろうとプッシュしています。まだよく分からないこともありますが、ともかく私たちは、他にもとても多くの家庭が同じことを経験し、自分たちはそのほんの一角であることは理解できました。

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