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宇多田ヒカル「Science fiction tour」の感想(2024/07/25)

昨日2024年7月25日木曜日、待ちに待った宇多田ヒカルさんのライブに行ってきました。
6年ぶりのツアーは競争率も高く、行きたくても行けない人が多いようでした。
細かな感想はブログにて書きますが、行ってきた感想を簡単にnoteにも綴っておきます。

※この記事にはネタバレを含む内容があるため注意してください。

幸せすぎる時間

前回のツアーから約6年ぶりの今回はベストアルバムScience fictionをテーマにしています。そのためこれまでのヒット曲を中心にリメイクされたような内容でした。
だいたい開演前の会場にはBGMが、流れていますがなぜかこのツアーではぶぉーん。という重低音がずっと鳴ってるだけでした。開演時間になるとその音が徐々に大きくやる徐々に暗転。
その後ピアノの音とリンクした照明の演出、光の中から宇多田ヒカルさんが登場。time will tell…。デビュー曲を1曲目に持ってくるのは最高です。
2曲目には僕も馴染み深いLetters…とにかく全ての曲が今聴いても全く古くない、懐かしさもないほど新鮮で綺麗でした。

セットリストが神がかってた

セットリストは下記です。とにかく素晴らしい。新旧をこんなに上手に織り交ぜられるのはすごい。どんな好きなアーティストやバンドでもこれは好みじゃなかったかな。と思うことが正直ありますが、今回のセットリストに関しては文句なし。もちろん他にも聞きたい歌はありますが、そうすると5時間とかになっちゃいます。
誰かの願いが叶うころ、COLORSは当時聴いてた時よりも深みを感じて感傷的になりました。

1.time will tell
2.Letters
3.Wait & See ~リスク~
4.In My Room
5.光
6.For You
7.Distance(m-flo remix)
8.traveling
9.First Love
10.Beautiful World
11.COLORS
12.ぼくはくま
13.Keep Tryin’
14.Kiss & Cry
15.誰かの願いが叶うころ
---ここで一旦区切られる---
16.BADモード
17.あなた
18.花束を君に
19.何色でもない花
20.One Last Kiss
21.君に夢中
---アンコール---
22.Electricity
23.Automatic

ライブは観に行った方がいい

生でライブを観たことがないけど気になるアーティストがいるなら観れるうちに見ることをお勧めします。やっぱり生の演奏や、歌声やパフォーマンスは生きるエネルギーになります。
アーティスト側が休止や引退する場合もあるし、自分の体が不自由になることもあります。
まだ行ったことない人は本当に生のパフォーマンスを見ることをお勧めします。

セットリストは人間活動前後で区切られてる

宇多田ヒカルさんは一度人間活動をする理由で活動休止しています。今回のライブでも「誰かの願いが叶うころ」で一旦セクションが区切られています。それ以後は基本的にアンコールを含まず活動再開後の作品になっています。

僕は活動再開後の宇多田ヒカルさんの曲はすべてリアル、に感じます。どれも結構自然体で聞ける曲が多く、「なんかいいよね」「そんなこともあるけど、いいよね」「無理していかなくてもなんかいいじゃん」と、そんな雰囲気、結構肩の力が抜けた曲が多いと思っています。
活動休止前は結構「宇多田ヒカルの作品!!!」という感じですが、活動再開後は私の曲です。というような雰囲気に感じます。かなりニュアンスの話なんですが・・・仮面が取れたような感じ。

「何色でもない花」は特にライブで好きになりました。「私たちの心の中身は誰にも奪えない そんなに守らないでも平気」透明感がある、きれいな歌でした。
なんかちょっとつかれた、ちょっと息抜きしたいとき、まさに活動再開後の歌がどれも日常にしっくりくるんですよね。


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